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2014JPC ザ・コンテスト 8月31日(日)守口文化センターエナジーホール

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文と写真:SATO[ 月刊ボディビルディング 2015年1月号 ]
掲載日:2017.06.06
記事画像1

ナショナルズ

コンテストシーズン真っ只中の8月31日、大阪ではこの日、大きな大会が二つあった。その一つ、JPC(NPO法人日本フィジーク委員会)ザ・コンテストを取材に行った。

肉体の完成度で世界のトップに立った、日本ボディビル界のレジェンド、杉田茂氏率いるJPCザ・コンテスト。実行委員として脇を固めるのがボディビル界の開拓者、プロレスラーのゼウスこと、大林賢将氏や強力な運営スタッフ達。審査委員は、少し昔に月刊ボディビル誌に活躍を掲載された面々。思わず「うわ~、懐かしい顔!」と一人つぶやいた。

さて、JPCザ・コンテストは3つのカテゴリー(ナショナルズ、マスターズ、ノービス)に分かれており、誰でも自由に参加できる。所属ジムの限定といった縛りがない、オープンな団体のコンテストなのだ。日本でトレーニングをしている海外の選手の活躍が見られる数少ない全国大会である。

また、コンテスト途中でコンテスト協賛会社からのお菓子の投げ入れもあり、観客も楽しむことができる。出場者は勿論、観戦者も一緒に盛り上がるボディビルコンテストのエンターテイメントを目指している団体である。

フライパンを丸めたり鉄筋を曲げたりする「ストロングマンコンテスト」、女性らしさと健康的な美を競う「ミズフィギュア」は今回開催を見送られ、ボディビルコンテスト中心でどれだけJPCらしさを感じられるのか!はたまた、今年はどんな選手が活躍するのか、楽しみだ!
ナショナルズ優勝/井上柱将

ナショナルズ優勝/井上柱将

ナショナルズ2位/花田秀彦

ナショナルズ2位/花田秀彦

ナショナルズ3位/川崎 岳

ナショナルズ3位/川崎 岳

ナショナルズ4位/ 川名将信

ナショナルズ4位/ 川名将信

ナショナルズ5位/ 櫻井康司

ナショナルズ5位/ 櫻井康司

ナショナルズ6位/ 伊藤克城

ナショナルズ6位/ 伊藤克城

ナショナルズ7位/ 佐保田正喜

ナショナルズ7位/ 佐保田正喜

左より伊藤、花田、井上、榛木(8位)、川崎

左より伊藤、花田、井上、榛木(8位)、川崎

1位 井上柱将 (ベストポーザー)
素晴らしいフレームに、弱い部位がない筋量、バランス、仕上がりは圧巻!プロビルダーの山岸秀匡選手を彷彿させる。上半身と下半身のボリュームは強豪の中でも秀でていた。バックポーズでの立体感は29歳とは思えない仕上がりだ。黒光りした肌ツヤは張りがあり、凹凸感がより一層増して見えた。自分自身をアピールできるポージングも知っており安心して鑑賞させてくれた。これから世界に目を向けて進んでいくのか、本当に楽しみな逸材である。

2位 花田秀彦
筋量・カットも充実しており、肌ツヤも黒光りしバリバリに仕上がった身体は誰が見ても優勝候補の一人。バランスよく発達した身体。大きな肩から上腕と胸にかけてのストリエーションは素晴らしい。上腕と首にもう少しボリュームがあれば結果はどうなっていただろうか。

3位 川崎 岳
重量感ある体を見せ筋量は充分。活躍が期待されたが、立体感が弱く見えたのはストリエーション不足か。当日、コンテストが進むにつれて汗が出て、全身に黒く輝くハリがでてくるような仕上がりになれば面白く、サイズ的にはトップを争うレベルにあるだけに残念な結果になった。

4位 川名将信
たっぷりある筋量、特に上腕の重量感は一級品である。もう少し全身にストリエーション出す事で一気に上位に躍り出るのではないかと思う。

5位 櫻井康司
バランスよく纏まりがあり、プロポーション・仕上がりも良かった。ダブルバイセップス時の腹筋がもう少し目立てば順位の入れ替えもあった。

6位 伊藤克城
昨年のマスターズ2位から今年はナショナルズへ参戦。バランスよく纏まりがある身体である。プロポーション・仕上がりも良かった。上位陣との差をあげるとしたら、僅かに筋量である。マスターズに戻らずにナショナルズで上位を狙って欲しい。

7位 佐保田正喜
脚の重量感は一級品である。ただ下半身のバルクがあり過ぎる為か上半身とのバランスが悪く感じた。肩から腕にかけてもう少し全身にストリエーション出すことで審査の点数が上がると思う。

8位 榛木勘介
昨年のノービスクラス優勝者の榛木選手は21歳と若く、今回は将来を見据えてバルクを前面に押し出した。全体的にまだ発達途中であることに間違いないが、バランスの良い筋肉の発達を見せている、このままJPCを牽引する選手になっていくだろう。

ノービスクラス

ノービス表彰。左より北倉(2位)、大西(1位)、野田(3位)

ノービス表彰。左より北倉(2位)、大西(1位)、野田(3位)

1位 大西光俊 (ベストポーザー)
筋量、バランス、仕上がりともに、安定した力を持っていたことが、この大混戦を制した大きな理由だろう。腹筋の大きさで最初から目立っていた。

2位 北倉健二
バランスよく発達した身体。全体に身体が纏まっている。全身すみずみまで刻み込まれたカットは圧巻だった。

3位 野田哲也
バランスがよく、纏まりがある身体である。プロポーション・仕上がりも良かった。審査員の目を引く為に何か特徴があれば結果も変わったと思う。

4位 坂本充史
前面での存在感があった。減量前の筋肉の大きさを感じさせる。上位に入るには仕上がりがまだ甘い。仕上がった時の身体が楽しみだ。

5位 山端克忠
21歳でこれほど肥大化した筋肉は滅多に見られない。只々、驚くばかり。まだまだ荒削りだが仕上げを考えないで肥大化を進めて欲しい。丸々とした大腿部に筋肉で詰まった上半身が更に進化した時、日本には敵はいないのではないか。

6位 林田一宏
カットも良く、仕上げてきた。バックポーズで若干のマイナスが出たのか。

7位 山鹿悠介
20歳で筋肉、カットと、身体をここまで仕上げるのは大変な努力をしたのだろう。ポーズも相当練習したことが窺える。

8位 樋口竜也
7位の山鹿選手と同じ20歳。筋肉の付き方がバランス良い。流れるフリーポーズは最高。カットは気にせずにこのまま大きくなれば将来が楽しみだ。恰好よい身体である。

9位 藤島輝幸
キャリアを感じる身体である。フリーポーズで自分の一番良いところを見せる事で順位も変わるだろう。

10位 ノトヤ・ラファエル
腕が大きくアウトシルエットが良く、ウエストも細く見える。もう少し絞り込み、筋肉がもっと隆起してくれば、順位を上げることが可能だろう。

マスターズクラス

マスターズ優勝/ マエバラ・リカルド・アキオ

マスターズ優勝/ マエバラ・リカルド・アキオ

マスターズ2位/ 垣尾雅規

マスターズ2位/ 垣尾雅規

マスターズ3位/ 細矢 洋

マスターズ3位/ 細矢 洋

マスターズ4位/ 鈴木美哉

マスターズ4位/ 鈴木美哉

マスターズ表彰

マスターズ表彰

1位 マエバラ・リカルド・アキオ
他団体でも活躍している選手である。バランスが良く、纏まりがあり、プロポーション・仕上がりも良かった。来年はナショナルズへ参戦すれば、大会が面白くなる。その為にもフリーポーズで感動を与える選手になって欲しい。

2位 垣尾雅規
カットが鋭く、全身ストリエーションの嵐だった。バルク重視の選手が多かった中、全身すみずみまで刻み込まれたカットは圧巻だった。

3位 細矢 洋
昨年のマスターズ優勝者。圧倒的な筋量で2連覇かと思われた。筋肉の塊の身体にあと少しのカットがあれば順位は大きく変わった。

4位 鈴木美哉 (ベストポーザー)
昨年マスターズ3位。毎回、素晴らしいアウトラインにバランスよく付いた筋肉を仕上げた。上下のバランスが整った身体は恰好良く、ポージングでは審査員や観客の目を引いた。あと一絞りできたら順位も変わるだろう。

5位 内海 茂
昨年ノービス3位から、今年はマスターズへの参戦。端正で洗練された身体は風格が漂う。65歳とは思えない筋肉とカットに肌のツヤも良い。一生筋トレの見本だろう。

6位 古澤博明
66歳、ダンディな身体である。男らしさが漂う筋肉。上半身はバルクもカットもある。大腿部のカットが目立てば順位が面白くなる。

7位 小椋登志男
バランスがよく、纏まりがある。プロポーションが良かった。上位陣との差をあげるとしたら、仕上がり具合である。
文と写真:
SATO
[ 月刊ボディビルディング 2015年1月号 ]