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私の食事1週間 1972年8月号

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月刊ボディビルディング1972年8月号
掲載日:2018.06.08
<食事診断> 野沢 秀雄

'71ミスター静岡2位 伊藤 良雄

この食事表は、さきに当社から各選手にお願いして、選手自身に直接記入していただいたものです。 各選手の食事診断は、本誌“スタミナ・メニュー”その他でおなじみの、明治製菓食品研究所の野沢秀雄氏に担当していただきました。

この食事表は、さきに当社から各選手にお願いして、選手自身に直接記入していただいたものです。 各選手の食事診断は、本誌“スタミナ・メニュー”その他でおなじみの、明治製菓食品研究所の野沢秀雄氏に担当していただきました。

<伊藤選手の食事診断>
総合点 96点
 非常によく計算された素晴らしいメニューです。総カロリー3600、純タンパク質171g(体重1kg当り2.4g)、炭水化物57%と理想的な数字になっています。とくに、朝食と昼食にスタミナ源がよくとれており、苦労のあとが出ています。
 また、1日に牛乳6本、タマゴ4個、チーズ2切というように、普通の人よりは食費がかかっていますが、それでも1日に700円くらい。1カ月で約2万円でおさまりそうです。
 6月23日の朝日新聞に、自衛隊の食事が基準3300カロリーあって、それに対する費用が1カ月9800円。1日平均326円で、大量に仕入れてるくるからまずまず、というような記事が出ていた。
 一般の家庭では、1日に2300カロリーで、1カ月の食費は1万5千円くらいが平均です。(東京都内の調査)
 しかし、独身で3食とも外食する場合は、こんな予算でこれだけのカロリーはとれません。やはり自分で工夫して、うまい食べ方を研究するほかありません。
 フライパンと油があれば、タマゴや野菜、魚などいためることができます。そして、同じ材料でも2割くらい多くスタミナがつく計算です。また、魚の缶詰や油揚げ、チーズもとりやすいよい食品です。
 伊藤選手の場合、野菜や果物をもう少し増やせばなおいいでしょう。またカロリーをもう少しあげるために、いたチョコ1枚を間食にとることをおすすめします。それだけで約260カロリーも高くなります。
 なお、トレーニングしない日は、食べる量を2/3に落としてください。きめこまかに調整しないと太ってきますから……。

'71ミスター兵庫2位 東海林 徹

記事画像2
<東海林選手の食事診断>
総合点 80点
 バラツキの多い食事です。たとえば6月12日では、総カロリー4435、純タンパク質235g、炭水化物63%となり充分すぎる内容ですが、翌日の6月13日では、総カロリー2597、純タンパク質108g、炭水化物73%で、この内容ではせいぜい63点しか差しあげられません。
 ただ、トレーニングのところに、40~80セット、時間にして1.5時間~3.5時間という幅があり、このトレーニング量と食事の内容で意識的に合うようにしてあるのでしたら、その努力に敬服しますが、もし知らずに毎日同じになるつもりで食べているのでしたら、考えなおす必要があります。
 とくに6月14日の食事は物足りません。タンパク質を補うために、肉・魚・豆腐・納豆をぜひ加えてください。
 朝食はやや少ないように見えますがこれだけで810カロリー、純タンパク質29gあります。生野菜か果物をつけるとなおいいでしょう。
 アイスクリームは176カロリー、純タンパク質4gで、タンパク質の点で期待するほどの効果はありません。その点、コンビーフやタマゴのほうが有利です。
 外食や会社の弁当のハンディがあるのは気の毒で、おまけに通常の勤務よりズレている点、健康にはご注意ください。身長の割に体重がありますが、筋肉質であれば何ら心配ありません。
 (表中のV8は、トマト・にんじん・セロリ・赤かぶら・パセリ・ほうれん草・みずたがしら・レタスの8種類の野菜ジュースで、それにビタミンCが強化してあります。トマトジュースに似た味で、値段も50円くらいで手頃です。)
月刊ボディビルディング1972年8月号

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