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ダイエッター必見!エクササイズに関するよくある迷信6つ【後編】

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掲載日:2017.03.03
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エクササイズに関するよくある迷信

ウェイトトレーニングや有酸素運動に関しては、間違った認識が一般の人達には迷信として広まっているようです。ここでは、その代表的なもののいくつかを取り上げて、間違いを正していきましょう。

前編はこちら
迷信4:トレーニング強度を上げるには、インターバルを短くする

真実:筋肉を大きくするために行うウェイトトレーニングでは、インターバルは十分に足りなくてはいけません。先程述べたように、6~10回ギリギリできる高重量でトレーニングし、1セット行った後には息があがるくらいでなくてはなりません。そして、そのあがった心拍数が通常の状態に戻るまでインターバルを取るべきです。もし、心拍数が平常時に戻る前に次のセットを始めた場合、さらに心拍数が上がり、その結果あなたの筋力が限界を迎えるまえにセットを止めなくてはなりません。

心肺機能を高めるには、インターバルを短くして行うべきですが、筋肉を大きくしたいのであれば、筋肉の限界までウェイトを上げなくてはなりません。ですから、セット間のインターバルは十分に取らなくてはならないのです。


迷信5:高回数でトレーニングした方が体脂肪は燃焼する

真実:脂肪を燃焼させるのは有酸素運動で、ウェイトトレーニングは無酸素運動です。もし、ウェイトトレーニングを軽い重量、高回数の有酸素運動的に行うことで体脂肪を燃焼させたいのであれば、エアロバイクなどの有酸素運動を行った方が何百倍も効率良く体脂肪を燃焼できます。ウェイトトレーニングは筋肉をつける事が目的であり、有酸素運動とは全く別のエクササイズです。

よく軽いダンベルを持ってエアロビクスを行っていることがありますが、あれはあこうまでもエアロビクスであってウェイトトレーニングではありません。この2つのエクササイズが一緒に行われることは決してありません。


迷信6:腹筋をすればお腹の脂肪が取れる

真実:腹筋のトレーニングをハードに行うことで消費カロリーが増えて、二次的にお腹の脂肪が減るという事はあるかもしれませんが、腹筋のエクササイズとお腹の脂肪の減少は関係ありません。例えば、ダイエットもしていない状態で腹筋運動をハードに行ったところでお腹に溜まった脂肪が減るということはないのです。ダイエットをして摂取カロリーを減らした状態でトレーニングをハードに行い、消費カロリーが増えることで体脂肪は燃焼します。しかも、体脂肪はある一部分だけ減るという事はありません。全体的に体脂肪は落ちていきますので、脂肪の多く溜まっている部位は。なかなか落ちにくいものです。男性であれば腰回り、女性であれば太ももやお尻です。

ですから、“部分痩せ”を唄っているエステサロンがありますが、科学的処置を施さない限り、ある特定の部位のみ痩せるということはありません。お腹にゴム製のベルトを巻いてトレーニングをしている人もよく見かけますが、それはお腹の脂肪を燃焼させたいからなのでしょうが、その部分の汗は出るかもしれませんが決して体脂肪は燃焼できません。


前編はこちら
  • 理論と実践で100%成功するダイエット ダイエットは科学だ!
    2008年10月10日第2刷発行
    著者:クリス・アセー卜
    発行者:橋本雄一
    発行所:(株)体育とスポーツ出版社