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第1回ミスター・アポロ・コンテスト

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[ 月刊ボディビルディング 1973年10月号 ]
掲載日:2017.11.07

清水選手が初代ミスター・アポロに

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入賞の喜びを分かち合う上位3選手。左から2位 加藤、1位 清水、3位 知名。
 JBBA主催の第1回ミスター・アポロ・コンテストが、9月2日(日)東京・後楽園ホールで行われた。

 このコンテストは、ミスター日本に出場資格のない選手に全国大会出場のチャンスを与えてやろうということで企画されたもので、今回がその第1回大会。全国各地から50名の選手が参加し、初代チャンピオンのタイトルをかけて熱戦を展開した。

 その結果、岩手県から参加した清水岩雄選手(24才、岩手BBC、昨年度ミスター東京7位)が安定した力を見せて初優勝を遂げた。また2位には同時に行われたミスター東京コンテスト2位の加藤一男選手(24才、大森BBC)が入賞、3位は南国沖縄から参加した知名定勝選手(33才、コサTC)となった。以下、4位.石川長男(26才、神奈川県車体工業)、5位.中村英磨(26才、神奈川県富士通)、6位.田崎二郎(23才、千葉県松戸BBC)の各選手が入賞するとともに最年長参加者の嶋崎茂選手(50才、神奈川BBC)にヘルス賞に贈られた。

 なお、ゲスト・ポーザーには重村洵(プロ・ビルダー)杉田茂(昨年度ミスター日本)の両選手が招かれ、円熟した体とポージングで観客の拍手を浴びた。
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普段はボクシングの試合が行われている特設ステージに整列した出場選手たち。
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左.優勝した清水選手。すご味や迫力はあまり感じないが、まとまりのある体は安定して見ていられる。

中.沖縄から参加して3位に入賞した知名選手の見事なデフィニション。

右.相変わらず美しいポーズを見せるゲストの重村選手。1力月前に盲腸の手術をしたとは思えない。
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表彰式後得意ポーズでデモンストレーションをする入賞者たち。
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左上.開演前に裏審査を受ける選手たち。
左下.ひいき選手が登場するたびに声援と拍手でにぎやかな観客席。
右上.ユ二バース行が決まって心身ともに充実した杉田選手。迫力のあるバック・ポーズだ。
右下.JBBA河合会長からロンドンまでの航空券を受け取る杉田選手。
[ 月刊ボディビルディング 1973年10月号 ]

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