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バランス・スピード・柔軟性を重視
杉田茂選手のトレーニング法

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月刊ボディビルディング1971年3月号
掲載日:2018.03.07
●年令二十三才 ●ボ歴七年 ●身長百六六・五㎝ ●体重七七・五㎏ ●胸囲一二三㎝ ●上腕囲四十五㎝ ●大腿囲六十二㎝

●年令二十三才 ●ボ歴七年 ●身長百六六・五㎝ ●体重七七・五㎏ ●胸囲一二三㎝ ●上腕囲四十五㎝ ●大腿囲六十二㎝

昨年のミスター日本コンテストで、関係者からポージング日本ーと賞賛され、みごと3位入賞を果たした杉田茂手のトレーニングは、常にバランス、スピード、柔軟性といった運動機能を高めるように工夫されている。
それは、スケジュール表からも明らかなように、バランスとタイミングを重視するウェイトリフティングのトレーニング種目が取り入れられていることからも納得できよう。
また、種目およびセット間の休息が短いことも特徴の1つである。

トレーニング頻度は週3~4日、1日の練習時間は1時間30分位である。そして、月曜(脚、背筋)、水曜(胸、肩、腕、腹)、金曜(月曜と同じ)というように、全体のトレーニングを2つに分け、交互に行なう方法(分割法)をとっているが、さらに腕の種目には交互反復法(スーパー・セット・システム)を取り入れている。
杉田選手の今年の目標は……、本人に尋ねるまでもなく「ミスター日本優勝」であろう。末光健ー選手、宮本皜選手、小島ー夫選手等の強豪を押さえての優勝は並大低のことではない。
しかし、今秋のミスター日本コンテストにおいて、日本ボディビル史上最もバランスのとれた体を持ち最もポージングのうまいチャンピオンが誕生するかもしれない。その日を目指して、彼は今日も明るくトレーニングに励んでいる。
記事画像2
ナワとび(ニ重、三重とびを含む)

ナワとび(ニ重、三重とびを含む)

ジャンピング・スクワット(バーベルを肩にかついで立ち約1m前方へジャンプして腰をおろし、立ちあがりながら後方へジャンプして元の位置にもどる。常に背筋を緊張させて行なう。四頭筋のデフィニションとジャンプ力を増す)

ジャンピング・スクワット(バーベルを肩にかついで立ち約1m前方へジャンプして腰をおろし、立ちあがりながら後方へジャンプして元の位置にもどる。常に背筋を緊張させて行なう。四頭筋のデフィニションとジャンプ力を増す)

フリップ・スナッチ(ハイ・クリーンとよく似ているが、両手の間隔を肩幅よりずっと広く保って、ひといきにすばやくバーベルを頭上に引き上げる。背を十分に伸ばすこと)

フリップ・スナッチ(ハイ・クリーンとよく似ているが、両手の間隔を肩幅よりずっと広く保って、ひといきにすばやくバーベルを頭上に引き上げる。背を十分に伸ばすこと)

シット・アップ(体を起した姿勢でボールを受け、そのまま上体をたおし、起きあがってからボールを投げかえす。リズムにのって行なえるので、かなりの反復回数が可能)

シット・アップ(体を起した姿勢でボールを受け、そのまま上体をたおし、起きあがってからボールを投げかえす。リズムにのって行なえるので、かなりの反復回数が可能)

デクライン・ダンベル・べンチ・プレス(フラットなべンチで行なうよりも重いものが使用できる)

デクライン・ダンベル・べンチ・プレス(フラットなべンチで行なうよりも重いものが使用できる)

記事画像8
ワン・ハンド・ダンベル・プレス(片方の腕でバランスをとりながら行なう)

ワン・ハンド・ダンベル・プレス(片方の腕でバランスをとりながら行なう)

シーテッド・ダンベル・カール(背を伸ばして行なう)

シーテッド・ダンベル・カール(背を伸ばして行なう)

ライイング・トライセップス・エクステンション(両ひじをできるだけその位置から動かさないように注意する。上腕三頭筋に効果がある)

ライイング・トライセップス・エクステンション(両ひじをできるだけその位置から動かさないように注意する。上腕三頭筋に効果がある)

ライイング・ダウン・カール(やや高いべンチに寝て、両腕をまっすぐ伸ばしてできるだけ下におろし、そこからカールをする)

ライイング・ダウン・カール(やや高いべンチに寝て、両腕をまっすぐ伸ばしてできるだけ下におろし、そこからカールをする)

杉田茂選手のトレーニング・スケジュール表

杉田茂選手のトレーニング・スケジュール表

ラット・マシーン・プレス・ダウン(両ひじを体側に固定したまま行なう。上腕三頭筋に効果がある)

ラット・マシーン・プレス・ダウン(両ひじを体側に固定したまま行なう。上腕三頭筋に効果がある)

アイソメトリック・スクワット(スケジュール表には記されていないが、杉田選手はときどきこの種目を行なう。他の動的トレーニングと組み合わせれば効果が大きい)

アイソメトリック・スクワット(スケジュール表には記されていないが、杉田選手はときどきこの種目を行なう。他の動的トレーニングと組み合わせれば効果が大きい)

月刊ボディビルディング1971年3月号

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