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なんでもお答えします Q&A 1972年1月号

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月刊ボディビルディング1972年1月号
掲載日:2018.06.12

プルオーバーと後頭部の位置

Q ストレート・アーム・プルオーバーの運動の際、後頭部をベンチにつけるのと、つけないのとでは、どちらが効果があるでしようか。

(東京都台東区台東4〜4〜4山中昌夫)
A
首を前に傾けて、両腕を頭上に伸ばした時と、首を後ろに倒して、両腕を頭上に伸ばした場合、どちらの方が腕が後方にいくかというと、普通後者の方が後方までいくものです。ということは後者の方が運動範囲が広いということになります。したがって、後頭部をベンチの外に出して行なう方が効果があるわけです。

しかし、効果があるといっても、筋肉の肥大について、決定的な差を見出すことは困難です。

プロポーションのよい脚をつくりたい

Q 21才、経験1年半ですが、どうも脚の筋肉の形が気にいりません。かなり太くはなってきたのですが、凹凸のない、ボッテリした脚なのです。

いままでは、スクワットとカーフ・レイズだけで脚の鍛練をしてきたのですが、やはり、これだけではプロポーションのよい脚をつくることは無理でしようか。

どのようにしたら、プロポーションのよい脚がつくれるでしようか。種目をあげてお教えください。

(岩手県·S生)
A
プロポーションをよくするといっても、もって生まれた骨格を無視して考えることはできません。短い脚、O脚、X脚などでは、もともとあまりよいプロポーションとはいえません。

そのようなことはともかくとして,スクワットとカーフ・レイズだけでは“カモシカのような脚”はつくりずらく、少なくともレッグ・エクステンション、レッグ・カール、そして、ツマ先の角度を変えて行なうカーフ・レイズを行なう必要があります。

さらに、ランニングを適度に行なえば、一段と脚を引き締めるのに効果的です。

栄養剤と腕を太くする方法を教えてください

Q 2つの疑問にお答えください。

現在、私は栄養に強い関心をもち、食事には何かと気を配っています。

以前、本誌の広告にあった「リキゲンV」のカタログを取り寄せてみたのですが、どうも栄養剤ではなく薬のような気がします。

いくら筋肉を発達させたいといっても、薬を飲んでまで発達させたいとは思いません。

私は昨年までは「リアルプロ」を蛮白質の補給源としていたのですが、入手できなくなった現在、それに変わる高蛋白質があったら教えてください。

たとえば、「リキゲンV」は栄養剤として適しているかどうか?また,欧米あるいは国内の製品で、適当なものがあったら紹介してください。回答は、普通の食事で充分だなどというものではなく、もっと建設的なものを期待しています。

次にトレーニングの技術的なことをお尋ねします。

開始当初は、スロー・カールだけで上腕二頭筋が十分パンプ・アップしたのですが、最近は、コンセントレーション・カールを加え、合計5セット、それもやっと10回できる重量でやっているのですが、まるでパンプ・アップしません。

とくに腕を太くしたいと思っていた矢先だけに、どうしてよいかわからなくなってしまいました。

自分なりに、いろいろ考えてみましたが、まったくその原因がわかりません。アドバイスをお願いします。

(岩手果盛固市 佐藤浩一 学生)
A
最初にお断りしておきますが本誌では「リキゲンV」の広告を扱ったことがなく、どんな製品かよくわかりませんので回答することができません。

さて、あなたは栄養剤にかなりこだわっているようですが、そういうものに頼るより、むしろ、食事法を工夫し食事による栄養補給を考えた方がよいと思います。それに加えて、適切なトレーニングを積み重ねていけば、年が若いのですからいくらでもボディビルの効果は期待できるはずです。

あなたの希望している「建設的な回答」になったかどうかわかりませんがボディビルの本質をよくわきまえて、決して効果をあせることのないようにしてください。

ただし、栄養剤はまったく効果がなく、無用なものだといっているのではありません。栄養剤には確かに多少の有益性はありますが、それに頼りきるのはまちがいだという意味です。

栄養剤、栄養食品は、わが国の製品としては、ボディビル愛好者向きのものとして、豆乳(製品名ラッピー、ただし現在は東京を中心とした関東地方の一部だけで販売中)があり、これは牛乳を飲むように手軽なもので、植物性蛋白質を補うのに有益でしよう。

外国製品は掲げたらきりがないくらいありますが、それらはほとんど日本に輸入されておりません。どうしても手に入れたいのでしたら、外国のボディビル雑誌を見て直接購入してください。

次に、パンプ・アップについてですが、理屈通りに考えると、常にパンプ・アップしそうに思えるものですが、人間の体は常に一定の状態にあるわけではなく、パンプ・アップしやすいときも、そうでないときもあるのです。

ことに疲れている日とか、あるいはトレーニングの後半にはパンプ・アップしずらいものです。しかし、それほどパンプ・アップしなくても、筋肉が肥大することもあり、あまり気にすることはありません。

どうしても上腕をパンプ・アップさせたいなら、①1週間くらい休養をとり、②少し重量を減らし、回数を15回ぐらいに増やし、セット間休息を短縮させ、③トレーニングの最初に上腕の種目を行なう、などの工夫と実行をしてみてください。(H•F)
月刊ボディビルディング1972年1月号

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