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第8回全日本パワーリフティング選手権大会
最優秀選手に仲村昌英 団体優勝はアスレティック・せき

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月刊ボディビルディング1979年7月号
掲載日:2018.11.03
 永年の懸案だった一本化がなって初めての全日本パワーリフティング選手権が5月20日、東京YMCA体育館で開催された。

 出場選手男子68名、女子9名によって10時間におよぶ熱戦が展開され、日本新記録17というハイ・レベルの大会であった。ただ、バンタム級は嶋村選手の失格、フェザー級、ライト級はともに優勝候補の富永選手、長野選手の欠場により記録的には物足りなかった。

 最優秀選手には全種目に日本新をマークし、トータルで日本人初の815kgを出したヘビー級の仲村選手が選ばれた。また文部大臣賞(団体優勝)は“アスレティック・せき”が獲得した。
各クラスの優勝者とトータル記録は次のとおり。
記事画像1
各クラスの優勝者

各クラスの優勝者

フライ級優勝・因幡英昭選手。スクワットで217.5kgの日本新を出し、トータル550kg

フライ級優勝・因幡英昭選手。スクワットで217.5kgの日本新を出し、トータル550kg

バンタム級優勝・伊差川浩之選手。トータル495kg

バンタム級優勝・伊差川浩之選手。トータル495kg

ミドル級優勝・中尾達文選手。全種目に日本新をマークし、トータル695kg

ミドル級優勝・中尾達文選手。全種目に日本新をマークし、トータル695kg

団体優勝した“アスレティック・せき”チーム

団体優勝した“アスレティック・せき”チーム

ライト・ヘビー級6位・鈴木正之選手。ベンチ・プレスで180kgの日本新をマーク

ライト・ヘビー級6位・鈴木正之選手。ベンチ・プレスで180kgの日本新をマーク

ミドル級2位・中川幸雄選手。スクワット237.5kg、デッド・リフト255kgの日本新をマーク

ミドル級2位・中川幸雄選手。スクワット237.5kg、デッド・リフト255kgの日本新をマーク

ライト・ヘビー級優勝・関二三男選手。ベンチ・プレスで175kgの日本新を出し、トータル625kg

ライト・ヘビー級優勝・関二三男選手。ベンチ・プレスで175kgの日本新を出し、トータル625kg

ヘビー級優勝・仲村昌英選手。全種目に日本新を出し、トータルで日本人初の800kg台をマークし、最優秀選手に選ばれた

ヘビー級優勝・仲村昌英選手。全種目に日本新を出し、トータルで日本人初の800kg台をマークし、最優秀選手に選ばれた

ミドル・ヘビー級優勝・前田都喜春選手。スクワットで282.5kgの日本新を出し、トータル682.5kg

ミドル・ヘビー級優勝・前田都喜春選手。スクワットで282.5kgの日本新を出し、トータル682.5kg

フェザー級優勝・木下俊弘選手。トータル472.5g

フェザー級優勝・木下俊弘選手。トータル472.5g

ライト級優勝・普天間元弘選手。ベンチ・プレスで160kgの日本新を出し、トータル545kg

ライト級優勝・普天間元弘選手。ベンチ・プレスで160kgの日本新を出し、トータル545kg

月刊ボディビルディング1979年7月号

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