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第6回JPA全日本パワーリフティング選手権大会
中尾(ミドル級ベンチプレス 183kg)世界新樹立

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月刊ボディビルディング1977年7月号
掲載日:2018.03.27
各クラス優勝者とJPA役員

各クラス優勝者とJPA役員

 JPA主催、文部省、日本ボディビル協会後援の第6回全日本パワーリフティング選手権大会は5月29日、東京・スポーツ会館で開催された。
フライ級では因幡が優勝はしたものの、故障で記録が伸びずトータル500kgにとどまった。ミドル級の中尾は、まずスクワットで227.5kgの日本新をマーク、
つづくベンチ・プレスでは3回目の試技で180kgの日本新記録、そして4回目の特別試技で183kgの世界新記録を樹立、トータルも640kgと従来の日本記録をー挙に25kgも更新した。
 フェザー級の今野選手はまずスクワットで180kgの日本タイ記録、そして最後のデッド・リフトで自己のもつ日本記録を2.5kg上まわる240kgをマーク、トータルでも550kgと、従来の日本記録を22.5kg更新した。
 その他では、フライ級ベンチ・プレスで110kgの日本新記録を出した徳崇選手、ミドル級スクワットで225kgの日本新をマークした中川選手、
3種目に平均した高記録を出し、トータル550kgの日本タイ記録をマークしたライト級の長野選手らの活躍が目立った。(記録明細は本文ニュース欄に)
 また、エキジビションとして最近マスコミにしばしばとりあげられられている女性リフターが登場、体力をつけながらプロポーションをよくするという関ニ三男氏(アスレティック・せき会長)のトレーニング法を実演した。
フライ級優勝、因幡選手。左闘故障で記録は伸びず

フライ級優勝、因幡選手。左闘故障で記録は伸びず

バンタム級トータル487.5kgで優勝の渡部選手

バンタム級トータル487.5kgで優勝の渡部選手

フェザー級今野選手。デッドリフト、トータルで日本新樹立

フェザー級今野選手。デッドリフト、トータルで日本新樹立

ライト級長野選手。トータル550kgの日本タイ記録で優勝

ライト級長野選手。トータル550kgの日本タイ記録で優勝

ミドル級中尾選手。ベンチプレス183kgの世界新記録達成

ミドル級中尾選手。ベンチプレス183kgの世界新記録達成

団体優勝の「アスレティック・せき」チーム

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ライトヘビー級優勝、深沢選手

ライトヘビー級優勝、深沢選手

ミドルヘビー級優勝、西脇選手

ミドルヘビー級優勝、西脇選手

ヘビー級優勝・大城選手

ヘビー級優勝・大城選手

フライ級ベンチプレスで110kgの日本新記録を出した徳嵩選手

フライ級ベンチプレスで110kgの日本新記録を出した徳嵩選手

交通事故で両脚を切断しなからも自宅で激しいトレ二ングをつみ、ミドル級ベンチプレスにオープン参加し、160kgを出した和歌山の二階谷貢選手。

交通事故で両脚を切断しなからも自宅で激しいトレ二ングをつみ、ミドル級ベンチプレスにオープン参加し、160kgを出した和歌山の二階谷貢選手。

大会に花をそえた女性リフターのベンチプレス

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月刊ボディビルディング1977年7月号

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