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オフ・シーズンの自主トレでボディビルが大モテ ~プロ野球花形選手もボディビル~

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[ 月刊ボディビルディング 1973年4月号 ]
掲載日:2017.10.10
 1投1打が数十万円、年間数千万円もかせぐというプロ野球花形選手たちも元手はからだ。強い体力なくしては、1年間の長期ペナント・レースを乗り切ることはおろか、シーズン終了後の契約更新で年俸アップを要求できるような華々しい活躍も到底期待できない。
 
 そこで、シーズン・オフともなると、山ごもりをしたり、海岸を走ったり、トレーニング場に通ったり、ゴルフをしたりというように、各人各様の体力づくりトレーニングを開始するが、なかでも大モテなのがボディビル。バーベル、ダンベル、鉄アレイなどを始め、レッグ・マシン、フット・マシンのような専門的トレーニング器具まで動員し、臨時ボディビルダーに早変わり、来たるべき開幕に備えてからだづくりに余念がない。

 数週間程度のトレーニングでどれほどの成果が得られるかはさておくとして、各地で自主トレに励むスターたちをカメラで追ってみよう。(写真提供 ベースボール・マガジン社)
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写真①:シーズン中いく度も体力不足に泣かされる巨人の土井選手は、ほかの人よりもバーベル・トレーニングに費やす時間がはるかに長い。右は同僚末次選手。
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写真②:パリーグの速球王近鉄の鈴木投手もエースの座を死守するために、歯をくいしばってマシンに挑む。
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写真③:「体力づくりはこれにかぎるわい」と、鉄アレイを手にしたグラウンドの猛牛江藤選手(太洋)。
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写真④:大学野球のスターといえど名声だけではゼニはとれない。腰に砂袋をつけてスタミナ・アップをめざすヤクルトの荒川選手。
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写真⑤:球界のプリンス近鉄の太田も、女子学生に邪魔されない場所で黙々とからだづくりに励む。
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写真⑥:太田プリンスの強力な対抗馬、超高校級の大型新人ジャンボ仲根(近鉄)も手首のトレーニングに悲鳴を上げる。
[ 月刊ボディビルディング 1973年4月号 ]

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