フィジーク・オンライン

Ad by SUPLINX

Weekly Monthly Shopping

ビルダー教養講座 やさしいボディビル英語⑭

この記事をシェアする

0
月刊ボディビルディング
掲載日:2017.10.08
記事画像1
高山勝一郎

~~~~トレイン・ダウン~~~~

 Training(トレイニング)は筋肉や筋力をつけるためだけのものと思ったら大まちがい。trainingで筋肉をおとしていくこともあり得る。

 英語で train-down(トレイン ダウン)というのがそれである。

 You must train down a little bit
(ユーマスト トレインダウン アリトルビット)
などといわれて、オナカのあたりをポンポンとたたかれたら、
「君、もう少しこの辺の脂肪をトレーニングでおとすべきだよ」というアドバイスである。

 He has trained down to 70 kilogrammes
(ヒーハズ トレインド ダウン ツー セブンティ キログラムズ)なら、
「彼はトレーニングを重ねて70キロまで体重を落とした」ことになる。

 このtrain-downが自由にできるようになったら、ビルダーもいよいよ一人前である。

~~~~ワーク・アウト~~~~

 trainingという英語のかわりに、work-out(ワーク・アウト)というのを使えるようになると、ビルダー英語も相当なものといえるだろう。

 work-outとは、トレーニングのためのあらゆる動作をあらわし、結局トレーニングそのものを指す。

 動詞にはdo(ドウ)を使う。だから、トレーニングをするとか、練習をやるとかいうときに、do work-out(ドウ ワーク・アウト)という。

 かつてクリス・ディカーソンが日本に滞在したとき、毎日 I must do work-out today(アイ マスト ドゥ ワークアウト トゥデイ)、I must do work-out today……とやかましくいって、ジムの紹介をせがんだものである。

 「ぼくはきょうトレーニングしなければならないんだ」この意識が常にあって、片時も脳裡をはなれないのである。

 Which gym.do you recommend for my work-out?
(ウィッチ ジム ドゥユー リコメンド フォア マイ ワークアウト)ともよく聞いた。

 「ぼくのトレーニングにどこのジムが一番いいだろうか」という質問だがこの答えには困って、ホテルの近くのジムを教えてお茶をニゴした。

~~~~ワーク・アウツ~~~~

 このwork-outが何回も重なる場合work-outsと複数になる。

 たとえば、6カ月の継続したトレーニングをいうときは six months of work-outs(シックスマンスオブワークアウツ)となる。

 After six months of work-outs,something will happen
(アフターシックスマンス オブ ワークアウツ サムシング ウイル ハプン)などとボディビルの本によく書いてあるが、

 「6カ月もたてば(あなたの体に)何かおこるでしょう」という意味である。

 6カ月work-outsをやって、体に筋肉のカケラもつかないようでは、これはボディビルとはいえまい。

 Start your work-outs with five sets of bench-press
(スタート ユア ワークアウツ ウィズ ファイブ セッツ オブ ベンチプレス)と指導書に書いてあれば、
「まずベンチ・プレス5セットからあなたの練習をはじめなさい」ということである。

~~~~エクササイズ~~~~

 trainingやwork-outと同じ意味でexercise(エクササイズ)というのもよく使われる。

 I exercise regularly 3 times a week
(アイ エクササイズ レギュラリー スリー タイムズ アウイーク)
「私はふつう週に3回練習しています」というように使うが、exerciseのかわりにtrainを使ってもまったく同じである。

 How are you doing your exercises?(ハウ アーユー ドゥイング ユア エクササイジーズ?)ときけば
「あなたはどういうやり方で練習していますか」とexerciseの方法について質問したことになる。

 答えは I'm doing my exercises in super sets
(アイム ドゥイング マイ イエクササイジーズ イン スーパーセッツ)というふうになる。
意味は「私はスーパー・セット法でトレーニングしています」である。

 ここでも動詞はdoになっている。doは非常に便利なことばである。
(筆者は政府公認通訳、科学技術翻訳士、株式会社国際交流サービス社長)
[ 月刊ボディビルディング 1973年3月号 ]

Recommend