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ビルダー教養講座 やさしいボディビル英語⑯

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月刊ボディビルディング
掲載日:2017.10.13
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高山勝一郎

~~~~ウ ェ イ ト~~~~

 先月号までで、いろいろトレーニングに関する英語を学んだ。

 トレーニングで体重を自由に調節できるようになるとビルダーも1人前。さてその体重だが英語で body-weight(ボディウェイト)という。weight of body(ウェイト オブ ボディ)ともいうが少々長ったらしい。

 「体重が増える」ことを gain weight(ゲイン ウェイト)または put on weight(プット
オン ウェイト)という。

 逆に「体重が減る」は lose weight(ルーズ ウェイト)である。

 「私はこのごろ体重が増えてきた」なら
I have gained weight.(アイハブ ゲインド ウェイト)。

 逆に「体重が減ってきた」という場合は
I have lost weight.(アイハブ ロスト ウェイト)でよい。

 weight は、いわゆる「重さ」である。ボディビル用語では、しばしばバーベルやダンベル等の「重荷」にも用いる。

 "I lost weight"(アイ ロスト ウェイト)といえば、「体重が減った」という意味か、「バーベルをなくしてしまった」という意味か判らないことになるが、そこはよくしたもので、欧米ではこういう場合、「体重」の方でしか解釈しない。

~~~~体重をきく~~~~

 「あなたの体重はどれくらいありますか」という質問をしてみよう。

 "How much do you weigh?"(ハウマッチ ドウユー ウェイ)である。ただし、この質問は女性に対して絶対にしてはいけない。これは紳士としてのエチケット。

 「私の体重は65キロです」と答えるときは
"I weigh 65 kilogrames"(アイ ウェイ シックスティファイブ キログラムズ)である。

「オリバの体重はどのくらいだ?」「およそ80キロだろう」という会話は
"How much does Oliva weigh"(ハウマッチ ダーズ オリバ ウェイ)
"He weighs about 80 kilogrames"(ヒーウェイズ アバウト エイティ キログラムズ)となる。

~~~~デ ブ~~~~

 子供のころ、肥満児のことを「百貫デブ」と呼んだ。いまはメートル法だから、さしずめ「400キロ」デブである。

 デブのことを"Fatty"(ファッティ)という。女性の「百貫デブ」なら "Miss Fatty"(ミス ファッティ)なんとなく可愛いではないか。

 「彼女はやや体重過多だナ」という時は
She is a little over-weight.(シーイズ アリトル オーバーウェイト)となる。

 その逆なら She is too light.(シーイズ ツー ライト)。「彼女は軽すぎる」というわけだが、女性ならば、over-weight といわれるより too light といわれた方がうれしいだろう。

 これが男の場合は全然違う。

 "I want to get as heavy as possible"(アイ ウオントトゥ ゲット アズへビーアズ ポッシブル)
「ボクはできるだけ体重をつけたいんだ」と、やせた男の悲願がすさまじい。

~~~~進 歩~~~~

 あるビルダーの進歩発展の記録。

 I started training at a bodyweight of 60 kilogrames.(アイ スターティッド トレイニング アトア ボディウェイト オブ シックスティ キログラムズ)……
私は60キロの体重でトレーニングを開始した……。

 Now I weigh 80 kilogrames.(ナウ アイ ウェイ エイティ キログラムズ)……
いまや私の体重は80キロである……。

 I am 20 kilogrames heavier than when I started training.(アイアム トゥエンティ キログラムズ へビアー ザン ホエン アイスターティッド トレイニング)……
トレーニングを開始したときから比べて20キロも重くなった。

 80-60=20という数式は簡単であるが、これを文章にすると、上のようにいかめしくなる。

 この 20 kilogrames のために、彼はどれだけ苦闘したことか。

 おわりに Rome was not built in a day.(ローム ワズノット ビュルト インナディ)
「ローマは一日にして成らず」という言葉を掲げておこう。
(筆者は政府公認通訳、科学技術翻訳士、株式会社国際交流サービス社長)
[ 月刊ボディビルディング 1973年5月号 ]

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