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ポーズ写真に強くなろう ビルダー写真講座《1》

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月刊ボディビルディング1972年2月号
掲載日:2018.05.06
講師●平岡丈
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’71ミスター日本コンテスト

’71ミスター日本コンテスト

 最近、ボディ・コンテスト会場には高級カメラを手にしたアマチュア・カメラマンの姿が数多く見られるようになった。しかし、写真に対する知識が乏しいために、せっかく撮った写真がピンボケだったり、露出不足で真黒になったり、というような苦い経験をお持ちの方も多いと思います。そこで、自分の発達ぶりを記録したい、あるいはコンテストで有名ビルダーのポージングをカメラに収めたい、というようなご希望をお持ちの読者のために本コーナーを設けました。

 講師は、ミスター日本コンテストのポスターや本誌表紙の撮影でおなじみの平岡丈氏にお願いし、ビルダー撮影の基本から高度なテクニックまで、わかりやすく解説していただきます。

 ボディビル写真に関するご質問、あるいは自分で撮影した写真の批評などをご希望の方は、本誌編集部あてにどしどしお寄せください。この講座を続けてお読みになれば、あなたもきっとすばらしいポーズ写真が撮れるでしょう(編集部)

ーーーΧーーー

 今月号から私が本講座を担当することになりましたが、どうすれば皆様にご満足いただけるようなものになるか皆目見当もつかず、不安でなりません。しかし、あまりかたくならず、よそゆきにならず、ざっくばらんに言いたいことが言えるコーナーにしたいと思っています。

 実をいうと、私も4、5カ月前より本誌の編集長にもう少しがんばれば「ビフォア・アンド・アフター」にのせてあげようといわれ、まずビフォアの写真を友人に撮ってもらい、早速トレーニングを開始したのですが、何といっても生来のなまけもの、なかなか長続きせず、一向にアフターの写真を撮ることができません。かといって、ビフォア・アンド・ビフォアではサマにならず、どうしたものかと途方にくれている昨今です。

 そこで、このコーナーを通じて皆様からいろいろアドバイスがいただけると思い、講師を引き受けたようなわけです。皆様よりちょっぴり詳しい写真のことをお話しするかわりに、トレーニングのコツなどをお聞きしたいと思っています。そんなわけですから、どうぞ気楽な気持でお読みください。また、卒直なご意見をお待ちしています。

 さて前おきが長くなってしまいましたが、今回は第1回目ですのでかたくるしい講義はやめて、私の作品をーつ紹介しましよう。

 この写真は、'71ミスター日本コンテストのポスターです。'70ミスター日本の武本蒼岳選手をモデルに都内のスタジオで撮影したものですが、武本選手独特のポージングの迫力を失わないようにしながら、一つーつの筋肉のキレと皮フの質感をより正確に描写するためのライティングに苦労しました。スタジオ撮影というのはライト操作が必要なため、とかくむずかしいと思われがちですが、慣れればライティング次第でどのような撮影もできるので非常に楽しいものです。

 さて、これから何回かに分けてビルダー写真についておはなししていきますが、次回はまずビルダー撮影に必要な用具について取り上げてみたいと思います。どうか、ご期待ください。
月刊ボディビルディング1972年2月号

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