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なんでも Q&A お答えします 1971年8月号

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月刊ボディビルディング1971年8月号
掲載日:2018.02.24

筋肉隆々にやせたい

Q 僕は18才の少年です。身長161cm、体重70kgで、ブクブク太っていて、裸になるのが恥かしいのです。

そこで、やせて筋肉質な体になりたいと思いますが、できるでしようか?

1年間もやれば変化しますか? でも、ボイヤー・コーは、とっても素晴しいと思いますが、あんなにはなりたくありません。

現代は、胸のペチャンコな男が女性にもてるといううわさですが、僕は、やっぱり男は筋肉隆々としていた方が魅力があると思います。

また、家であまり器具を使わないで1人で行なう場合は、どのようにしたらよいか教えてください。

それから、ボディビルをやると、背が伸びなくなるといわれていますが、本当でしようか? (立川市 A・O)
A 少々太り過ぎとはいえますが、その程度なら、さして気にすることもないでしよう。

1年間もやれば、やせて筋肉質になるだろうかとのことですが、そのぐらい時間をかければ、かなり目的は達成できます。

トレーニングの方法としては、やせるために、まず、ランニング、なわとびなどを行なうとよいでしよう。

ランニングは10数分、なわとびは数100回と、たくさん行なえば行なうほど効果があると考えてよいのですが、初めから無理をしてやることはありません。ランニングは数分、なわとびは数10回から、除々に体力とやる気に応じて増していけばよいのです。

ランニング、なわとびなどと共に、シット・アップ(腹筋運動)を行ない腹部を引き締めるように心掛ければやせる方は十分かなえられます。

しかしながら、筋肉隆々になりたいということなら、腕立伏せ、けん垂などで、上半身を鍛練すべきです。

もちろん、バーベルなどの器具を持っているなら、ベンチ・プレス、ベント・ロー、スタンディング・カールなどを行なえばよいでしよう。

背が伸びなくなるかどうかは、伸びるとも、伸びないとも断言できる根拠は、今のところありません。ただしあまり無理をしすぎるのは良くありません。また逆に、少しぐらいの刺激を与えることは伸長の促進に役立つともいわれています。

なお、普通、やせたい人は減食をするのが、最も目的を達成しやすいと考えられています。それは間違いないことなのですが、あなたの場合、年令も若く、まだ発育中といえるので、極端な肥満体ではないことを同時に考慮して減食は勧められません。

したがって、急激に筋肉隆々というわけにはいきませんが、あせらず着実にトレーニングをすることがたいせつです。

体重が増えない

Q ボディビル経験2年、始めたきっかけは、力をつけることでしたが、それは、かなり思うようにいきました。

ところが、体重は5kgしか増えず、困っています。

何とかして、体重を増し、バルクをつけたいものと思い、ホルモン剤にでも頼りたりという気になることもあります。

現在、身長168cm、体重53~55kg、胸囲97cm、上腕囲29cmで死にたいような気持です。

ルーの三法則にしたがってトレーニングを行ない、食事、睡眠を十分とっているにもかかわらず、月に1回57kgまで達すると、また53~55に落ちてしまいます。

僕は、愛煙家ですが、体重が増すなら、やめることだってできます。どうぞ、体重が増え、バルクがつくような生活管理の方法を指導してください。

また、僕は、胃が悪いので、シット・アップを実行していますが、はたして、正常な胃にもどるかどうか疑問です。よく、シット・アップをすると、腹が減って、何でもよく食べられるといいますが、本当でしようか?

なお、僕の性格は、神経質ではなくむしろ、おっとりしていますが、よく他人と口げんかをする短気者です。このような性格が、体重の増加に関係があるかどうかもお答えください。 (新潟市西宮町 山崎一郎)
A 回答の都合上、最初にあなたの性格について触れてみたいと思います。自分では、神経質ではないといっていますが、はたしてそうでしようか? この点については、やはり神経質な面があると考えられます。

というのは、よく他人と口げんかをするということは、いく分神経質だからこそ、他人の言動が気になり、口論するのではないでしようか。

それだけで神経質だと断定するわけではありませんが、そういう面があるとはいえるようです。

それと、文面によると、文の始めの方とくらべ、後半が乱雑になっているところは、むらっ気な性格を感じさせ文の内容からは、少々疑い深い性格であると考えられる面もあります。

以上のような性格だとしても、それが直接の原因となって、体重が増えないと断言する訳ではありませんが、大なり小なり影響しているのではと考えることはできます。

それより、気になることは、月に1回57kgまで体重が増え、また、53~55kgに減ってしまうという点です。

この原因と考えられるのは、性格の周期性(むらっ気)ということが考えられますが、それより、むしろ、仕事の労働条件の変化の方にあるのではないかと考えられるのですが、どうでしょう。

たとえば、毎月、仕事が極度に多忙になる時期があるとか、夜勤が続く時があるというようなこと。あるいは、極度に神経を使わなければならない時期があるとか、ということです。

もし、このようなことが思い当るとしたら、その解決法は自分で決めてください。

シット・アップについては、多くの人は、シット・アップなど、腹筋の運動を行なうと、食欲が増進する傾向があります。しかし、それにも個人差があり、食欲が増進するひとも、特に増進しないひともあり、なかには、逆に減退するひともあります。

いずれにせよ、一般論として、腹筋運動は、胃腸にとって好ましいことには変わりありません。 (JBBA技術委員会)
柏原一彦

柏原一彦

吉村孝司

吉村孝司

月刊ボディビルディング1971年8月号

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