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ギリシャ神の権化セルジオ・オリヴァ

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月刊ボディビルディング1969年1月号
掲載日:2017.12.09
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セルジオ・オリヴァは、キューバの超人として非常な人気を保っているが、一部の人達の大き過ぎるという批判の声もある。だが、大多数の観衆は、彼が大股に歩いてゆっくりと雄姿をステイジに現わすと、生けるへラクレスだと感嘆の声をはなって、見守る。
彼はあらゆる特長を身につけた唯一無二の大ボディビルダーで、グリメックやリーヴスに見られるような欠点は何一つ無く、古今の第一人者であることに異論はない。
WBBGのショウに出た時「私は流感におかされて10封度失いました」と告白した。若しそうでなかったならば、更に素晴らしい姿が見られたことであろう。ギリシャの神の如き彼は、ウェイト・トレーニングの無限の効力を如実に表現している。
偉大で真塾な現代に於ては、ボディビルばかりでなく、他の分野に於ても、単に名前が売れていると云うことは、何もその人物の優秀さを示すものでない事を、一般が承知している。
然し、個人として、セルジオ・オリヴァは、他のボディビルに励んでいる人達よりも、気軽で、のんびりとしており、人附合いが良い。そして自分のやっているスポーツに対する他人の砦々たる義望妬視を意にかけない。
彼が美事なポージング・ルーティンを終了すると、熱狂したファン達は、一目身近に彼を見ようとして押しかけ、質問の雨を浴せる。
セルジオはシカゴ市のダンカン・YMCAジムで、AAUのミスター・アメリカであるボブ・ガイダと長年一緒に練習している。両者は不仲だと云う風評に反して大の仲良しで、互に相手を尊敬している。
この偉大なボディビルダーは、大観衆に向って、自分は週5日、午前7時半から午後3時半までの8時間鋳物工場で重労働をやっている、と告げ、日曜以外は、毎日仕事が済むと真直ぐにジムに行く。劇しい労働は、何等トレイニング上の支障にならない。自分が出来るのだから、他のビルダー達がやれないはずはないと強調する。
君のボディビルディング上誰の恩恵を受けたかと云う卒直な質問に対して、「一流のボディビルダーは、何れも、自分自身が自己のトレイナーである。誰よりも自分の身体を知っているのだから、それに最も適応したトレイニング法を自ら工夫しなくてはならない」と飾り気なく答えた。
セルジオの体位は、腕囲21吋半、胸囲55吋、腹囲29吋、大腿囲29吋、下腿囲19吋、身長5呎10吋、体重約225ポンドである。
[1]司会者のインタビューに答える彼の一言一句は、ポージングと同様に観衆を喜ばした。リラックスし立っている彼の美事な脚部の発達に目をとめて下さい。

[1]司会者のインタビューに答える彼の一言一句は、ポージングと同様に観衆を喜ばした。リラックスし立っている彼の美事な脚部の発達に目をとめて下さい。

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[2]ダン・ルーリーが、満場の拍手を受けたポージング・ルーティンに対して、セルジオに祝辞を述べる。

[2]ダン・ルーリーが、満場の拍手を受けたポージング・ルーティンに対して、セルジオに祝辞を述べる。

[3]畏敬して観衆が、大セルジオのボージンクのルーテインを観る為に、舞台裏を埋めた。

[3]畏敬して観衆が、大セルジオのボージンクのルーテインを観る為に、舞台裏を埋めた。

月刊ボディビルディング1969年1月号

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