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スクワット①:スクワットの担ぎ方

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掲載日:2016.08.02
今回のコラムからいよいよビッグ3であるスクワット、ベンチプレス、デッドリフトのフォーム解説をしていきますが、その前に皆さんに知って頂きたいことがあります。

このコラムでも以前書きましたが、人の身体の使い方は皆同じではありません。それぞれのタイプによって身体の使い方や軸の作り方のセオリーが異なり、それを利用することによって自然で無理のない身体の使い方を出すことが出来、パフォーマンスが向上します。
なので、ビッグ3における様々なアプローチ方法やその形も違って当然なのです。

しかし、人は生まれてから成長する過程の中で様々な動作を教わったり、スポーツを教わってきます。そんな中で本来の自分のタイプと違った動きを知らないうちに作りこんでいる場合が多々あります。「こうしなければならない。」とか「この動きはダメだ。」とか・・。
ですから自分自身の身体を正しく使うためには、今まで作りこまれてきた動作を一度リセットして本当の自分の動きを再確認する作業が必要な場合があります。

自分自身の身体を正しく使えるようになるという事は、様々なトレーニングを積んでいく中で、自分自身の身体の取扱説明書をより中身の濃いものにしていく作業です。そんなことを踏まえたうえでウエイトトレーニングに取り組んでみて下さい。

そして、これらの事をまとめたのが「レッシュ理論」です。各種メディアに取り上げられている言葉だと「4スタンス理論」の方が聞きなれた言葉かもしれません。
4スタンス理論はレッシュ理論の中の一部の理論です。今回からしばらく続くビッグ3のフォーム解説では自分のタイプがわからなくても正しいフォームに導いていけるような形で書いております。

より深くレッシュ理論や4スタンス理論が知りたい場合はノーリミッツから別途4スタンス関連商品も多数取り揃えておりますのでそちらを参照して頂けたらと思います。

【4スタンス関連商品】 http://nolimits-gym.com/netshop/69.html

また、自分の正確なタイプを把握することは今後のトレーニング人生において非常に重要な事ですので、専門家に正しくタイプチェックしてもらう事をおすすめします。

ノーリミッツでは日々パーソナルトレーニングや各種セミナーで皆様のタイプチェックをさせて頂いておりますのでご利用いただけたらと思います。
お気軽にお問合せ下さい。【ノーリミッツ Tel:042-360-2455】

スクワットの担ぎ方

さて、前置きが長くなりましたが、今回はスクワットの担ぎについてです。
シャフトと自分の身体を繋ぐ接点が担ぎですので担ぎをおろそかにしてしまうとその後の動きに大きく影響していきます。ですので担ぎは非常に大切な要素なのです。担ぎ方で一番重要なのはどこに担いだ時に一番フォームが安定するか?これが大切です。

パワーフォームにした場合、低く担いだほうが体幹部のテコの作用や有利に働きます。しかし、形だけにとらわれて無理して低く担いでも、逆にそれがネックとなって歩きが弱くなったり、軸が作り難くなったりして連動性を失い、全体としてのパフォーマンスが落ちてしまう事も多々あります。

逆に首の付け根などに高く担いだ場合は、ラックアップや歩きが楽で担いでいる時にも苦しくないですが、高い位置に担ぎすぎるとこちらも低く担いだ時同様に身体の連動性が上手く出せなくて結果的に良い動きが出せないということもあります。

担ぎの位置は人によって多少の違いはありますが、まずは僧帽筋と三角筋後部の間のくぼんだところに乗せてみましょう。その窪みが分かり難いようでしたら少し腕を後方上方向に上げてみて下さい。そうすると窪みが出来てわかりやすいです。その位置で微調整して自分自身が一番しっくりと来る位置に担ぐようにしてください。
この時の手幅ですが、手首や肘、肩に大きなストレスや痛みが無い状態で最も狭い手幅にしてあげるとシャフトと身体の一体感が出て非常に安定します。
グリップはなるべくならば親指をしっかりと回すサムアラウンドグリップで行ってください。その方が身体の連動性が高まります。

担いだ時の意識ですが、実は二通りあります。一つは両手でも一緒に下から押し上げる意識で担ぐ方法。バックプレスをするような感じといえばイメージしやすいでしょうか。
もう一つはシャフトを自分の身体に更に密着させるように抑え込む意識で担ぐ方法。ビハインドネックラットマシンをするような感じといえばイメージしやすいでしょうか。

二つの意識を行ってみて自分にしっくりくる方法で担ぎの安定を出してみて下さい。

次回は、スクワットの歩き方やスタンスについて深く解説していこうと思っております。

セミナーのご案内


ノーリミッツでは定期的に、全国各地で様々なセミナーを随時開催しております。必ず皆様がレベルアップできるヒントや今後に役立つセミナーがあると思いますので是非一度参加してみて下さい。

・自分に合った自然な身体の使い方が分からない
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・競技パフォーマンスを向上させたい
・怪我をした場合どのように復帰していくのか
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  • 三土手 大介
    No Limits代表・レッシュマスター級トレーナー
    一般社団法人レッシュ・プロジェクト理事
    1972年8月26日生まれ
    神奈川県横浜市出身
    120kg超級
    4スタンスタイプ「A2」

    <打ち破ってきた限界の数々>
    スクワットで日本人初の400Kgオーバー
    ベンチプレス日本人初の300Kgオーバー
    トータル日本人初の1トンオーバー
    4つの世界タイトル獲得(世界パワーリフティング・世界ベンチプレス・ワールドゲームズ・アーノルドスポーツフェスティバルPRO BENCH)
    全日本パワーリフティング選手権 優勝20回
    全日本ベンチプレス選手権 優勝18回

    <ベスト記録>
    スクワット435kg
    ベンチプレス360kg
    デッドリフト320kg
    トータル1060kg
    ベンチプレス125kg級世界記録322.5kg
    ベンチプレス125kg超級世界記録360kg
    (IPF旧階級絶対重量世界最高記録)
    スクワット、ベンチプレス、トータル
    旧125kg級、旧125kg超級、120超級日本記録保持者