関節は消耗品だという事を忘れずに!!:後編
掲載日:2019.02.12

昔の自分に会えたら指導したいこと
以上のような感じで一回目の手術の後は私の思った通りの回復をみせて世界記録を樹立することが出来ました。
しかし、肘の状態が悪いことには変わりないですし、この肘の怪我は厄介な事に常に悪化が進んでいく怪我なのです。どう進んでいくかというと尺骨の骨頭の棘がどんどん伸びていくという怪我なのです。
という事で、肘はどんどん痛くなり一回目の手術から1年4ヶ月後の2006年7月に二回目の手術を行いました。
この手術では一回目よりも更に骨を削ってもらい可動域を上げてもらいました。骨をたくさん削るという事はそれだけ関節にぐらつきが出るので、一種の賭けでしたが思ったよりもぐらつきは少なく、リハビリに時間はかかりましたが、この二回目の手術のおかげで私のベンチプレスは更に強くなっていきました。
手術から約一年半後、全日本ベンチプレス大会で当時の絶対重量世界最高記録である360kgの世界新記録を樹立したのは本当に手術のおかげだと思っております。
この二回の手術を経験して学んだことは本当に関節は消耗品だという事、そして、若さと勢いに任せたがむしゃらなトレーニングは将来的に本当に自分を苦しめるという事です。
これはたらればですが、今の私が昔の私に出会って指導することが出来たとしたら、痛みのある状態で無理なトレーニングはしない事。
それと、フォームの基本と言われている先入観にとらわれることなく、自分の感覚をしっかりと磨く事。さらに関節は消耗品だから大切にすること。などを厳しく指導するでしょう。
しかし、若かった頃の私は今の私があらわれても恐らく言う事を聞かなかったと思います(笑)
そのくらいイケイケでやっていたので・・・。反省です。
このコラムを読んでいる皆様には私と同じ過ちはしてほしくないです。今からでも遅くありませんので自分の関節を大切にしてあげましょう。
そして関節に負担のかからないフォームを身に付けましょう。
人の身体はみんな同じではありません。ですので、トップリフターが言っていることが自分に当てはまらない事も多々あります。
また、回復力も人それぞれなので、たくさん行う事が良いことでもありません。自分に適したトレーニング内容を確立することが大切ですし、それは今後どんどんと変わっていくのでそれに対して臨機応変に対応していく姿勢も大切です。もちろんフォームもです。
えっ?三回目の手術はどうだったかって?三回目は2009年8月14日に手術しました。
この時の手術は最後だと決めていたのでガッツリと切開して骨もガッツリと削りました。競技をもう少し続けられることと、日常生活で不便にならない事を先生に伝えて。
三回目の手術からは結局ベンチプレス320kgまでしか戻りませんでしたが、ガッツリ削ったおかげで日常生活ではほぼ痛みなく過ごせている状態です。なので満足です。
ただ、この三回目の手術はガッツリ切ってガッツリ削ったおかげで術後が本当に大変でした。(人生最大の痛みと苦しみでした・・・笑)
そのことはまたそのうちコラムで書きたいと思います。
しかし、肘の状態が悪いことには変わりないですし、この肘の怪我は厄介な事に常に悪化が進んでいく怪我なのです。どう進んでいくかというと尺骨の骨頭の棘がどんどん伸びていくという怪我なのです。
という事で、肘はどんどん痛くなり一回目の手術から1年4ヶ月後の2006年7月に二回目の手術を行いました。
この手術では一回目よりも更に骨を削ってもらい可動域を上げてもらいました。骨をたくさん削るという事はそれだけ関節にぐらつきが出るので、一種の賭けでしたが思ったよりもぐらつきは少なく、リハビリに時間はかかりましたが、この二回目の手術のおかげで私のベンチプレスは更に強くなっていきました。
手術から約一年半後、全日本ベンチプレス大会で当時の絶対重量世界最高記録である360kgの世界新記録を樹立したのは本当に手術のおかげだと思っております。
この二回の手術を経験して学んだことは本当に関節は消耗品だという事、そして、若さと勢いに任せたがむしゃらなトレーニングは将来的に本当に自分を苦しめるという事です。
これはたらればですが、今の私が昔の私に出会って指導することが出来たとしたら、痛みのある状態で無理なトレーニングはしない事。
それと、フォームの基本と言われている先入観にとらわれることなく、自分の感覚をしっかりと磨く事。さらに関節は消耗品だから大切にすること。などを厳しく指導するでしょう。
しかし、若かった頃の私は今の私があらわれても恐らく言う事を聞かなかったと思います(笑)
そのくらいイケイケでやっていたので・・・。反省です。
このコラムを読んでいる皆様には私と同じ過ちはしてほしくないです。今からでも遅くありませんので自分の関節を大切にしてあげましょう。
そして関節に負担のかからないフォームを身に付けましょう。
人の身体はみんな同じではありません。ですので、トップリフターが言っていることが自分に当てはまらない事も多々あります。
また、回復力も人それぞれなので、たくさん行う事が良いことでもありません。自分に適したトレーニング内容を確立することが大切ですし、それは今後どんどんと変わっていくのでそれに対して臨機応変に対応していく姿勢も大切です。もちろんフォームもです。
えっ?三回目の手術はどうだったかって?三回目は2009年8月14日に手術しました。
この時の手術は最後だと決めていたのでガッツリと切開して骨もガッツリと削りました。競技をもう少し続けられることと、日常生活で不便にならない事を先生に伝えて。
三回目の手術からは結局ベンチプレス320kgまでしか戻りませんでしたが、ガッツリ削ったおかげで日常生活ではほぼ痛みなく過ごせている状態です。なので満足です。
ただ、この三回目の手術はガッツリ切ってガッツリ削ったおかげで術後が本当に大変でした。(人生最大の痛みと苦しみでした・・・笑)
そのことはまたそのうちコラムで書きたいと思います。
【ノーリミッツ】究極のスクワット理論DVDと究極のデッドリフト理論DVD 2作同時発売!!

ノーリミッツネットショップから新商品のお知らせです。
今回発売するのは究極シリーズの新ラインナップです。なんと2作同時発売となります。
究極のスクワット理論DVDと究極のデッドリフト理論DVDです!!
ノーリミッツネットショップ大人気商品の究極のベンチプレス理論DVDは皆様ご存知でしょうか?
「究極のベンチプレス理論DVD」
ベンチプレスに関する究極理論を6項目にわけて解説しているものです。こちらは書籍とDVDの両方発売しております。
これで究極シリーズはビッグ3がすべてそろいました。
気になる内容ですが、今回の究極シリーズも究極理論を6項目に分けて解説しております。
このDVDで紹介している究極理論をしっかりと実践していただければ自分にとっての理想のフォームが勝手に作られるようになっております。
そんな究極理論気になりますよね?
ではスクワットから順に究極理論をご紹介します。

スクワットに関する究極理論6項目
究極理論1:身体とシャフトの〇〇〇を出せ
究極理論2:〇〇〇の上に常にシャフトを
究極理論3:〇〇〇にシャフトを上下させる
究極理論4:〇〇〇は常に抜かない
究極理論5:体幹部や腹圧は絶対に〇〇〇しない
究極理論6:動作の流れは〇〇〇

デッドリフトに関する究極理論6項目
究極理論1:〇〇〇始めた所からがフォーム
究極理論2:初動で〇〇〇をブラさず〇〇〇に
究極理論3:〇〇〇は常に〇〇〇を維持する
究極理論4:シャフトの〇〇〇は常に〇〇〇
究極理論5:安定する〇〇〇の場所で引く
究極理論6:〇〇〇しながら降ろしていく
どうでしょうか?えっ?!〇〇〇の部分を教えてほしいと?
出し惜しみするわけではないですがこの〇〇〇の部分はあえて今は伏せております。この〇〇〇の中には皆様が想像しているワードとは全く違うワードが入っていると思います。
その答えは是非DVD本編をご覧になって確認してください。
皆様のスクワットとデッドリフトが確実にレベルアップする内容だと約束します。
もちろん究極理論だけではなく基本の部分もしっかりと網羅しております。これを見ればスクワットとデッドリフトはバッチリと言える内容に仕上げてあります。
是非この機会にスクワットとデッドリフトの究極理論を手に入れてレベルアップしてください。
商品ページはこちらです。
「究極のスクワット理論DVD」
「究極のデッドリフト理論DVD」
どんな内容か気になる!
買おうか迷っているという方へ必見の動画をご紹介します。
女性筋トレYouTuberの「がんばるフィットネスぺーこ」さんが商品レビュー動画を作ってくれました。
【動画はこちら!!】
※動画内のクーポンはフィジークオンラインでは使用できません。
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三土手 大介
No Limits代表・レッシュマスター級トレーナー
一般社団法人レッシュ・プロジェクト理事
1972年8月26日生まれ
神奈川県横浜市出身
120kg超級
4スタンスタイプ「A2」
<打ち破ってきた限界の数々>
スクワットで日本人初の400Kgオーバー
ベンチプレス日本人初の300Kgオーバー
トータル日本人初の1トンオーバー
4つの世界タイトル獲得(世界パワーリフティング・世界ベンチプレス・ワールドゲームズ・アーノルドスポーツフェスティバルPRO BENCH)
全日本パワーリフティング選手権 優勝20回
全日本ベンチプレス選手権 優勝18回
<ベスト記録>
スクワット435kg
ベンチプレス360kg
デッドリフト320kg
トータル1060kg
ベンチプレス125kg級世界記録322.5kg
ベンチプレス125kg超級世界記録360kg
(IPF旧階級絶対重量世界最高記録)
スクワット、ベンチプレス、トータル
旧125kg級、旧125kg超級、120超級日本記録保持者
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