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ウエイトトレーニングをするようになってから怪我が増えた?

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掲載日:2018.03.14
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初めまして。
パーソナルトレーナーの永島一平と申します。

私の所属するパーソナルトレーニングスタジオSAWAKI GYMは新宿早稲田にあります。
ダイエットやボディメイクを目指す方や、高齢者、子供、競技アスリート(相撲・女子プロ野球・サッカー・プロレスラーなど)まで様々なお客様が通われており、私自身も様々なお客様のトレーニングを担当させていただいております。
今回のお話は主に競技アスリートのトレーニングについてです。

ウエイトトレーニングは怪我を増やすか

よくニュースなどで競技アスリートが”ウエイトトレーニングをしっかりやるようになったら怪我が増えた””怪我が増えたのはウエイトトレーニングばかりやっていたから”というような記事やコメンテーターの方が話しているのを聞いたりします。

実際にウエイトトレーニングに取り組むようになって怪我が増えることはあるのでしょうか。
まずはウエイトトレーニングで得られる効果について考えてみましょう。

ウエイトトレーニングでは下記のような効果が期待できます。

①神経と筋の協調 → 神経と筋がうまくつながり力を出しやすくなる

②筋持久力の向上 → 筋のスタミナ(持久力)がつく

③筋肥大 → 筋が太くなる

④筋力の向上 → 筋が発揮できる力が強くなる

アスリートの方がウエイトトレーニングに取り組む理由はいろいろあるかと思いますが、多くはパワー向上のために、筋肥大や筋力向上を目指すのではないでしょうか。

力のコントロールとブレーキの重要性

真剣にウエイトトレーニングに取り組めば、筋は太く大きくなり、筋が発揮できる力は強くなります。
しかし強い力を発揮すればするほど、”ブレーキをかけるために必要な力”も強くなるのです。このブレーキの力を”エキセントリック(伸張性)筋活動”といいます。

このエキセントリック筋活動では筋は損傷しやすいと言われています。ウエイトトレーニングでも降ろす動作をゆっくり丁寧に行うと筋肉痛が起こりやすいのはこのためです。

スポーツの場面では下記のような場面でかかります。

・ジャンプの着地時に脚にかかる力

・走っているときにブレーキをかけたときや切り返すときに脚にかかる力

・スイング系の動きをした時(ねじれすぎないようにブレーキをかけたとき)の体幹部などにかかる力

・パンチの動作時の背中にかかる力

自分自身が強い力を発揮した時は身体にブレーキを強くかけなければならなくなります。

”ウエイトトレーニングに熱心に取り組んだけど怪我が増えてしまった”という方は、発揮できる力が強くなったがブレーキの力に耐えられずに肉離れなどの怪我をしてしまった可能性も考えられるのです。
※もちろん他の要因も考えられる可能性もあります。

この予防としてウエイトトレーニングの際に重りを下す動作を丁寧にコントロールして行うと、このエキセントリックの負荷を筋肉に与えることができ、怪我のリスクを減らす事に繋がります。

またジャンプのトレーニングやスプリント、方向転換などのトレーニングの際はしっかりブレーキや着地の動きを練習し、その上で速く動く動作を取り入れ、練習や実戦で怪我をするリスクを減らしていきます。

パワーを出すこと、スピードを出すことだけにとらわれず、ウエイトトレーニングでは重りのコントロール(特に降ろす動作)を丁寧に行い、ジャンプやスキルトレーニングでは着地やブレーキの練習を取り入れて自分が出した力に耐えられる力を身につけ、トレーニングでつけた力を最大限発揮できるようにしていきましょう。
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