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アーノルド・アマチュア コンテストに見る、細分化されるカテゴリーと審査基準

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掲載日:2015.06.05

中央:ウィメンズ・フィジーク総合優勝 Bruna da Costa Miyagui (Brasil)
右:メンズ・フィジーク総合優勝 Felipe Souza Murakami de Franco (Brasil)




2014年から日本でも本格的にフィジーク&ビキニコンテストが開催されるにあたり、現在アメリカを中心に行われている世界基準のコンテストでは、どのようにカテゴリー分けされているのか?また、審査はどのような視点で採点されているかを肌で感じるために、2月末より急遽、アーノルド・アマチュアのコンテストが開催されるアメリカ・コロンバスに飛んだ。

細分化されるカテゴリー




Men's Bodybuilding / メンズ・ボディビル
体重別(LightからSuper Heavyまで7クラス)
マスターズ
体重別(40歳以上と50歳以上の2クラス)
クラシック
身長別(175cm以下と175cm以上の2クラス)





Men's Physique / メンズ・フィジーク
身長別(AからFまで6クラス)

メンズ・フィジークの選手はボディビルダーからの転身者がおそらく多く出場していると見られる。やはり、海外でも最高峰の今大会では、そのままボディビルコンテストに出場しても勝ってしまう程のバルクを兼ね備えた選手が存在するのは確かである。フィジークは筋量を争う競技ではなく、バランス良く個々の筋肉が発達しているかが評価されるようだ。





Women's Physique / ウィメンズ・フィジーク
身長別(shortとTallの2クラス)

2014年より女子ボディビル部門は廃止され、昨年から初めて開催されたウィメンズ・フィジークが事実上、それに取って代わるカテゴリーとなる。従って出場者は明らかにボディビル出身者が多く、筋量的にも仕上がり的にも圧倒的な選手が何人も見られ、どのような評価をされるのかが注目された。結果的には男子同様、明らかに筋量重視ではないと感じた。ボディビル的な側面で見れば、上位入賞者よりも優れた選手は何人もいたが、やはり行き過ぎた筋量は評価されないというのが、今のIFBBの流れであるようだ。

女子ボディビルはウィメンズ・フィジークへ移行

アーノルド・アマチュアでは昨年はウィメンズ・フィジークを新設し、ボディビルと並行して行われていたが、ついに本年より、女子のボディビルは完全に消滅する形となった。この流れはIFBBの世界選手権やアジア大会でも同様の動きを見せているので、今後日本でも遅かれ早かれ女子のボディビルは消えゆくことになると思われる。

フィジークへ移行することによる変更点は以下の通り。規定ポーズの違いは多少あるものの基本的な動作は変わらない。その他、単色水着だったものが、きらびやかな装飾がついた水着になることも大きな違いであろう。また、フィギュアやビキニと異なり、ボディビルと同様にフリーポーズがあることも付け加えておこう。

変更点①ダブルバイセップス
ダブルバイセップスでは、フロントもバックも女性らしさを演出するため、指を握らず開いてポーズをとる


変更点②サイドチェスト
サイドチェストでは手を合わせたまま肘を伸ばして大胸筋を強調し、脚はクロスさせる

その他のポーズ
トライセップスとアブドミナル&サイはこれまで通りに行われていた






Figure / フィギュア
身長別(AからEまで5クラス)
マスターズ<35歳以上>
身長別(shortからTallの3クラス)

フィギュアはウィメンズ・フィジークとビキニの間というイメージで、また日本ではボディフィットネスがこれに相当するものであるが、身体だけ見て、フィジークの選手との違いを見出すことは正直できなかった。
フィジークとの違いは、今のところ規定ポーズとフリーポーズがあるのがフィジーク、クォーター・ターンのみがフィギュア、としか言いようがないのである。





Bikini / ビキニ
身長別(AからFまで6クラス)

ビキニの選手は女性らしい身体が望まれるのは確かだが、「筋肉はいらない」という間違った伝わり方ははっきりと否定しておきたい。腹筋において(特にサイド部分)は、上位の選手は明らかに筋肉で引き締まっている。またヒップは筋肉で大きくする必要があるし、それを強調するには身体の柔らかさも必要になってくるであろう。



Fitness / フィットネス
身長別(shortとTallの2クラス)

パフォーマンスは飛んだり跳ねたり、バック転等の体操技と、片手腕立てなどの力技、ダンスショー的な要素も含まれる。

Photo:
Yasu Nakajima
フィットネス&ボディメイク情報誌
[ PHYSIQUE MAGAZINE 001 ]

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