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特別レポート 凱旋セミナー 山岸秀匡

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[ 月刊ボディビルディング 2012年4月号 ]
掲載日:2017.05.11
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IFBBプロボディビルダー山岸秀匡氏が2年ぶりに帰国。わずか一週間の滞在期間中に東京、名古屋、神戸、広島の4か所で凱旋セミナーが開かれた。

その第一弾は1月14日(土)、東京・四谷にあるミッドブレス四ッ谷を会場にして行なわれた。セミナー開始は午後6時半からだったが、30分以上も前から参加者はどんな話が聞けるだろうかと、期待に胸ふくらませたような表情で続々と集まって来た。

午後6時前からサイン会が始まった。参加者は山岸プロ関連グッズを買い求め、それにサインしてもらうのだが山岸プロはにこやかな表情で一人ひとりに声をかけて握手をしたりとていねいに応対していた。
セミナー開催前のサイン会でファンと気軽に談笑をする山岸選手

セミナー開催前のサイン会でファンと気軽に談笑をする山岸選手

定刻となり、主催者を代表して水戸川剛氏が「山岸プロにはミッドブレスのアドバイザーを務めていただいていますが、とても律儀な男です。これからも数々の記録をつくってくれることと思います。今日はここだけしか聞けない話を堪能してください」と挨拶。それを受けて山岸プロは「今日の私があるのは、ミッドブレスさんがあったからであり、とても感謝しています。これからも期待に応えられるようがんばります」と述べた。
会場は60名ほどのファンで満員となった。司会は堺部氏

会場は60名ほどのファンで満員となった。司会は堺部氏

司会進行は、ミッドブレスのアシスタントヘッドトレーナーの堺部元行氏。堺部氏の質問に山岸プロが答えるトーク形式で進んで行く。一日のスケジュール、食事内容、トレーニングルーティーンなどが話題となった。日本人に適した食事の摂り方やどうすれば効果的に筋肉に刺激を与えられるかが、山岸プロの経験に基づいて分かりやすく話されて、明日からすぐに活かすことのできるものだった。みなさんうなずきながら納得のいく表情をしていた。
オフながらも上半身を脱いでファンサービスをする

オフながらも上半身を脱いでファンサービスをする

セミナー終了後は、参加者一人ひとりが山岸プロとのツーショット撮影会。最後は山岸プロが上半身裸となり、極太の腕や広がりのある背中を披露すると、周りから「おおーっ」という歓声。これぞプロ、これぞオリンピアファイナリストの肉体美を間近で見ることができて興奮さめやらぬ雰囲気のまま幕を閉じた。
(了)
  • 山岸 秀匡 (やまぎし ひでただ)
    IFBB Professional Bodybuilder
    誕生日:1973年6月30日

    <主な戦績>
    2016年 IFBBアーノルドクラシック 優勝
    2015年 IFBBミスター・オリンピア212 3位
    2014年 IFBBミスター・オリンピア212 4位
    2014年 IFBBタンパプロ212 1位
    2013年 IFBBアーノルドクラシック 5位
    2012年 IFBBミスター・オリンピア 15位
    2011年 IFBBミスター・オリンピア 10位
    2010年 IFBBミスター・オリンピア 10位
    2010年 EUROPA SHOW OF CHAMPIONS - ORLAND 優勝
    2009年 IFBBミスター・オリンピア 9位
    2009年 Atlantic City Pro 2位
    2008年 Atlantic City Pro 8位
    2007年 IFBBミスター・オリンピア 13位
    2007年 IFBBオーストラリア・プロ 5位
    2007年 アーノルドクラシック大会 招待選手として出場
    2007年 IFBBサンフランシスコ・サクラメント・プロ 3位
    2007年 Atlantic City Pro 9位
    2007年 IFBBアイアンマン・プロ 7位
    2006年 IFBBオランダ・グランプリ 4位
    2006年 IFBBルーマニア・グランプリ 6位
    2006年 IFBBオーストリアメンズプロ・グランプリ 12位
    2006年 IFBBスペイン・サンタスザンナ・プロ 出場
    2006年 IFBBサンフランシスコ・プロ・インヴィテイショナル 11位(プロ転向後初の入賞)
    2002年 IFBBミスター・ユニバース(ウェルター級)10位
    2002年 男子日本ボディビル選手権 3位
    2001年 男子日本ボディビル選手権 2位
    2001年 IFBBミスター・アジア80kg以下級(ライト・ミドル級)優勝
    2000年 IFBBミスター・ユニバース(ウェルター級)6位
    2000年 男子日本ボディビル選手権(ミスター日本)3位
    1999年 IFBBミスター・アジア(ライト・ミドル級)4位
    1998年 ジャパン・オープン選手権(ミドル級)優勝

レポート:
本誌編集部・イト
[ 月刊ボディビルディング 2012年4月号 ]

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