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自己紹介と連載コラムの内容紹介(2)/三土手 大介

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掲載日:2016.01.26


フィジークオンラインをご覧の皆さんこんにちは、三土手大介です。

前回のコラムでは私の自己紹介でサイクルトレーニング導入で順調に伸びていったところまでお話ししました。しかし、私の身体には徐々に異変が起こり始めていたのです。今回はその異変からスタートです。


椎間板ヘルニア


1997年から1998年にかけて、なんとかトレーニングはこなせているものの、常にトレーニングでは腰が痛い状態で、日常生活の中でも痛みは常に付きまとっていました。

そんな積もり積もった疲労が1998年の8月に一気に出てしまい、5日くらい身動きがとれない状態になってしまいました。

このときは、寝ていても痛い、歩いても痛い、とにかく何をしても腰から左足先まで激痛が走り、唯一取れる姿勢は浅く椅子に腰掛けることだけでした。この状態で5日間過ごしました。

その後、何とか病院に行きMRIで検査したところ椎間板が4つ潰れていて、そのうちの一つは完全に髄核が飛び出ていて神経を圧迫していました。


理想のフォームを求めて


私はこのヘルニアをきっかけに、フォームについて深く考えるようになりました。身体のどこにも負荷を偏らせないで、全てに分散して、なおかつ身体全体を連動させてバーベルを挙げることのできるフォーム。このようなフォームを見つけ出せば理想のフォームに近づけると思い、いろいろなフォームを試し始めました。

自分だけのフォームで理想のフォームを追い求めるのではなく、ジムメンバーのいろいろなタイプのフォームをよく見て、様々な要素を分析しながらフォーム作りの方法やタイプ別のフォームというものが、その時は何の根拠もなかったのですが、だんだん理解できるようになってきました。


フォームの大切さ




だんだんフォームのことが理解できるようになるにしたがって、腰への負担も明らかに減ってきました。そして、1999年の全日本選手権ではアジア人初となるスクワット400kgに成功し、自分の中のフォームも、フォームに対する理論もどんどん進化していきました。

そして、2000年世界男子優勝、2001年ワールドゲームズ優勝と一気に世界のトップに踊り出ることができました。

世界の舞台で戦っていく中でいつも思うことは、世界大会のトップ選手は例外なく、自分の身体の特性を活かした素晴らしいフォームであるということです。馬鹿力だけでは通用しないのです。

正しいフォームで正しいトレーニングを行えば、誰でも今以上に絶対に強くなれるという事を確信した瞬間でもありました。


正しいフォームとは何か?


では、その正しいフォームとは一体なんなのか?一言で正しいフォームといっても漠然としすぎていてよくわかりません。教科書的な綺麗なフォームが正しいフォームなのでしょうか?または、強いトップ選手のフォームが正しいフォームなのでしょうか?

大切な事は「自分にとって正しいフォーム」で行うという事です。人の身体の使い方は一種類ではないのです。

今後この連載コラムの中で詳細に解説していきますが、人の身体の使い方は4種類あります。それをまとめて理論として提唱したのが廣戸聡一氏の「レッシュ理論」です。

「4スタンス理論」と言った方がピンとくる人が多いかもしれません。4スタンス理論はレッシュ理論の中の一部の理論なのです。


今後の連載コラムの内容紹介


今後の連載コラムの内容としては、レッシュ理論の事、トレーニングの事を中心に徹底的に深く掘り下げていき、初心者から上級者まで幅広く参考にできるような内容を書いていきたいと思います。

以下に今後の連載コラムで書くだろう内容をリストアップしておきます。(予定ですので変わることも大いにあります。)

●レッシュ理論とは?
●トレーニング計画について
●スクワットについて
●ベンチプレスについて
●デッドリフトについて
●各種補助種目について
●身体のケアについて
●栄養・サプリメントについて
●各種セミナーやトレーニング関連商品のご紹介
●私の様々な経験談、失敗談など
●スランプ・メンタルトレーニング的な内容など
●etc……。

これら以外にも臨機応変に旬の情報や様々な役立つトレーニング情報を載せていくつもりです。次回からの連載にご期待ください。



次回2月2日(火)掲載「本当に使える身体を作る」とはどういうこと?

セミナーのご案内


ノーリミッツでは定期的に、全国各地で様々なセミナーを随時開催しております。必ず皆様がレベルアップできるヒントや今後に役立つセミナーがあると思いますので是非一度参加してみて下さい。

・自分に合った自然な身体の使い方が分からない
・4スタンス理論について詳しく知りたい
・競技パフォーマンスを向上させたい
・怪我をした場合どのように復帰していくのか
・ウェイトトレーニングをすると身体に痛みが生じる など


↓詳しくはNo Limits公式サイトをご覧ください。

  • 三土手 大介(みどて だいすけ)
    No Limits代表・レッシュマスター級トレーナー
    一般社団法人レッシュ・プロジェクト理事
    1972年8月26日生まれ
    神奈川県横浜市出身
    120kg超級
    4スタンスタイプ「A2」

    <打ち破ってきた限界の数々>
    スクワットで日本人初の400Kgオーバー
    ベンチプレス日本人初の300Kgオーバー
    トータル日本人初の1トンオーバー
    4つの世界タイトル獲得(世界パワーリフティング・世界ベンチプレス・ワールドゲームズ・アーノルドスポーツフェスティバルPRO BENCH)
    全日本パワーリフティング選手権 優勝20回
    全日本ベンチプレス選手権 優勝18回

    <ベスト記録>
    スクワット435kg
    ベンチプレス360kg
    デッドリフト320kg
    トータル1060kg
    ベンチプレス125kg級世界記録322.5kg
    ベンチプレス125kg超級世界記録360kg
    (IPF旧階級絶対重量世界最高記録)
    スクワット、ベンチプレス、トータル
    旧125kg級、旧125kg超級、120超級日本記録保持者

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