フィジーク・オンライン

2016年女子日本フィジーク選手権参戦記 大澤直子

この記事をシェアする

0
掲載日:2016.10.11

(★)

平成28年10月2日、メルパルク大阪にて第62回男子日本ボディビル選手権大会と第34回女子日本フィジーク選手権大会が開催されました。

実のところ、私が女子フィジークに出場するのは今年で2回目となります。今年の女子出場者は35名と多く、一時は出場者の数が減少することもあった女子ボディビル/フィジークでしたが年々選手が増えてきたように思います。

と言ってもビキニやボディフィットネスに比べると決して多いとは言えないのが現状です。

(★)

私は2009年にケガの為一旦ステージを離れ、2013年に復帰しました。復帰してから3年が経ち、3位・3位・2位ときて4回目のチャレンジ。ここまでくれば後は「優勝」しか見えませんでしたが、今年も「2位」と「ベストアーティスティック賞」を頂きました。

「ベストアーティスティック賞」は4連覇!!3位だった時から頂いてる賞です。

(★)第34回女子日本フィジーク選手権大会にて。左:山野内 里子選手、右:大澤 直子選手。

優勝は5連覇の山野内選手。毎年なぜ優勝にたどり着くことが出来ないのかと考えているのですが…筋肉量・ハードな仕上がり・ポージング(ステージング)…何かが欠けているのでしょうね。
5月に北京で開催されたアジア大会の予選では、中国の選手と1ポイント差で2位でしたが決勝(フリーポーズ)で逆転優勝できました。今回の日本選手権、予選では山野内選手と3ポイント差でしたが、決勝での私が得意とするフリーポーズで巻き返すことが出来ず、逆転どころか差が広がっていました。

ベストアーティスティック賞を頂きましたが、決勝でも負けているという事はフリーポーズはポイントにはなっていないということでしょう。ベストアーティスティック賞は特別賞的な存在なのでしょうか?それとも…

それ以上に、優勝者の山野内選手の圧勝だったということだと思います。確実な勝利の決め手は、やはり予選からしっかり勝つことが優勝への道に繋がるようです。

フィジークに出場するようになって2年目、ボディビルからフィジークに移行して変わったことは…ポージングと衣装だけではないと思うのです。より女性らしく、しなやかな筋肉の評価ではないのかなぁって。もちろん筋肉量が多くてしっかりと鍛え上げた身体でなければダメですが、男性と区別がつかないのはフィジークで求められているものとは違うと思います。
私はこの競技を始めて20年ですが、ボディビルの時から指導して下さる吉田真人さんから常に「トータルパッケージ」でステージに立つこと、ステージだけではなく普段の生活から身の振る舞いや着るもの、メイクも徹底して指導されていましたから、素っぴんのジャージでジムに行った日にはとても叱られたのを思い出します(笑)

なので、フィジークに変わっても自分自身はあまり変わったとか抵抗はなくて、むしろやっとその時代が来てくれたと喜んでいます。だからこそ日本のフィジーク界の先頭に立ち、まだまだ定着してない部分の底上げが出来るように、先ずは日本一になれるよう頑張ります。

そして、来月の世界大会でも昨年の10位から、今年は6位入賞出来るように頑張りたいと思います。

写真提供(★、サムネイル):photo by Lounge Pure


  • 大澤 直子(princess muscle nao)
    身長153cm/体重48kg
    ・ゴールドジム
    ・ジム/スタジオインストラクター、スタジオディレクター
    <戦歴>
    2013 日本選手権 女子ボディビル 3位
    2013 日本グアム親善大会 女子ボディビル 優勝
    2014 日本クラス別選手権 女子ボディビル49kg級 優勝
    2014 日本選手権 女子ボディビル 3位
    2015 日本選手権 女子フィジーク 2位
    2015 世界選手権 女子フィジーク大会 10位
    2016 アーノルドクラシック 女子フィジーク 14位
    2016 アジア選手権 女子フィジーク -163cm 優勝
    2016 日本選手権 女子フィジーク 2位