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予想 栄冠はだれの手に

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月刊ボディビルディング1968年7月号
掲載日:2017.12.08
第3回ミスター東京コンテスト
ミスター・アジア日本代表選抜コンテスト

ミスター東京コンテスト

 第1回のミスター東京は後藤武雄選手、第2回は鈴木正広選手だった。今年は第3回である。3人目の"ミスター東京"のタイトルははたして誰の手に輝くだろうか。
 順序からいえば、昨年度2位の磯部選手ということになりそうだが、さてどんなものだろう。彼の行く手に立ちふさがる強豪はだれだれだろうか?
 まず後楽園ジム所属の選手たちである。彼らの進境はめざましい。去る5月3日の東日本コンテストでも、決勝に飯富、内田、左近と3名も残り、なかでも飯富、内田の両選手はひとまわり大きくなって、かなりの充実ぶりを見せている。
 東日本コンテスト2位の小島一夫選手(錦糸町ボディビル・センター)も優勝候補の1人。彼については、本誌の他のページでふれているので、ここに説明する必要はあるまい。とにかくダイナミックな選手である。
 もう1人、大物が初出場する。東京の第一ボディビル・センター所属の吉田実選手である。ボディビル歴は12年だが、その間一度もコンテストに出場したことがない。黙々とハード・トレーニングにはげみ、自己との戦いに徹してきた選手だ。1.8m近い身長、94kgの体重、46〜47cmの腕囲は日本人ばなれのしたスケールだが、初出場のハンディを克服してどれだけ持てるものを発揮できるか、それによって勝負は決まる。
 老雄小笠原選手の名も逸することはできない。実業団の記録会優勝の余勢をかって、自信満々で出場してくるだろう。彼の動きの大きなポーズは名物のひとつだ。
 十条ボディビル・センターの松本勇選手も、体重がぐんとふえ、上半身もバルクがついてきているので、期待できる選手である。
 その他無名の選手のなかにどんな伏兵がいるかわからないが、まず、優勝候補は磯部、飯富、内田、小島、吉田の5名といったところか。
 団体戦では、やはり持ち駒豊富な後楽園ジムが最右翼だろう。しかし、新興勢力の錦糸町ジムも、小島選手につづく選手が1人か2人出てくれば、がぜん有利となる。

ミスター・アジア日本代表選抜コンテスト

 ミスター東京コンテストと兼ねて行なわれる、ミスター東京出場選手を除いて、出場権のある選手は、昨年のミスター日本コンテスト12位までの選手たちである。"ミスター日本"の小笹和俊選手はミスター・ユニバースに派遣されるので、出場権はない。
 したがって、2位大阪の武本信雄選手、3位東京の後藤武雄選手、4位神奈川の中村鉄郎選手、5位栃木の小林淳選手あたりによって争われるのではなかろうか。しかし、12位までのほとんど全員が出場すると思われるので、軽々しく勝敗を予断することは許されない。昨年のミスター日本で6位以下だった選手でも、その後ぐんぐんとレベルを上げてきている者が多いからである。また、ミスター東京優勝候補の呼び声の高い小島、磯部、吉田、飯富、内田らの諸選手も、虎視たんたんチャンスをねらうだろう。
 いずれにしても、7月27日にシンガポールで幕をあける第5回ミスター・アジアの日本代表選抜コンテストは今年度のミスター日本コンテストに出場すると思われるオールキャストの豪華メンバーによって争われることになる。
 だれが選ばれるにしても、日本代表の誇りをもって堂々とアジア諸国のボディビルダーと戦い、善隣友好の実をあげてきてもらいたいものだ。
 67年度のミスター東京は鈴木正広選手だった。今年のタイトルはだれの頭上に輝くのだろうか?

 67年度のミスター東京は鈴木正広選手だった。今年のタイトルはだれの頭上に輝くのだろうか?

月刊ボディビルディング1968年7月号

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