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トレーニングと練習の違い:前編

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掲載日:2020.10.27
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私が思うトレーニングの定義

パワーリフティングの世界において、トレーニングと練習という言葉だけ聞くとどちらも同じようなイメージがありますが、この二つはどう違うのでしょうか?
ここでは私、三土手大介が思う定義をお話しして行きますので人によっては捉え方が違うかもしれないですが、参考までにして頂ければ幸いです。あくまでもパワーリフティングを軸にしたお話です。

まずはトレーニングの定義についてです。トレーニングはスクワット、ベンチプレス、デッドリフトそれぞれの種目である程度レップを繰返してセット数もこなして(例えば6~10レップで3~5セットとか)追い込むような事や、ビッグ3を強化するための補助種目、弱い部分を強化するための補助種目、ボディメイク的なトレーニングが入ります。

これらのトレーニングは身体の基礎を作ったり根本的な筋量のバルクアップをはかったりという感じです。とても大切なトレーニングですが、実はこれだけではビッグ3を高いレベルまで持っていく事は難しく、ある程度の所ですぐに頭打ちになってしまいます。

高いレベルまで持っていくためには技術練習が欠かせないからです。普段のトレーニングでいつもがむしゃらに自分が扱えるギリギリの重量を持ち続けていると、初心者のうちはまだ良いのですが、ある程度のレベルになるとそのトレーニングでは技術練習が出来なくなってきます。

がむしゃらな重量では技術練習にならない

いつもがむしゃらな重量でトレーニングしていると技術練習に振り分ける余裕がなくなってきます。
自分にとってギリギリの重量を扱う時は、今の自分の力量に見合ったフォームしか発揮することが出来ず、時にそのフォームは悪いフォームになってしまう事も多いです。

偏った部分を使ったり、歪んだ状態で強引に行う事は下手になる練習を繰り返している場合も多々あります。そのような人は、がむしゃらに崩れたフォームの中で行ったトレーニングの後に、軽い重量にしてフォーム重視でセットを入れ込む場合も多いですが、身体はがむしゃらな悪いフォームも軽い重量のフォーム重視のフォームも同時に覚えようとするので、効率の良い感じではないのです。

どんなに粘ったとしてもフォームが崩れずに良いフォームで行える重量で行い、その重量の底上げをしていく事が大切なのです。
例えばデッドリフトなどは将来的に伸びるであろう正しいフォームよりも、崩れたフォームの方が初心者などは高重量が上がる傾向にあります。
なので、正しいフォームにすると扱える重量が落ちてしまうので、その部分にこだわって中々フォームを修正出来ない種目ともいえます。
過去記事を含むnoteへのリンクはこちらです。
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  • 三土手 大介
    No Limits代表・レッシュマスター級トレーナー
    一般社団法人レッシュ・プロジェクト理事
    1972年8月26日生まれ
    神奈川県横浜市出身
    120kg超級
    4スタンスタイプ「A2」

    <打ち破ってきた限界の数々>
    スクワットで日本人初の400Kgオーバー
    ベンチプレス日本人初の300Kgオーバー
    トータル日本人初の1トンオーバー
    4つの世界タイトル獲得(世界パワーリフティング・世界ベンチプレス・ワールドゲームズ・アーノルドスポーツフェスティバルPRO BENCH)
    全日本パワーリフティング選手権 優勝20回
    全日本ベンチプレス選手権 優勝18回

    <ベスト記録>
    スクワット435kg
    ベンチプレス360kg
    デッドリフト320kg
    トータル1060kg
    ベンチプレス125kg級世界記録322.5kg
    ベンチプレス125kg超級世界記録360kg
    (IPF旧階級絶対重量世界最高記録)
    スクワット、ベンチプレス、トータル
    旧125kg級、旧125kg超級、120超級日本記録保持者