フィジーク・オンライン

Ad by SUPLINX

Weekly Monthly Shopping

第2回グアム親善ボディビル&フィットネス選手権大会出場記

この記事をシェアする

0
月刊ボディビルディング
掲載日:2017.08.27
記事画像1
 今回の日本グアム親善大会において、私は日本代表派遣選手として参加させて頂きました。海外大会は以前から興味がありました。初の海外で、初の海外大会参加です。つたない文章ではありますが、私が見たまま、感じたままをお伝えしたいと思います。

●10月23日 出発前日

 私はスタジオエアロビクスのインストラクターを仕事としています。通常通り夜まで仕事をして準備に追われました。出発は宇都宮を朝4時。気持ちは落ち着いていたのですが、あまり眠れませんでした。

●10月24日 出発

 集合は成田に7時30分。道路の渋滞で15分程の遅刻をしてしまいました。選手の皆さん、観戦ツアーの皆さんと出発前の記念撮影。「いよいよなんだなぁ…」と、不安、期待を胸にして出国となりました。衛藤選手と飛行機の席は隣。久しぶりの再会で沢山話をしました。ずっと話をしていたら3時間はあっという間でした。途中、機内食が出ましたが、とりあえず食べられるものだけ食べて、後はそれぞれ持参してきたものを食べました。

 空港に着いたらウエルカムセレモニー。私は笠松さんから、私が掲載されたグアムの新聞を頂きました。グアムでかなり宣伝されていたようで、今回の大会の関心の深さを感じました。選手の皆さんと沢山写真を撮りました。

 バスでホテルへ移動。部屋で少し休んでスーパーへ買い出し。中々買い出しへ行けないので、なるべく選んで沢山買い込んできました。ホテルの敷地内にジムがあるらしく、行きたかったのですが、20時までという事で時間がなくあきらめました。部屋に戻り、軽くストレッチや腹筋などしました。あまりにも疲れていたのでしょうか、私はすぐ眠ってしまいました。
同じボディフィットネス163㎝級に出場した衛藤選手と

同じボディフィットネス163㎝級に出場した衛藤選手と

機内食や美味しそうなビュッフェも大会までは食べられません

機内食や美味しそうなビュッフェも大会までは食べられません

記事画像4
今回出場したボディビル&フィットネス女性陣。前日には中村静香選手(右から3人目)
によるポージング指導もあり、とても勉強になりました

●10月25日 大会前日

 7時集合、そしてミーティング。朝食はバイキングだったので、食べられるものだけをしっかりと食べました。タモン観光がありましたが、自由参加でしたのでジムに行く事にしました。私は軽く、背中、ハム、有酸素などやりました。充分なトレーニングができるジムでした。選手の皆さんも来ていましたので、楽しく写真を撮ったりしました。

 午後はプレスカンファレンスや出場手続きがあるため、準備に追われました。私はボディフィットネスですので、検量はなく、身長を計測しました。私は155㎝しかありませんので、ショートクラスです。グアムの方も来ていましたので、少し興味があり、どんな選手がいるのかなぁ、と、観察してしまいました。

 夕方は講演会。ベルズの吉田さんから海外大会のお話等を聞いて、とても参考になりました。ポージング練習では、直接中村静香選手にご指導頂けました。こんな機会、滅多にあるものではありません。水着の着こなし方、ポーズ等、しっかりと指導して頂きました。皆さん真剣に取り組んでいました。私も基本にかえった気持ちで臨みました。

 敷地内のコンビニに寄り、部屋に戻りました。水着を縫って直してプロタンを塗り、部屋を汚さぬよう、気をつけて眠りました。明日は大会です。

●10月26日 大会当日

 カラーが気になってあまり眠れませんでした。が、なんとか起床。午前にプレジャッジ、夜ファイナル。一日がかりです。今日はもう悔いの残らないようにやるだけです。

 会場へ行ってみると進行表らしきものが小さく貼ってあるだけで、パンフレット等はありませんでした。コスチュームのチェックもなく、時間を読めませんでした。アバウトさに慣れてきました。控室には普通に男性がいました。私は奥の方に三船選手と場所をキープしました。意外と楽しい雰囲気でリラックスできました。皆さんいろんなカラーを持ってきていましたが、私はプロタンとジャンタナを使用しました。手伝ってもらいながら何とか塗り終え、きれいに仕上げてもらいました。カラーで印象も変わるものだと実感しました。

 グアムの方と会話をしたり、時にはインタビューなど受けたりするのですが、私はあまり英語が話せずタジタジです。ほとんど三船選手に通訳をしてもらいました。すごい!心から三船選手を尊敬しました。と同時に、もう少し勉強しておけば良かったと思いました。

 4つあったボディフィットネスのカテゴリーは2つになってしまいました。聞いてはいましたが、プレジャッジは席は空席も目立っていました。

 さて、プレジャッジが始まりました。私は意外と落ち着いていました。ただ言葉が分からなくて、自分がコールされているのに気づかないというドジを踏みました。バタバタしましたが、何とか終了。夜までかなり時間が空きますので、部屋で体を休める事にしました。 水分のコントロールが大変でした。グアムの方達と写真をとり、結局あまり眠れず、18時に集合。昨日練習したステージ演出は出来るのか?そんな事を考えながら控室へ向かいました。途中、入口では午前中と違って大行列が出来ていました。すごく盛り上がりそう!! 私は緊張するどころか、ワクワクしてきました。結局出番は22時頃で、それまで飲みすぎないよう気をつけて過ごしました。あんなに練習したのに演出は「自由」、「好きなように」という事になっていました。クォーターターンをステージの色々なところで行ないながらステージに立ちました。すごい人!会場も凄く盛り上がっていました。日本の選手の方が個性的で見ていてすごく良かったですね。

 私はショートクラスで優勝しました。そしてオーバーオールがあるとの事でした。それだけでも私にとっては貴重な体験です。オーバーオールが始まる頃には23時を回っていました。結果、私は総合優勝し、オーバーオールチャンピオンとなりました。まさか自分が、という思いでビックリしたのと嬉しさで、優勝がコールされた瞬間は感極まって感激の涙が出てしまいました。大きな拍手と歓声が凄かったです。涙で観客席を見渡す余裕はありませんでしたが。「自分なりに頑張ってきて良かった」まずそう思いました。代表としてベストを尽くせた達成感よりは少し安心したような気持ちです。

 バックステージでは地元の方々と写真を一緒に撮り、色々な方に沢山お褒めの言葉を頂き嬉しかったです。 会場を出得る頃には日付も変わり、0時半を回っていました。真夜中にカラーを落としすぐ眠りました。
私の出場した163㎝クラスには日本選手4人、グアムの選手3人が出場しました。右から三船選手、鈴木選手、そして私です

私の出場した163㎝クラスには日本選手4人、グアムの選手3人が出場しました。右から三船選手、鈴木選手、そして私です

記事画像6
記事画像7
オーバーオールの比較。私と中村選手

オーバーオールの比較。私と中村選手

同じJBBFからの派遣選手として出場した小松選手と。

同じJBBFからの派遣選手として出場した小松選手と。

翌日地元の新聞に掲載された記事

翌日地元の新聞に掲載された記事

舞台裏で地元の人達と。

舞台裏で地元の人達と。

BELLZ の 吉田真人さんと

BELLZ の 吉田真人さんと

●10月27日 帰国

 外は雨でした。バタバタしていた日々はあっという間でした。疲れた顔をしていたと思いますが、ホテルで朝食。皆さんさすがに色々なものを良く食べていました。もちろん私もですが。一旦解散してチェックアウト。

 11時、観戦ツアーの方達とランチパーティ。コミュニケーションを取りながらゆっくり色々な方達とお話をしました。カレーやケーキを食べられるだけ沢山食べました。私の気持ちは開放感でいっぱいでした。

 私にとって初の海外、海外試合でしたが、海外選手とのコミュニケーションも取れて、盛り上がって大成功。生涯忘れる事の出来ない最高の旅でした。帰りの飛行機もずっと衛藤選手と一緒。ずっとおしゃべりをしていて、あっという間の帰国。退団式を終えて解散となりました。

 今回の日本グアム親善大会。家族や色々な方の理解や協力で私は参加する事が出来ました。今後、この経験を活かして益々努力していきたいと思います。私のつたない大会レポートが、何かのお役に立てれば幸いです。読んで頂きありがとうございました。
出場された選手、そして応援に来てくれた皆さん、お疲れさまでした!

出場された選手、そして応援に来てくれた皆さん、お疲れさまでした!

文と写真 小林有紀子(13年グアム親善大会ボディフィットネス総合優勝)
記事画像14
[ 月刊ボディビルディング 2014年2月号 ]

Recommend