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レッシュ理論とは(1)/三土手 大介

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掲載日:2016.02.01


フィジークオンラインをご覧の皆さんこんにちは、三土手大介です。
今回から数回にわたって「レッシュ理論」についてお話ししていきます。


本当に使える身体を作る




本当に使える身体とはどういう事でしょうか?今の時代、どんな競技スポーツを行っている人も補助やとして様々なレーニングを少なからず取り入れている人は大勢います。

しかし、そのほとんどが正しくトレーニングを実践できていないというのが現状ではないでしょうか?

様々なトレーニングを取り入れるときに例えば、ウエイトトレーニングを行うとします。実際にウエイトトレーニングを補強トレーニングとして取り入れている人は大勢いると思います。

ウエイトトレーニングを取り入れて筋肉が大きくなり、ウエイトトレーニングのパワーも増えたのに競技力はアップしない。アップしないどころか逆に競技力が下がってしまうというケースも非常に多いと思います。

また、やり方を大きく間違うと競技力アップのために行っているウエイトトレーニングで怪我をしてしまって、本来の競技すらできないという本末転倒な結果に陥ってしまうこともあります。体幹などのコアトレーニングも同じです。

せっかく競技力アップのために行っているウエイトトレーニングやコアトレーニングなのにその効果を全く感じられない。それはなぜでしょうか?

多くの人はそれらのトレーニングに対する意識をただの「筋トレ」レベルで行っています。筋肉に刺激が入り、「効いた〜」とか「張ってる」という感覚を得て、そして翌日筋肉痛がきて満足してしまっている。このような現象を起こした結果、競技力アップにつながると思ってトレーニングしていることです。

このようなトレーニングを続けていっても競技力はアップしないどころか身体の連動性がどんどん失われて動きにくい身体になってしまう恐れもあります。

大切なのは特定の筋肉に刺激を与えるのではなく、全身の連動性を高めて身体全体をバランス良く鍛えていくことです。それが出来てから細分化です。

私はパワーリフティングという重いバーベルを持ち上げる競技を行っておりますが、パワーリフティングの競技力をアップさせるためでも先ほど言った「筋トレ」では絶対に強くならないという事を身に染みて経験しております。

試合に向けて高重量を持ち上げるトレーニングをしている中で、ただ単に特定の筋肉に効かせるとかその筋肉を肥大させるというトレーニングを織り交ぜると筋力のピークは絶対に来ません。いわゆる使えない身体になってしまうのです。

バーベルを使うことに特化したパワーリフティング競技ですらそのような状況になるのですから、それ以外の競技スポーツにおいて筋肉に効かせたり肥大だけを目的とする「筋トレ」がいかに非効率なトレーニングかという事がお分かり頂けると思います。(ボディビルやフィジークのように筋肉を大きくして形を良くするという事が目的の場合はまた別です。)

ただやみくもにトレーニングを行っても意味がありません。トレーニングをすることによって身体の使い方が上手くなり、身体の連動性が高まり、更に可動域や柔軟性も高まる形で行われてこそ本当のトレーニングだといえます。

そのような本当に使える身体を作るには自分自身の身体のことを正しく理解しなければなりません。そのためには覚えて頂きたい大切なポイントがいくつかあります。



次回2月9日(火)掲載「ヒトの身体の動かし方は4種類存在する」

セミナーのご案内


ノーリミッツでは定期的に、全国各地で様々なセミナーを随時開催しております。必ず皆様がレベルアップできるヒントや今後に役立つセミナーがあると思いますので是非一度参加してみて下さい。

・自分に合った自然な身体の使い方が分からない
・4スタンス理論について詳しく知りたい
・競技パフォーマンスを向上させたい
・怪我をした場合どのように復帰していくのか
・ウェイトトレーニングをすると身体に痛みが生じる など


↓詳しくはNo Limits公式サイトをご覧ください。

  • 三土手 大介(みどて だいすけ)
    No Limits代表・レッシュマスター級トレーナー
    一般社団法人レッシュ・プロジェクト理事
    1972年8月26日生まれ
    神奈川県横浜市出身
    120kg超級
    4スタンスタイプ「A2」

    <打ち破ってきた限界の数々>
    スクワットで日本人初の400Kgオーバー
    ベンチプレス日本人初の300Kgオーバー
    トータル日本人初の1トンオーバー
    4つの世界タイトル獲得(世界パワーリフティング・世界ベンチプレス・ワールドゲームズ・アーノルドスポーツフェスティバルPRO BENCH)
    全日本パワーリフティング選手権 優勝20回
    全日本ベンチプレス選手権 優勝18回

    <ベスト記録>
    スクワット435kg
    ベンチプレス360kg
    デッドリフト320kg
    トータル1060kg
    ベンチプレス125kg級世界記録322.5kg
    ベンチプレス125kg超級世界記録360kg
    (IPF旧階級絶対重量世界最高記録)
    スクワット、ベンチプレス、トータル
    旧125kg級、旧125kg超級、120超級日本記録保持者

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