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スクワット補助種目編①:レッグプレス

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掲載日:2016.11.22
前回まで補助種目前のセッティングのことについて解説してきました。
動く前の準備というものは非常に大切です。補助種目だからといって適当にセッティングをせずにしっかりと準備してください。

レッグプレス

脚の補助種目の代表と言えばレッグプレスでしょう。
いろいろなレッグプレスマシンがありますが、ここでは45度レッグプレスマシンを使用した際の解説をいたします。そのほかのレッグプレスマシンも応用すれば同じです。

レッグプレスの際に注意するポイントは以下の項目です。
・背中のシートの角度調整。
・座った時の安定感の出し方と足の位置。
・ハンドルレバーの握り方。
・動作の意識。
・背中のシートの角度調整。
最初に背中のシートの角度調整ですが、やや起こし気味にした方が良いタイプと少し寝かせた方が良いタイプと分かれます。この角度を間違えるとその後の動きに影響するので自分がしっくりくる角度に調節してください。
Aタイプは角度を起こし、Bタイプは寝かせる傾向にあります。
・座った時の安定感の出し方と足の位置。
角度が決まったらシートに座り、足の位置を決めます。
この時にAタイプはみぞおちを安定させるようにシートに座ると動きが出やすく、Bタイプは股関節が安定するように座ると動きが出やすいです。自分のポジションを変えながら自分が一番安定する場所を探してみて下さい。
そして、ステップに乗せる足の位置ですが、Aタイプはみぞおちと膝の延長線上に足が来るようにセットし、Bタイプは股関節と足が一直線に揃う意識でセットします。

Aタイプの構え みぞおちを安定させるように座りみぞおちと膝の延長線上に足が来るようにセット

Bタイプの構え 股関節が安定するように座り、股関節と足が一直線に揃う意識でステップにセットする

・ハンドルレバーの握り方。
ハンドルレバーを握ってマシンのロックを解除するわけですが、この時ハンドルの握り方は前回のコラムで紹介したそれぞれのタイプのグリップで握ります。握りも適当に握らずに自分のしっくり感を大切にしましょう。握りが適当だと脚の種目だとしても身体全体の連動性が損なわれてしまいます。
グリップが決まったらレバーを引いてAタイプの場合肘を安定させて引き付けるイメージにすると身体が更に安定します。Bタイプの場合脇の下を安定させるイメージでグリップを押さえつけるイメージにすると身体が更に安定します。
・動作の意識。
ここまでセッティングできれば後は自然に良い動きが出ますが、Aタイプの動作の意識はみぞおちと膝を近づけるように下ろしていきます。Bタイプは足を股関節に近づけるように下ろしていきます。
この時にクロスタイプは身体をややたわませる意識を、パラレルタイプはややしならせる意識を持つと出力の安定が出せます。

Aタイプの動作 Aタイプの動作の意識はみぞおちと膝を近づけるように下ろす

Bタイプの動作 Bタイプは足を股関節に近づけるように下ろす

私自身レッグプレスは今迄のトレーニング人生の中でもそんなにたくさん行ってきてる種目ではありません。最近は脚のバランスを整えるという意味合いでレッグプレスを少し行っているくらいです。
レッグプレスは重量を扱える種目なので楽しくてどんどん高重量を求めてしまいがちな種目ですが、しっかりとコントロールして行う事を意識してみて下さい。

次回は脚の補助種目レッグエクステンションを解説します。

DVDのご案内


補助種目だからといってセッティングを安易に考えていないだろうか?

重要なのは動く前のセッティングと自分の身体に適した動きをすること。
DVDにはレッシュ理論の最重要項目である「正しく立つ」を徹底解説。
正しく立つは、安定した状態から正しく動くための最初の一歩です。

そして、各タイプにおける基本のセッティングも解説。
・各タイプにおける「足幅」
・安定した軸での「座り方」
・連動性を生み出す「グリップ」
・身体が最も動く「肘位置」

これらのセッティングが正しく整って動き出せば自分の4スタンスタイプの動きの中で補助種目を効果的に行うことができます。

収録されている補助種目は厳選した基本的な補助種目を18種類収めております。
それらの補助種目を4スタンス理論でタイプ別に詳しく解説。
各タイプにおける動きのコツ(骨)を理解すれば動きの精度も高まります。


↓詳しくはNo Limits公式サイトをご覧ください。
  • 三土手 大介
    No Limits代表・レッシュマスター級トレーナー
    一般社団法人レッシュ・プロジェクト理事
    1972年8月26日生まれ
    神奈川県横浜市出身
    120kg超級
    4スタンスタイプ「A2」

    <打ち破ってきた限界の数々>
    スクワットで日本人初の400Kgオーバー
    ベンチプレス日本人初の300Kgオーバー
    トータル日本人初の1トンオーバー
    4つの世界タイトル獲得(世界パワーリフティング・世界ベンチプレス・ワールドゲームズ・アーノルドスポーツフェスティバルPRO BENCH)
    全日本パワーリフティング選手権 優勝20回
    全日本ベンチプレス選手権 優勝18回

    <ベスト記録>
    スクワット435kg
    ベンチプレス360kg
    デッドリフト320kg
    トータル1060kg
    ベンチプレス125kg級世界記録322.5kg
    ベンチプレス125kg超級世界記録360kg
    (IPF旧階級絶対重量世界最高記録)
    スクワット、ベンチプレス、トータル
    旧125kg級、旧125kg超級、120超級日本記録保持者