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近代的なウェイト・トレーニングで白星獲得を
ボデイビルで鍛える関取たち

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[ 月刊ボディビルディング 1973年5月号 ]
掲載日:2017.10.13
3月11日から25日まで大阪府立体育会館で行われた大相撲春場所は横綱北富士の圧倒的な優勝で幕を閉じた。

各カ士の胸中は、勝越し、負越し、休場など、悲喜こもごもといったところだろうが、昔とちがって場所数が増え、また次場所に至るまでの期間が極端に短くなった現在、ゆっくりと感傷に浸っているヒマはない。限られた期間に15日間を乗り切るスタミナと相手をたおす力をつけなければならないからだ。

そこで、従来からのケイコに加えて、バーベル、ダンベルなどを使ったウェイト・トレーニングが一躍脚光を浴びることになった。

古色蒼然たる多くの因習を打破し、角界を近代的に改革しようという動きがみられるおりから、ウェイト・トレーニングの採用がその先兵となることだろう。なにはともあれ、ボディビルで体力をつけ、迫力に満ちた見ごたえのある相撲を見せてもらいたいものだ。

(写真提供=ベースボール・マガジン社)
写真 1

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春場所は11勝4敗とやや振るわなかったが千秋楽で全勝の北富士をたおし横綱の面目を保った琴桜、努力でここまできただけに日頃のトレーニングは人一倍熱心だ。今日もケイコ場で120キロのバーベルを軽々と差しあげる。
写真 2

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大関輪島と角界の人気を二分する貴ノ花もケイコ熱心な一人。相撲の強さは足腰できまるの言葉通り、彼も下半身の鍛練をとくに重視している。
写真 3

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世界的な人気を誇るご存知高見山も新弟子時代はごらんのようにバーベル・トレーニングで体づくりに励んだのである。チャンピオンになるのは並大抵のことではない。
写真 4

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北海道出身23才の大受(高島部屋)は幕内最年少力士として若さにあふれた元気な相撲をみせる。朝めし前のー運動とばかりにブルワーカーを手にしたが、体が大きいせいか、トレーニングというよりオモチャで遊んでいるようだ。
写真 5

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上位力士と顔を合わせるのがもっとも多い前頭筆頭の位置を死守するためには、トレーニング以外にないとばかり、歯をくいしばってエクスパンダーを引く黒姫山(立浪)。
[ 月刊ボディビルディング 1973年5月号 ]

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