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2013 年地方優勝者プロファイル①
埼玉選手権優勝
藤川達司

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[ 月刊ボディビルディング 2014年8月号 ]
掲載日:2017.09.13
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ふじかわ・たつし/ 1967 年11 月21 日生まれ/A型/職業:インストラクター(体育館)/身長172cm、体重70 ~ 68kg(オン)・85kg(オフ)/トレーニング歴:8年/独身/趣味:旅行/所属:ゴールドジム大宮/コンテスト歴:2013 年埼玉選手権オーバーオール優勝、東日本マスターズ40 歳以上3位
―――まずは、トレーニングを始めた年とそのきっかけを教えてください。
藤川 高校の時に自転車競技をするために7㎏の鉄アレイを買ってきて全身を毎日鍛えていました。また、腕立て、腹筋、ヒンズースクワット1000回をノルマでやっていました。その後、7㎏の鉄アレイでは物足りなくなってきたのでダンベルセットを購入し、またプロティンパウダーも買って飲んでいました。そのおかげで2年間で15㎏も体重が増えました。

―――トレーニングを始めた頃のトレーニング方法はどのようなものでしたか?また、そのトレーニングは誰に教わりましたか?
藤川 自転車部の先輩に教えてもらいました。基本ベンチプレス、スクワット、カール等です。またローラー台というものがあって、それに毎日乗っていました。

―――トレーニングを始めた頃の食事はどのようなものでしたか?また食事において何に重点をおいていましたか?
藤川 本格的にトレーニングを始めたのは大学に入ってからで、その頃はまた60㎏に痩せてしまいました。食事はタンパク質中心で、ケンタイのプロティンを飲んでいました。極真空手に入門し、ボディビルと同時にやっていました。大学のボディビル大会では須江正尋選手や内藤格選手が活躍していた頃です。

―――初期のトレーニング方法をいつ頃変えましたか? また、変えたきっかけは何ですか?
藤川 就職をしてからは一時トレーニングから離れていました。2006年に大宮にゴールドジムができてすぐに入会しました。週4回で胸・二頭、脚、背中・三頭、肩だったと思います。仕事がシフト制で遅番が多かったため、仕事の前にトレーニングしていました。

―――初めて出場した大会はいつですか? また、そのときの調整方法はどういったやり方でしたか?
藤川 昨年の大会が初めての大会でした。ゴールドジムでは毎年体脂肪キャンペーンをやっていたのでそれに参加し、100㎏あった体重を4ヶ月で75㎏まで落とし、全国のゴールドジムで8位に入りました。そして、誰からとなく「大会に出てみれば」と言われ、この体重ならば頑張ればできるかとも自分で思い、トレーナーや先輩ボディビルダーからいろいろと教えてもらいました。まずジャンクフードを食べないことから気をつけ、夕食も炭水化物を食べないようにしました。もし食べたくなったら朝か昼に食べたいものを食べていました。減量中でも止められなかったのが大福でした。毎日5個は食べていました。それでも痩せましたね。

―――昨年優勝された大会へ向けてのトレーニング方法は、過去のものと比べて何か変わっていますか?
藤川 何しろ初めての大会出場でしたので、ほとんどが我流でした。まずセット数を増やし、発達が遅れているところ(背中と脚)を中心にトレーニングしました。また、常にサウナスーツを着てトレーニングしていました。有酸素運動は毎日やりました。本当にこんな方法でよく痩せたなと思っています。結果75㎏から67.5㎏まで落ちました。

―――昨年のオフとオンの食事は、どのように変わりましたか?
藤川 基本的にオフもオンも変わらない食事でした。朝はオートミール、リンゴ、納豆、豆腐、大福2個。昼はバナナ2本と大福、いも100g。夜はサラダとササミもしくは鶏の胸肉でした。チートデイは恐かったので設けませんでした。

―――サプリメントは何を摂っていますか?
藤川 大会に向けてプロティン、総合アミノ酸、BCAA、グルタミン、ビタミン、クレアチン、ファットバーナーです。クレアチンは最後まで摂っていましたが、絞れましたね。あとはNO系のサプリメントも摂っていました。食事よりもサプリメントの方が多く摂っていました。

―――現在のトレーニング方法(分割と頻度、種目数など)と、現在重点を置いている部位がありましたら、その理由とともにお願いします。
藤川 現在は日:脚、月:胸、火:腕、水:背中、木:ハム・臀部・カーフ、金:腕、土:肩、とほぼ毎日やっています。腹筋は1日おきです。各部位6〜7種目、腕は3〜4種目行います。

―――今後の目標をお願いします。
藤川 昨年埼玉のオーバーオールを獲りましたので、今後は出ていない大会および日本クラス別等の大きな大会に出られるようにさらなるバルクアップを目指します。昨年日本選手権に出場し改めて一回り以上大きくならないといけないと思っています。
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[ 月刊ボディビルディング 2014年8月号 ]

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