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デッドリフトどっちの手から握るか問題:後編

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掲載日:2020.12.08
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前編ではデッドリフトでオーバーハンドグリップから握るか?アンダーハンドグリップから握るか?で具体的な違いを解説しました。

両手同時の場合は?

では両手同時に握る場合はどうでしょうか?両手同時の人も確かにいます。ただやはり、両手同時に行く場合も比較的腕が長めの人が多いです。上体をなるべく立てたまま両手を降ろして行ってそのまま同時に握るという感じです。

後もう一つのパターンとしては素早く両手同時に握ってファーストプルの部分をクイックで引いてくるというパターンです。握りの位置が上手くはまってクイックのタイミングが決まればファーストプルを軽く引くことが出来ますが、握りの位置やクイックのタイミングがずれてしまうと一気に重くなってしまうという諸刃の剣になってしまいます。

私としては両手同時のクイックはおすすめしません。また、クイックでなくても両手同時よりは片手ずつ握った方がフォームの安定という面ではおすすめできますし、グリップ力でも安定感が出ます。

グリップ力の違いも現れる

先ほどグリップ力でも安定感が出ると書きましたが、握る順番によってグリップのホールド力にも違いが出てきます。
オーバーハンドから握りに行った方がグリップ力が強く出ます。その理由はオーバーハンドから手首をやや内側に屈曲してシャフトを握りに行った方が手の平の皮を天然のストラップの様な感覚で使えるからです。

逆にアンダーハンドから握りに行くと、手首を屈曲した場合更に腕が短くなってしまうので必然的に手首を真っ直ぐにするか、人によっては逆に背屈して入ってしまう場合があります。そうすると手の平の皮にしっかりとホールドすることができなくなり、グリップ力が低下してしまう場合が多々あります。
普段グリップがすぐに外れてしまう人でアンダーハンドから握っている人をオーバーハンドに変えただけでグリップ力が高まるというケースも多々あります。

また、手の長い人の場合は手も大きい場合が多いので、そのような人はそこまでグリップに神経質にならなくてもグリップが外れるという事はあまりないのでどのような形で握りに行ってもさほど気にならない場合が多いです。

まとめ

最後にどちらのグリップから握ったらいいかという事をまとめてみます。
一般的な体型をしている場合や手が短い人の場合はオーバーハンドである程度の腰高の位置で引き付けておいて、そこからアンダーハンドを握ってファーストプルに移行するという流れの方がバランスが良いはずです。
また、グリップ力に自信が無い人の場合もオーバーハンドが良いです。

逆に手が長い人はアンダーハンドから握りに行った方が上体を立てたままの意識で握りに行けるのでアンダーハンドが良いでしょう。手がそこまで長くなくても脚力が非常に強く、しかもグリップも強い場合はアンダーハンドから入って上体を起こしたまま強い脚力を活かした方がバランス的に良い場合もあります。

もし今までグリップの順番をあまり考えずに行っていたのであれば今まで解説したことを踏まえてグリップの順番を変えてみたらデッドリフトがもう一段レベルアップするかも知れません。

ただし、どんなフォームであれ今まで行っていたフォームに慣れているのは事実なので、グリップの順番を変えた場合は一度や二度のデッドリフトで判断せずに最低一ヶ月くらいは移行して新しいグリップの順番に慣らす時期という感じで行ってください。
慣らしの時期を踏まえてその後どのように変わるかを自分の中で判断して今の自分に合った方の順番で行ってください。筋力バランスや柔軟性、年齢などによっても時期によって変わる場合があるので、その変化を常に見極めて今の自分に最適なフォームを作り上げることが大切です。

過去記事を含むnoteへのリンクはこちらです。
https://note.mu/nolimits
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2020年12月27日(日)ノーリミッツ岡山1周年記念セミナー
本当に大切な基本から応用まですべて教えます!!
セミナー後に高橋スタッフによるリポーズ(柔軟体操)セッションあり
昨年2019年12月8日(日)にノーリミッツが初めてのれん分けした支店、ノーリミッツ岡山がオープンいたしました。オーナーは83㎏級パワーリフターとして活躍している佐藤亮太オーナー。

オープンから約一年、一周年を記念してノーリミッツ本店オーナー三土手大介が今年もセミナーを開催します。
今回のセミナーは本当に大切な事だけれども意外と知られていない基本的な部分から、その応用まで皆様が強くなれるヒントをたくさんちりばめた内容を時間の許す限りすべてお伝えいたします。

パワーリフティングで世界を極め、多くのチャンピオンを輩出し、日々パーソナルトレーニングで多くのお客様に指導して結果を出している三土手大介が皆様に本当に大切な事を伝授させて頂きます。

また、それらの内容を更に活用するために自身の身体の特性を知っておいた方が得なので、受付時に参加者の4スタンス特性タイプチェックを実施させて頂きます。



【セミナー内容】
セミナーは下記のような内容で進めていく予定です。
・どのような目的でトレーニングを進めていけばいいか?
・具体的なトレーニングルーティンやメニューについて
・効果的なトレーニング計画の進め方
・身体を正しく使うための基本知識
・自分の身体の使い方を見極める
・筋力と柔軟性の関係
・正しい柔軟性向上方法とは?
・スクワットの基本と応用
・ベンチプレスの基本と応用
・デッドリフトの基本と応用
・補助種目の考え方について
・練習環境を考える
・質疑応答

パワーリフティング競技を本格的にはじめようと思っている方や、ビッグ3を真剣に行いたい方、競技で伸び悩んでいる方、疑問質問のある方、三土手大介にお任せください!!

【先着10名様限定!!高橋スタッフによる究極の柔軟体操リポーズセッション】
セミナー終了後に先着10名様限定で、高橋スタッフによる究極の柔軟体操リポーズセッションを行います。正しい身体の使い方を引き出すうえで柔軟性は非常に大切な要素です。正しくリポーズを行えばどんな人でも今よりも柔軟で使える身体になっていきます。是非リポーズを体験してみて下さい。

※リポーズセッションはセミナー終了後に約1時間を予定しております。
リポーズ参加費3,000円(税別)
お申し込みは先着順ですので希望の方はお早目にお願いします。

皆様の参加お待ちしております。

「日時」2020年12月27日(日)
【受付】10:00~※受付順に4スタンスタイプチェックを行います。初めてタイプチェックを受ける方は早めにご来館お願いします。
【セミナー】10:30~13:00
【リポーズセッション】13:15~14:15

「場所」ノーリミッツ岡山
〒719-0302岡山県浅口郡里庄町新庄2917-1-2階
電話:080-6246-2838(佐藤オーナー直通)
※建物の1階はカラオケ店です。
※JR西日本山陽本線「里庄駅」より徒歩300m。
※駐車場はジムの前に5台、少し離れた所に5台ありますが、こちらは先着順とさせていただきます。
なるべく公共交通機関でご来館頂けますようご協力お願いします。
「参加費」
セミナーのみ10,000円(税別)
セミナー+リポーズセッション13,000円(税別)

「申込〆切」2020年12月23日(水)22:00迄

【申込はこちら】

http://nolimits-gym.com/netshop/67_355.html
  • 三土手 大介
    No Limits代表・レッシュマスター級トレーナー
    一般社団法人レッシュ・プロジェクト理事
    1972年8月26日生まれ
    神奈川県横浜市出身
    120kg超級
    4スタンスタイプ「A2」

    <打ち破ってきた限界の数々>
    スクワットで日本人初の400Kgオーバー
    ベンチプレス日本人初の300Kgオーバー
    トータル日本人初の1トンオーバー
    4つの世界タイトル獲得(世界パワーリフティング・世界ベンチプレス・ワールドゲームズ・アーノルドスポーツフェスティバルPRO BENCH)
    全日本パワーリフティング選手権 優勝20回
    全日本ベンチプレス選手権 優勝18回

    <ベスト記録>
    スクワット435kg
    ベンチプレス360kg
    デッドリフト320kg
    トータル1060kg
    ベンチプレス125kg級世界記録322.5kg
    ベンチプレス125kg超級世界記録360kg
    (IPF旧階級絶対重量世界最高記録)
    スクワット、ベンチプレス、トータル
    旧125kg級、旧125kg超級、120超級日本記録保持者