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ビキニアスリート・サンキンサチ / 2014年サマーコンテストシーズン結果

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掲載日:2015.06.05


2014年2月アーノルド・アマチュアの舞台に立ったサンキン・サチ選手。日本人として初のビキニカテゴリーでのIFBBプロを目指して、一念発起アメリカ・ロサンゼルスに生活の基盤を移し、そこで2014年サマーコンテストシーズンをスタートさせた。

もともとサチ選手のご主人はアメリカ人なので、彼女はグリーンカード(米国永住権)を保有する。グリーンカード保有者は米国民と同様に扱われ、IFBB傘下のアメリカの団体であるNPCに選手登録ができ、National Qualifiers(上位レベルのコンテスト)に参戦することができる。

そして本年NPCに於いて、シーズン通算5大会(National Qualifier)・15カテゴリーにエントリーし、すべてでファーストコールを得て、合計16個のトロフィーを獲得するまでに進化を遂げた。

日本でも今年から本格的にビキニ競技が開催されるようになった今、今後、世界レベルの日本人ビキニアスリートを誕生させる意味でも、サチ選手の挑戦は非常に意味のあるもので、彼女がのちに自身の体験を日本にフィードバックしてくれることを期待したい。



各大会を振り返って


West Coast Classic(Lonnie Teper主催)
私はマスタークラス(+35)とノービスクラスのショートとオープンのショートに出ました。結果、マスターが14人中2位、ノービスが25人中5位、オープンが12人中4位でした。3つ共ファーストコールを得てジャッジの目もとらえることが出来て、ジャッジが「細いウエスト!」と話しているのも見えました。

LAの大会はアメリカの中でもかわいい子が多く集まると言う事で有名とだけあってブロンドのモデルの様にかわいい女の子がたくさんいました。チームもたくさんあって、LAでは4ever Fit と言うチームがあるらしく、女の子だけでなくフィジークなどの男の人もいました。そして、専用のトレーラーを引き込んで皆そこでパンプアップをトレーナーと共にしていました。30人位参加していてとても大きなチームでした。


BODYBUILDING.COMのカメラマンRon Avidan氏と


Los Angeles Championships(Jon Lindsay主催)
私の身長のクラスはマスターが7人、ノービスが8人、オープンが8人で、結果3カテゴリーとも優勝しました。この大会もNational Qualifierでしたので、とても質の高い大会でした。色々な物を見る余裕もあってさらにたくさんのことを学びました。帰り際にJon Lindsayに「おめでとう。君を歓迎するよ」と言って頂きました。 前回の大会のヘッドジャッジにも覚えていてもらえ、会場にいたら、ジャッジからおめでとうを言いに来てくれてとても感激しました。また、BODYBUILDING.COMのカメラマン・Ron Avidanはアーノルドの時から目を付けてもらっていて、いつもかわいがってくれます。今回の3つの優勝も喜んでくれてアイアンマガジンの注目の新人として推してみると言ってくれました。


BOMBSHELLのMAMA・Shannon Dey氏と


BOMBSHELL・National Teamへ昇格!!


フィギュア、ビキニの選手を中心に選手を育成している「BOMBSHELL」はプロアマ問わず、全米の主要大会の上位選手を多数輩出するチームである。元フィギュア選手である代表者・Shannon DeyはMAMAと呼ばれ、選手たちに慕われているが、数多くの選手を見てきている彼女でさえもサチ選手を見て「今までこんな細いウエストを見たことがない!!」と驚嘆の声をあげたとのこと。

そして、BOMBSHELLは今シーズンの活躍を見て、サチ選手を「National Team」に昇格させました。Bombshellには色々なカテゴリーがあり、入会するのは誰でもできるのだが、レベルや目的によってクラス分けされていて、National Teamは一番上のレベルになり、プロに向けた特別メニューを課すハイクラス・エリート集団となる。


真似をしちゃダメ。自分にとって何がベストなのかを考えなさい!!


Bombshellのセミナーミーティングで、ある女の子が質問しました。「アメリカの西と東ではジャッジに好まれるスタイルが違うと思うのですが」という質問。ママは、「私たちは世界レベルを作り上げていくので、地域やジャッジの好みのスタイルには合わさない。誰が見ても納得のいく世界レベルを作る」と言いました。

また、「Bombshellのダイエットやトレーニングのこれが嫌だとか、嫌いでしたくないと思ったら、チームをやめて下さい。その人には合ってないし、その人にはできない」とも言っていて、その徹底ぶりから指導の質の高さを感じました。だから、プロカードを取る選手が多いし、Bombshell所属のプロはいつもTop10に入っている理由がわかりました。

そして、一番印象に残ったのは、「真似をしちゃダメ。自分をつくりなさい。肌の色も、骨格もDNAも違う。インディア(India Paulino-IFBB Pro)が黄色の水着を着てるからと言って、黄色を選んじゃダメ。あの人と同じような肩になりたいと思っても骨格が違えば無理。自分にとって何がベストなのかを考えなさい。体脂肪や体重も人によってベストな見え方がある。絶対体脂肪は15%とかではない。私達がそれを一人一人に合わせて教えてあげる」と。凄い!ただ凄いと思いました。

ポーズもママ(Shannon Dey)とオリンピアやアーノルドに出場しているフィギアのジェニファー・ストロボに見てもらった時、見せ場の止まる瞬間瞬間を数センチ単位で体、手、顔の角度を調整し、あなたはこの角度が一番美しいと修正してくれました。今までは、元気よく弾ける様に歩いたり、足は必ずタップするようにしていて、アーノルドまでは元気よくを心掛けてましたが、私にはセクシーでゆったりとした動きの方が合っていると言う事で、アメリカに来て最初の大会(West Coast Classic)からそのように変えました。

合わないものに合わそうとしても自分の魅力が半減するだけなので、自分の魅力を最大限に引き延ばせる物を身につけた方がいいと言う考えです。自分ではそれが何かなかなか見えませんが、多くのプロを作り上げてきた経験からBombshellはそれを教えてくれて、作り上げてくれます。




2014年 NPCでの戦歴
○ NPC ウエストコースト・クラシック [National Qualifier]
6月28日、ロサンゼルス
マスターズビキニ(クラスA)準優勝
オープンビキニ(クラスA)4位
ノービスビキニ(クラスA)5位

○ NPC ロサンゼルス・チャンピオンシップ [National Qualifier]
7月19日、ロサンゼルス
マスターズビキニ(クラスA)優勝
オープンビキニ(クラスA)優勝
ノービスビキニ(クラスA)優勝

○ NPC オレンジカウンティ・マッスルクラシック [National Qualifier]
8月9日、ロサンゼルス
マスターズビキニ(クラスA)優勝、オーバーオール優勝
オープンビキニ(クラスA)準優勝
ノービスビキニ(クラスA)準優勝

○ NPC パシフィックUSA [National Qualifier]
8月16日、サンディエゴ
マスターズビキニ(クラスA)3位
オープンビキニ(クラスA)4位
ノービスビキニ(クラスA)4位

○ NPC サウスウエスト・マッスルクラシック [National Qualifier]
8月30日、ラスベガス
マスターズビキニ(クラスA)準優勝
オープンビキニ(クラスA)準優勝
ノービスビキニ(クラスA)優勝

  • BOMBSHELL FITNESS
    フィギュア、ビキニの選手を中心に選手を育成している。プロアマ問わず、全米の主要大会の上位選手を多数輩出するチームである。

フィットネス&ボディメイク情報誌
[ PHYSIQUE MAGAZINE 003 ]

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