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スパゲッティ・ミートソース

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月刊ボディビルディング1971年9月号
掲載日:2018.03.08
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<ヤングのお気に入り>

 いま中学生から高校生のヤングたち友だち連れでデパートやレストランに入り、注文するメニューはたいてい“スパゲッティ”。それに野菜サラダをつけるといっそうかっこいい。フォークの使いこなしがクールでスマート。イタリア人もびっくり、といったところだ。

 スパゲッティはイタリア語で「ひも」の意味。スパゲッティより直径が大きくて穴のあいたのがマカロニ。

<スタミナの秘密>

 本場のイタリアでは、30センチの大皿にタップリ盛りつけて出してくれる。そして、話にあるように、それはほんの前菜で、そのあとに厚いビーフ・ステーキやスープ・野菜サラダを食べる。日本人の腹にはとうていおさまりそうもない。ふつう一皿で700カロリー。たんばく質約26g。脂肪約28g-。栄養の質・量ともに横綱級だ。ひき肉と粉チーズから動物性のタンパク質が補給され、バターでいためるのでカロリーがグーンとアップする。そのうえ玉ねぎ・にんにく・トマトピューレと野菜類がワキ役をかためるので、ビタミンやミネラルも一度にとれる。スパゲッティだけで、バランスのとれた完全食だといえよう。

<スパゲッティの料理法>

 スパゲッティ50gを沸騰水の中で約15分間ゆでる。あらかじめ湯の中に少量の塩をいれておくと、いつまでもシコシコした固さが残り、うまい。ザルにあけて水をきったのち、フライパンの中でバターやマーガリンを使っていためる。粉チーズをバサバサふりかけておくと味がなじんで、おいしくなる。これでベースができあがり。

 いっぽう、ひき肉・玉ねぎ・にんにく・しようが・トマトピューレをトロトロ煮こんで、塩・こしょうで味つけをすると、ミートソースができあがる。先ほどのべースの上にかぶせて、そのうえから粉チーズをもう一度パラパラパラ・・・・。これで待望のメニューができあがる。

 ソースをつくらないで、ベースのスパゲッティに玉ねぎ・にんにく・トマトピューレを直接まぜこみ、フライパンの中でいためたのが、スパゲッティ・ナポリタン。全体に赤い色をしているのが特長だ。

 スタミナをさらにつけたいときは、タマゴ・ハム・ベーコン・あさり・しいたけを使うといい。タマゴ・ハム・ベーコンをいれたのが、ローマ風スパゲッティ。あさりのむき身をいれたのがボンゴレー。そのほかシシリー風とかミラノ風とか、レストランではいろいろ工夫をこらしている。

<ビルダー用の献立>

 練習のはげしいボディビルダーにとっては、スパゲッティだけでは、カロリーもたんぱく質も不足する。そこで次のようなメニューはいかがだろう。

 スパゲッティ・ミートソース1皿
 あじの干物    小   2匹
 タマゴ      中   1個
 野菜サラダ        1皿
 ごはん          2杯
 コンソメスープ      1杯

 これで約2100カロリー、タンパク質が約100g。夕食のメニューとして申しぶんない。
(野沢)
月刊ボディビルディング1971年9月号

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