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試合当日最高に良い状態に持ってくる極意

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掲載日:2021.01.12
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今回のコラムでは試合当日最高に良い状態に持ってくる極意という事についてお話しします。

仕上げるための「ピーキング」

オフシーズンにつくった筋力を試合に向けて仕上げていく。その変換期を「ピーキング」と言います。この「仕上げる」という点においては、ボディビルにもピーキングは存在します。最後の水抜きや塩分カット、カーボアップなどの微調整などがそれに当たります。最後の数日で素晴らしい仕上がりになる選手もいれば、調整に失敗し筋肉が萎んでしまう人もいるでしょう。

それはパワーリフティングも同様で、ピーキングの成否によって試合当日の結果は変わってきます。パワーリフティングにおけるピーキングは、より重たいものを持ち上げるために体と神経系統を仕上げていく作業になります。仕上がっているときと仕上がっていないときとでは、数字に大きな開きが生じてくるのです。

人にはバイオリズムがあって、毎日同じように過ごしていても調子のいいときと悪いときが必ずあります。トレーニングをしていたら、「今日はなんだか調子がいいぞ」と感じる日があるものです。
その「調子がいい日」を試合当日に持ってこなくてはなりません。例えば4月15日に試合があるとすると、4月1日にピークがきてしまうとダメなのです。
また、4月16日以降にピークがきてもダメです。計画的に取り組んで4月15日に「調子がいい日」がくるようにするのです。

「試合当日は調子が悪かった」「練習では上げられたのに」といった声はよく聞きます。全日本クラスの選手ですら、普段の練習で上げている重量が試合当日に上げられなくなるといったことがあります。
私が指導している選手やノーリミッツでしっかりと計画的なトレーニングをしているメンバーは、ほとんどの人が試合当日も練習通りに、もしくはそれ以上の重量を上げています。その違いはピーキングにあります。大会当日に自分の持っているものを最大限に発揮する。ピーキングは、そのためのテクニックです。

最近の選手はピークを上手く作れない?

今の若い人たちは、トレーニングの情報がたくさん入ってくるため、自分の経験や感覚で積み上げていくようなことはあまり行わない傾向にあります。昔はインターネットもなく情報量が少なかったため、私の場合はトレーニング専門誌を買ったら1カ月かけて読み漁り、試行錯誤していました。その試行錯誤をしている時期は、結果的に感覚を磨き上げる期間になります。

今の人たちは感覚を磨き上げる前に、すぐに次の情報が入ってきます。新たなものを見つけたらそのたびに試して、トレーニング方法をころころと変えていく。すると、自分にとって何がいいのかよく分からない状態に陥ってしまいます。自分にとって何がいいのか分からないため、ピークがきているときと、きていないときの感覚的な違いも分からない。ホームトレーニングやノーギアの大会が普及して手軽にパワーリフティングに取り組めるようになりましたが、その反面、ピークのつくり方がわからないという人がすごく多くなってきました。

人の身体はおもしろいもので、調子が悪いときほどウォームアップで軽く感じるという現象が起きることがあります。それは身体は疲れているのに脳が覚醒しているためです。ですが、重量をアップすると、まったく上げられなくなる。そういった感覚のずれがときとして起こります。ピークというものは、どれだけ長く持っても10日から14日ほどです。その期間を過ぎると絶対にピークは過ぎて筋出力は落ちていきます。計画なトレーニングを行って段階的に積み上げていった人は、感覚が磨かれて「来週くらいにピークがくるな」といったことが分かるようになってきます。試合の10日前に調子がよくなり重たい重量を扱っていると、そこからは調子が次第に落ちていきます。ピークが訪れて、ここからは調子が落ちるかもしれないというときは、疲労を抜いたり、トレーニングのボリュームを下げたりして、そのピークを維持していく必要があります。

その感覚は自分では分からなかったとしても、いつも指導しているコーチならば、その人の動きを見て分かるはずです。優秀な指導者ならば、試合前にピークが訪れ始めた選手には重量設定を上方修正、下方修正したりしながら、繊細な作業を施してそのピークを失わないようにしてあげることができるはずです。
スマホなどでフォームを撮影しながら練習している人もいるかもしれませんが、映像は案外あてになりません。ビデオカメラは肉眼よりもフレーム数が少ないです。例えば、肉眼ではすごく重たそうに上げていたり、もたもたと上げていたりしても、映像だと意外と滑らかに上げているように見えることがあります。肉眼で感じ取れた違和感が、ビデオにはとらえられていないのです。

自分のことを客観的に理解するのは、熟練した人でないと難しいものがあります。そこは感覚や映像のみに頼るのではなく、信頼できる指導者に委ねたほうがいいでしょう。

過去記事を含むnoteへのリンクはこちらです。
https://note.mu/nolimits

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  • 三土手 大介
    No Limits代表・レッシュマスター級トレーナー
    一般社団法人レッシュ・プロジェクト理事
    1972年8月26日生まれ
    神奈川県横浜市出身
    120kg超級
    4スタンスタイプ「A2」

    <打ち破ってきた限界の数々>
    スクワットで日本人初の400Kgオーバー
    ベンチプレス日本人初の300Kgオーバー
    トータル日本人初の1トンオーバー
    4つの世界タイトル獲得(世界パワーリフティング・世界ベンチプレス・ワールドゲームズ・アーノルドスポーツフェスティバルPRO BENCH)
    全日本パワーリフティング選手権 優勝20回
    全日本ベンチプレス選手権 優勝18回

    <ベスト記録>
    スクワット435kg
    ベンチプレス360kg
    デッドリフト320kg
    トータル1060kg
    ベンチプレス125kg級世界記録322.5kg
    ベンチプレス125kg超級世界記録360kg
    (IPF旧階級絶対重量世界最高記録)
    スクワット、ベンチプレス、トータル
    旧125kg級、旧125kg超級、120超級日本記録保持者