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月刊ボディビルディング1969年6月号
掲載日:2018.03.04

日本ボディビル・センターで記録会

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 第1回N・B・C記録会は軽量級(70キロ以下)と重量級(70キロ以上)の2種目で行われた。

 軽量級は元全日本チャンピオン田島隆男君が優勝した。ベンチ・プレス110キロ、スクワット150キロは練習不足が原因か。

 第2位の岩上勝夫君は北海道出身らしく重厚なビルダー、ベンチ・プレス115キロ、スクワット140キロは見事なものだ。

 第3位の吉山寛之君は明治学院大学生でボンボンの知性的なマスクでべンチ・プレス110キロ、スクワット120キロは堂々たるものだ。

 重量級は新人の池戸康二君がベンチ・プレス120キロ、スクワット155キロはハプニングの感だが努力と頑張りは大したものだ。

 第2位の谷田浩二君は未来のミスター日本候補で、パワーもベンチ・プレス130キロ、スクワット145キロは安定感がある。

 第3位の奈良一三君はポリドールの歌手で芸名十和田充、ベンチ・プレス120キロ、スクワット155キロは長持ちのするスターの座を獲得することと期待している。

 其他4人位のビルダーが仕事の都合で出場できなかったのは残念であるが、ジム・コンテストの特徴は全日本大会と違って、リラックスして、和気あいあいのムードで行なえるということだろう。
小寺会長、平松コーチを中心に入賞者たち

小寺会長、平松コーチを中心に入賞者たち

中野ボディビル・センターで記録会

 東京中野ボディビル・センターで、4月20日記録挑戦会が行なわれた。参加者は50余名を数え、一ジムの記録会としては非常に出場者が多く、練習生達の熱心さを物語っている。また見学者も多く、女学生や子供連れの奥さんも混っていた。

 記録会はなごやかなうちに進行され、同センターコーチ栗山氏のユーモラスな司会で、入賞できなかった人も満足して、楽しい1日を過ごした。入賞者は次の通りである。
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(B・P=ベンチ・プレス、S=スクワット、T=総合)
 なお、ゲスト・ポーザーとして招かれた、遠藤光男選手のすばらしい体に出場者一同感嘆の声をあげていた。
ゲスト・ポーザー遠藤光男選手の前面ポーズ。肩、胸、足とやはり一級品の体だ

ゲスト・ポーザー遠藤光男選手の前面ポーズ。肩、胸、足とやはり一級品の体だ

栗山コーチをまん中に入賞者と出場者たち

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月刊ボディビルディング1969年6月号

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