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海外ビルダー紹介 ●ミスター・アメリカ ミスター・ユニバースの両タイトルの保持者ハロルド・プールをインタビューする

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月刊ボディビルディング1969年5月号
掲載日:2018.02.18

HAROLD POOLE

記事画像1

問/現在のあなたの体位は?

答/体重が218ポンド(98.9kg)、腕囲19 3/8インチ(49.2cm)、胸囲51インチ(129.5cm)、腹囲33インチ(83.8cm)、大腿囲26インチ(65cm)、下腿囲17 1/2インチ(44.4cm)です。

問/ボディビル歴は何年?体重の増量はどれくらい?

答/トレーニングを始めたのは12才くらいから。自分の家でレンガなどをもち上げてました。ジムに通いだしたのが14才のときで、いま25才ですから、かれこれ13年ボディビルをやっていることになりますね。ジムでトレーニングを始めたときの体重は130ポンド(58.9kg)でしたから約90ポンド(40kg)ふえたわけです。

問/あなたが好んで行なう運動種目は?

答/べンチ・プレスとカーフ・レイズ。それにカールならなんでもごされです。

問/あなたの大腿は注目の的だし、背部のみごとさは比類がないが、何か特に愛用する種目でも?

答/正直のところ、重いウェイトを使ってのスクワットとロウイング・モーションは好きじゃないんです。でも、私のからだには不可欠なものですし、好ききらいはいっていられません。自分の好みに合わないというただそれだけの理由で、ある種目、ある身体部位の鍛練をおろそかにしているビルダーの多いのには驚かされますが、けっきょく泣きを見るのは自分なんですからね。

問/あなたがトレーニングにとり入れている方式は?

答/今日のスター・ビルダーたちの例にもれず、かなり大幅にとり入れています。スーパー・セッツとスプリット・システムは常用していますし、フラッシング法とチーティング法もとり入れています。このところ、新しいスプリット・システムを実験していますが、これはとくに腕を対象としたものです。

問/あなたの日常の食生活は?

答/私の食事法はべつだん目新しいものではありません。それに、補食品以外のことはいままでずいぶんと雑誌に書いていますし……私は食べもののえり好みはしません。体重を維持していくためにかなり多量の食事をとりますが、これは、生まれつき身体組織が強健でデフィニションのくずれることがないからです。私の目下の急務はもっと体重をふやすことなんです。
全時代を通しての大ビルダーの1人として認められているハロルド・プールは、ミスター・アメリカ、ミスター・ユニバースの両タイトルを保持しており、まだ若いから、こんご合理的な食事法と練習法を堅持すれば、将来ますます伸びる可能性が多分にある。

全時代を通しての大ビルダーの1人として認められているハロルド・プールは、ミスター・アメリカ、ミスター・ユニバースの両タイトルを保持しており、まだ若いから、こんご合理的な食事法と練習法を堅持すれば、将来ますます伸びる可能性が多分にある。

へラクレスをほうふつさせるサイズ+カミソリのようなデフィニションにより、ハロルド・プールは古今のべスト・ビルダーの1人に数えられている。一段の向上を求めて、彼はアイソメトリックスをあわせ行なっている。

へラクレスをほうふつさせるサイズ+カミソリのようなデフィニションにより、ハロルド・プールは古今のべスト・ビルダーの1人に数えられている。一段の向上を求めて、彼はアイソメトリックスをあわせ行なっている。

問/ほかに何か健康習慣といったものは?

答/私はタバコをたしなみませんし、今までも吸ったことはありません。アルコールのほうは規則的にビールを少々。これは体重をふやすのにいいんです。でも度を過ごさないように心がけています。睡眠時間は6時間から8時間といったところで、これ以上は必要ありません。とにかく外出することがわりあい多いものですから。

問/ボディビルダーとしてのあなたの望みは?

答/いまのところ、250ポンド(113.4kg)に筋量をふやすことです。

問/あなたはビルダーとしては大変なカ持ちだが挙上のベスト記録は?

答/べンチ・プレスが415ポンド(188.2kg)。まえにスクワットで500ポンド(226.8kg)を挙げたこともありますし、大きな重量でのダンべル種目もさかんにやります。べスト記録は85ポンド(38.6kg)でのダンべル・オルターニット・カールを8回×12セット、110ポンド(49.9kg)でのダンべル・プレス10回×6セットで、両方ともいまでもやっています。

問/あなたは学生時代運動選手として鳴らしたそうだが?

答/そのとおりです。私は学校で運動競技をずいぶんやりましたし、レスリングと砲丸投げでは州のチャンピオンでした。冬のレスリングのほか、秋にはフットボールを、そして春には陸上競技を手がけました。砲丸投げのほかにも、220ヤード、440ヤード、1マイル・リレーの選手でした。タイムは自慢できるほどのものではなく、1/4マイルが53秒ていどでしたが、つま先で走ることが下腿部を発達させるのにかなり役立ったのではないでしょうか。また、レスリングは首と腹部に効果的でした。

問/あなたの現在の仕事は?

答/ワイダー社の顧客係りをつとめるかたわら、毎月“マッスル・ビルダー”誌に記事を書いています。そのほか、いろいろのポージング・ショーに出たり、自分の写真を売ったり、自分のジムを経営したりで、けっこう多忙な毎日を送っています。東部にくるまえは建築会社で働いていました。

問/あなたはこれからも伸びると考えるか?

答/そう思いますね。ほんとうにそう望むなら、だれでも進歩向上をつづけることができるし、チャンピオンにもなれる、と私は信じています。それは本人しだいです。ほんとうに心から願うならユメの実現は不可能ではありません。
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 ハロルド・プールは、モースト・マスキュラー・マンの1人であるばかりでなく、フットボール、陸上競技、レスリング、その他のスポーツ競技のスターでもあった。彼の卓越した筋力、スピード、柔軟性、神経・筋肉協調能力はウェイト・トレーニングによって磨きをかけられたのである。
月刊ボディビルディング1969年5月号

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