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自己紹介と連載コラムの内容紹介(1)/三土手 大介

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掲載日:2016.01.19


フィジークオンラインをご覧の皆さんこんにちは、三土手大介です。今月から連載コラムを書かせていただくことになりました。よろしくお願いします。

第一回目のコラムは私の自己紹介を交えながら、これから始まる連載コラムの内容と方向性を紹介していきたいと思います。

僕はパワーリフターですが、この連載コラムで皆様に伝えていきたいことは一般的なウェイトトレーニング全般の記事です。

その中でパワーリフティングのテクニックとか、格闘技、競技スポーツのためのウェイトトレーニングというものも取り上げていきますが、基本はウェイトトレーニング全般に関しての事です。全てのウェイトトレーニング愛好家に参考になるような記事を書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

実は子供のころは病弱だった




私は1972年8月に横浜で生まれました。子供のころから太っていましたが、見た目とは逆に結構病弱でした。

4歳の時に川崎病という心臓病を発症して、高校生くらいまでは小児喘息も持っていました。そのため運動をしていてもすぐに息が苦しくなってしまい、校内マラソン大会などはほとんど見学していました。

そんな感じで長距離系は全くダメだった私ですが、瞬発的な動作を要するものはどれも凄く得意でした。鉄棒も得意でしたし、跳び箱や器械体操はクラスで一番でした。バック転などは朝飯前でした。高校の時のスポーツテストでは反復横とびは校内一という記録を残すほど俊敏でした。

そういったこともあって、周りの友達に“メチャクチャ動けるデブ”と言われ不思議がられていました(笑)

 

空手のためにウェイトトレーニング開始


そんな私がウエイトトレーニングを取り入れたのは13歳のときでした。突然天から降ってきたかのように「ウエイトトレーニングをしなければ!!」という思いが身体の中に溢れたのです。

当時のトレーニング法は全て直感で、その日にやりたいものを適当にやる、といった非常にいいかげんなものでしたが、毎日毎日が楽しくて仕方ありませんでした。また、使用重量が伸びるにつれて空手も強くなっていくのが凄く実感できました。

高校二年生の終わり頃にはベンチプレスで165kgができるようになっていましたし、スクワットも200kgくらいで練習していました。

高校三年生のときにパワーリフティングという競技の存在を知り、普段トレーニングしている種目が競技になっているなんて、なんて素晴らしいんだ!と思い、すぐに申し込み、夏の全日本高校大会に出場しました。

結果は3位・・・。自信を持って挑んだ大会でしたので3位という結果には凄くショックでした。当時は自分より強い高校生はいないだろうと思っていましたから……。結構なめてかかっていました(笑)

でも、負けて良かったのです。私がパワーリフティングを続けようと思ったのは、この大会で負けたからです。もし、あっさり優勝していたら、こんなものかと思い、辞めていたと思います。

 

本格的にパワーリフティングをはじめて感じた疑問


高校卒業後は更に本格的にトレーニングに打ち込みました。パワーの記録は順調に伸びていって1992年に全日本ジュニアチャンピオン、1993年に一般の全日本チャンピオン、1994年に世界ジュニアチャンピオンになりましたが、1994年頃から伸びが停滞し、一つの疑問が湧いてきたのです。

当時のトレーニングは毎回毎回その時できるであろう8回のMAXに挑戦するといった精神的にも肉体的にも非常に辛いものでした。そして、強度の高いトレーニングをいつも行なっていたため、怪我というか慢性的な腰痛や痛みも凄く多かったです。

そのため、漠然とだけれど、間に軽い日を入れたり、自分の身体の調子を考えて強度を調整したりして、ごまかしながらトレーニングしていました。

そんな漠然としたトレーニングを周りの皆も当たり前のように行なっていたので、素質のある人は伸びるが、素質のない人は、最初は伸びてもすぐに伸びなくなっている状態でした。

 

サイクルトレーニング導入


伸びない原因を聞いても、周りからは明確な答えは返ってこない。となれば自分でどうにかしなければなりません。

ちょうど1994年の世界ジュニアで優勝した時、デッドリフトのウォーミングアップ中に220kgのバーベルを、足を滑らせて右足の親指に落としてしまい、ひどい裂傷と骨折をしてしまい(その試合は何とか気合でデッドリフト一本だけ引き優勝はしましたが)、しばらくは満足にトレーニングできる状態ではありませんでした。

私はこの時、この怪我はもう一度トレーニングのことを勉強し直して、初心に戻って自分を見つめ直し、次につなげるための良い休養期間だと割り切って、トレーニングに関するいろいろな文献や書籍を調べました。そしてたどり着いたのがパワーリフティング用にアレンジしたサイクルトレーニング法でした。

今となってはサイクル的にトレーニングを行なっているリフターは当たり前のようにいますが、明確に期間を決めて重量設定をしっかり計算してサイクル化したのは、日本では私が最初ではないかと思っています。

現在は多少変化している部分もありますが、今でもこのときのサイクルトレーニング法が私のベースになっています。

 

サイクルトレーニングの効果


骨折をしたのが1994年6月で、サイクルトレーニングを取り入れてから最初の試合は1995年4月の全日本ジュニアでした。

そこで私は、今までの自己ベストをトータル50kgも上回る記録を叩き出し、自分が行なってきたサイクルトレーニングの効果を改めて再確認することができました。

その後も順調に伸びていきましたが私の身体には徐々に異変が起こり始めていたのです。
 

セミナーのご案内


ノーリミッツでは定期的に、全国各地で様々なセミナーを随時開催しております。必ず皆様がレベルアップできるヒントや今後に役立つセミナーがあると思いますので是非一度参加してみて下さい。
 

・自分に合った自然な身体の使い方が分からない
・4スタンス理論について詳しく知りたい
・競技パフォーマンスを向上させたい
・怪我をした場合どのように復帰していくのか
・ウェイトトレーニングをすると身体に痛みが生じる など


↓詳しくはNo Limits公式サイトをご覧ください。
 
  • 三土手 大介(みどて だいすけ)
    No Limits代表・レッシュマスター級トレーナー
    一般社団法人レッシュ・プロジェクト理事
    1972年8月26日生まれ
    神奈川県横浜市出身
    120kg超級
    4スタンスタイプ「A2」

    <打ち破ってきた限界の数々>
    スクワットで日本人初の400Kgオーバー
    ベンチプレス日本人初の300Kgオーバー
    トータル日本人初の1トンオーバー
    4つの世界タイトル獲得(世界パワーリフティング・世界ベンチプレス・ワールドゲームズ・アーノルドスポーツフェスティバルPRO BENCH)
    全日本パワーリフティング選手権 優勝20回
    全日本ベンチプレス選手権 優勝18回

    <ベスト記録>
    スクワット435kg
    ベンチプレス360kg
    デッドリフト320kg
    トータル1060kg
    ベンチプレス125kg級世界記録322.5kg
    ベンチプレス125kg超級世界記録360kg
    (IPF旧階級絶対重量世界最高記録)
    スクワット、ベンチプレス、トータル
    旧125kg級、旧125kg超級、120超級日本記録保持者

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