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パフォーマンスを高めるための回旋系トレーニングの理論と実践 #3

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掲載日:2018.11.09
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日本最大級のスポーツ・健康産業総合展示会であるSPORTEC 2018内にて開催された、株式会社ベストパフォーマンスラボラトリー代表 桂 良太郎氏による講演「パフォーマンスを高めるための回旋系トレーニングの理論と実践 -Spinal EngineとCoiling Coreの観点から-」をレポート!

実技の一部を紹介

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スピーディーな動きが可能なカイザーのケーブルで股関節の回旋+伸展に負荷をかける。
通常のケーブルとマシンと違い空気抵抗で負荷をかけているため、引き上げた慣性でウェイトが跳ね上がり、負荷が抜けるということがなく、常に同じ負荷をかけることができます。
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2~3kg程の重量のマラカスのような器具「RMTクラブ」を用いて下半身を前に出し、上体を後ろに引くようにリズミカルに左右にスイングする。
コイリングコアを結果として生み出すためのエクササイズ。
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チューブを用いた股関節の回旋+伸展動作。
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後頭部、肩甲骨の間、仙骨に棒を触れさせてのルーマニアンデッドリフト。この状態が上手く作れなかったり、棒が離れてしまう場合には安全に負荷をかけてのルーマニアンデッドリフトが行えるとは言い難い。
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棒を用いたシングルレッグルーマニアンデッドリフト。
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シングルレッグルーマニアンデッドリフトに回旋負荷をかけ、素早くステップへと足を移す。爆発的に支持脚で力を生み出し、遊脚側を引き上げて、前に出しつつバーを引き上げる。結果として「アップ&フォワード、ダウン&バックワード」が遂行される。
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二本のバンドを用いてハーネス代わりにしたレジステッドスプリント。

スプリントで大事なのは姿勢、足運び、腕の振り(ポスチャー、レッグ、アーム)の3点で、これは非常に大事な順番。
加速の時の姿勢は、体を全体を前方に傾ける事が大切だが、始めから腰にベルトを巻いてしまうと、体が「くの字」になってしまって正しい姿勢が作れないため、まず導入では加速時の姿勢を教育しやすくするためにハーネスを上体につける。

終わりに

カイザーの空気抵抗を使った多面的なトレーニング、バンドを使ったファンクショナルなトレーニング。
スパイナルエンジンとコイリングコア、少し難しい考え方かと思いますが、記憶の片隅に置いておいて頂ければと思います。

今日やって頂いたのは使い方の部分。単純な安定性や可動性ではなくて、もう少し競技寄りの使い方です。

先述の通り、イルカが泳ぐ時のように背骨は常にうねっていますが、指導の際にはうねらせる事を特別に意識させるのではなくて、自然にそのような動きを引き起こせるような環境設定がされているとクライアントはより動きやすくなるかと思います。

医療従事者やパーソナルトレーナー、ストレングスコーチ、インストラクター等様々な方がいますが、ちゃんと動作を見ることができて共通言語でコミュニケーションを取れるようにして協力してサポートすることが大切だと思います。

ベストパフォーマンスラボラトリーでは こういったことをさらに深く丁寧に学び知識と技術を深めていく、35時間の「メンターシップエデュケーションプログラム」を開催しております。
色々なカリキュラムがありますので、詳しくはホームページやフェイスブックをご確認頂ければと思います。
ご清聴ありがとうございました。