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ボディビルダーの生活と意見
石山和彦選手に19の問質

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月刊ボディビルディング1969年5月号
掲載日:2018.02.19
記事画像1
年令 24才
ボ歴 6年

コンテスト歴
全日本学生ボディコンテスト
'65、'66チャンピオン
'66ミスター日本コンテスト決勝出場

体位 開始前 現在
身長 164cm 168cm
体重 54kg 72kg
胸囲 94cm 120cm
腕囲 31cm 40cm
腿囲 50cm 58cm
 今回は往年の学生ボディビル界のチャンピオン石山和彦君に登場してもらった。たまたま実業団ボディビル協議会の総会があり、東芝本社バーバル・クラブのキャプテンとして出席した石山君をとらえ、種々の質問を試みた。

 学生ボディビル界の数々のコンテストで、常に勝利をおさめた後、学園から巣立って社会人への第1歩として東芝に入社した彼だが、3年の月日はどのように彼を変化、成長させただろう
か。

問1 何故ボディビルをやり出したの?
答 高校時代体操をやっていたんですが、けがをしてしばらく休んでいたんです。大学に入ってからともかく何か体を動かしたいと思っていた時、ボディビルをやっている先輩がいてすすめられたのでやり出しました。

問2 途中でいやにならなかった?
答 そういうことはありません。しかし会社に入ってからは、時間的な制約はありますがやる気はますばかりです。

問3 コンテストにはどうして出る気になったの?
答 慶応大学のボディビル部は、関東学生ボディビル連盟に加盟しているので、その規約で試合に出なければならないのでいやおうなく出たわけです。

問4 コンテストのことを、かっこうだけだといって批判する人がいますが、君はどう思う?
答 若い時ボディビルに集中的に打ち込むと、からだが目立って発達します。その成果を発表したくなるというのは当然だと思います。これは誇ったり、見せびらかしたりするということと異なり、成果を競うということで他のスポーツ競技と全く同じことだと思います。

問5 スポーツマンシップという言葉があるけれど、もし、ボディビルダーシップという言葉があるとしたら?
答 ボディビルダーシップがあるとしたら、それは自分より不健康なものや体力のない人達に対し、自分の体験を通して得たことを与えていくという気持、つまり自分だけにおぼれず、皆と共に前向きに世の中に伸びていこうということだと思います。

問6 他のスポーツは何かやるの?
答 中学時代は卓球、高校時代は機械体操、大学ではボディビルと共に水泳(特にダイビング)をやったので肺活量が大きくなりました。

問7 ボディビルをやってマイナス面は何かある?
答 食費がかかることと、体がどんどん発達するので衣料費がかかることです。つまりエンゲル係数が上がりますね(笑い)。まあこれはうれしい悲鳴です。

問8 武勇伝はある?
答 けんかはあまりしませんが、やった以上は負けたことはありません。もっともやったというのも、人のけんかの仲裁に入って逆に吹っかけられたという場合だけです。

問9 好みの女性のタイプは?
答 ただ黙ってついてくる古風なタイプの女性より、明るく行動的な現代的の女性が好きです。

問10 一番最近見た映画は?
答 スティーブ・マックィーンの「ブリット」です。彼の映画はほとんどみていますが、僕はアクションもの専門で難しい映画は見ません。

問11 支持政党は?
答 特別にありませんが。どちらかといえば自民党です。

問12 新聞は何を読んでいるの?
答 読売新聞とタ刊は東京スポーツを買って読みます。

問13 真先に読む記事は?
答 朝刊はスポーツ面、次に経済面、社会面は目を通すくらい。タ刊はまずプロレス、それから小説も読むかな(笑い)。

問14 趣味は?
答 音楽は、特にジャズ、ボウリングや玉突きも好きですね。

問15 君のこれからの人生の目標は?
答 具体的にいえませんが、ともかく常に前向きで進んでいきたいと思っています。

問16 ボディビルはこれからも続けますか?
答 続けます。

問17 尊敬する人を1人。
答 母です。

問18 ボディビルの発展のために一言。
答 僕等学生時代からボディビルをやってきて、それから社会に出たわけですが、社会に出てからボディビルの本当の大切さがわかったような気がします。
 社会に出てからこそ体力や気力が必要なのですから、もっともっと社会で働いている人達の間にボディビルが普及しなければいけないと思っています。

問19 あなたのモャトーは?
答 いやな問題でも、難しい問題でも決して逃げないことです。実際には難しいがそのような人間になろうと努力してます。

 学生時代よりひとまわり小さくなった感じだが、これは営業部という第一線の激務にたずさわるため、練習量が思うように得られないのは当然のことだろう。しかし明るく血色のよい顔色、生き生きとした口調。これは以前にも増して体調と精神状態のよいことを示すものだ。

 しかも入社3年目を向かえ、会社の仕事もだんだん重さと難しさを加えてくることだろうが、どこまでもボディビルで鍛えた心身でフィットネス(適合)していこうという気構えが読みとれた。

 ビルダーであると共に、社会人としても大きく羽ばたこうと力一杯奮闘している石山君に、限りない声援を送ろうではないか。(太陽児)

私の食事法

ボディビル藤厚ジム
藤原達也

年令24才、身長166cm、体重71kg、胸囲118cm、腕囲41cm、大腿囲60cm、ボ歴3.9年
 私の食事は特に一般の人と変わりは無いが、1日4回の食事(量は余り多くはない)と常に何かを食べているか、飲んでいるかである。

 私自身としてはタンパク質の豊富な肉類とか、新鮮な生野菜を十分に採りたいのだが、家族と一緒に食事をしている関係上、私だけが特別のメニューを要求する事もできない。

 そこで、家での食事の他に、自分で許される範囲で、毎日会社ではトマトジュースを2本、牛乳2本、チーズは約3日で半ポンド、その他にピーナツ等の豆菓子を食べる。

 練習前にはジムの近くの食堂で、モヤシそばに玉子かチーズを入れて食べている。ソバはあまり体に良くないというが、私はソバが好きなので、チーズを入れてカバーしている。

 食事後40分から1時間は、胃のためにも絶対に練習を避ける様に努めている。

 以上記した他に、外食する機会があれば少しでも血となり肉となる物を食べるよう心掛けている。私は食事の内容というものは体質、年令によって変えなければ駄目だと考えている。
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月刊ボディビルディング1969年5月号

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