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POSINGCLINIC ポージング・クリニック 大石秀夫選手のポージング 批評●窪田登

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[ 月刊ボディビルディング 1973年2月号 ]
掲載日:2017.10.03
写真 1

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大石君はこれからのビルダーである。したがって、まだバルク、デフィニションともに不足であるとしても、それはいたし方あるまい。ポーズとしては一応成功しているといってよかろう。
写真 2

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この写真は右腕と左前腕部ばかりが強調され過ぎていて、胸の部分がぼやけているので、全体としては非常に迫力に欠けるものとなっている。ライティングをもっと考えるべきではなかったのではないだろうか。
写真 3

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上体と下体の発達がよく誇示されたポーズである。もうー回り大きくなったときが期待される。
写真 4

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ポーズはよいが、腹筋の部分に弱さが見られ、それが迫力を欠く原因になっているように思われる。ー段と腹筋のトレーニングに励まれるよう望みたい。
写真 5

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なかなかうまくポーズがとれている。上下のバランスもよい。
写真 6

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このサイド・ポーズも安定していてよい。目線もよく、全体的に成功している。
写真 7

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ポーズの構成はよい。だが、腹の部分に弱さが見られるのは4のときと同様である。
写真 8

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ポーズはよいが、やはりバルクがもう少し欲しい。
写真 9

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右膝の下の部分が暗くなっているのが、このポーズ全体をこわす原因となっているようだ。ポーズとしては右ひじをもう少し上にもちあげて上体をやや後ろに反らしてみたらどうだろうか。
[ 月刊ボディビルディング 1973年2月号 ]

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