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東京パワーリフティング選手権大会

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[ 月刊ボディビルディング 1973年1月号 ]
掲載日:2017.10.02
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ミドル・ヘビー級の井上が日本最高記録

 東京ボディビル協会主催の第3回東京パワーリフティング選手権大会は、11月5日墨田区立体育館において行われた。27名の参加選手は小雨の降る肌寒い天候にもかかわらず、終始気合いの入った試技を行なった。その結果ミドル・ヘビー級の井上操選手がトータルで日本記録を27.5kg上まわる650㎏をマークしたのをはじめ、バンタム級の因幡、ライト級の関、ミドル級の出川選手等の活躍が目立った。
 各級の順位と記録は次の通り。バンタム級● 1位・因幡英昭(ベンチ・プレス112.5㎏、スクワット195㎏、デッド・リフト205㎏、トータル512.5㎏)、2位・羽田久(117.5、165、165、447.5)3位・渡部春治(97.5、135、180、412.5) フェザー級● 1位・今野功(115、160、195、470)、2位・照井進(135、140、180、455)、3位・河辺啓一(120、140、175、435) ライト級● 1位・関二三男(135、180、205、520)、2位・小野寺秀男(115、167.5、202.5、485)、3位・住田和久(90、160、185、435) ミドル級● 1位・出川昇(180、200、230、610)、2位・渡辺信和(145、170、200、515)、3位・後藤勝一(137.5、172.5、200、510) ライト・ヘビー級● 1位・加古川一海(150、225、220、595)、2位・峰猛則(140、190、200、530)、3位・君塚静男(127.5、190、200、517.5) ミドル・ヘビー級● 1位・井上操(160、235、255、650)、2位・荒井吉宗(130、170、190、490)
写真は、ミドル・ヘビー級の井上選手が自己の持つ日本記録を5㎏上まわる255㎏のデッド・リフトに成功した瞬間。
[ 月刊ボディビルディング 1973年1月号 ]

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