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1985年度第20回ミスター東京、第3回ミス東京ボディビルコンテスト

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月刊ボディビルディング1985年10月号
掲載日：2021.07.28

ミスター東京:東京医科歯科大　北村克己、ミス東京:独協大　長谷川尚子の学生チャンピオン誕生

ジュニアの部は渡辺実、シニアの部は登坂勉
出場選手162名、空前のマンモス・コンテスト
　大会は去る8月11日、ミスター東京一般の部67名、ジュニアの部50名、シニアの部16名、ミスの部29名、合計162名という空前の選手団が参加し、超満員の観客でふくれあがった豊島公会堂で華々しく開催された。
　ミスター東京の部では、7月14日のジャパン・チャンピオンシップスで優勝した高西文利、6月30日のミスター関東で優勝した鶴田和一、それに、ジャパン・チャンピオンシップスでは減量に失敗して不覚をとったとはいえ、日本人ばなれの大きなスケールの北村克己による三つ巴と思われた。
しかし鶴田は、この40日間にすっかりカットが消えてまず脱落。優勝争いは高西と北村の2人にしぼられた。
　高西は、ジャパン・チャンピオンシップスの時より、さらにひとまわりしぼり込んで全体的にキレは良くなっていたが、未完成ながら、スケールの大きさで北村に圧倒されてしまった。
あと2ヵ月間の北村の調整次第で、今年のミスター日本の台風の目になりそうだ。
　ミス東京の部は、大げさに言えば、幕が開くや審査員、観客の目はゼッケン9番、長谷川尚子に集中した。
彼女のデビューはそれほどまでに強烈な印象を与えたのである。
　1984年度全日本女子パワーリフティング選手権大会52kg級チャンピオン、52kg級スクワット145kgの日本記録保持者、20歳の女子大生、長谷川尚子がボディビル・コンテストに始めて出場し、比較審査で一度も指名されない(つまり、2位以下と比較する必要がない)という、ダントツの強さで栄冠をものにした。
　158cm、48kgとやや小柄だが、均整のとれた美しいプロポーションに、ウェイト・トレーニングで鍛えた脚、腹、肩、広背、上腕二頭筋の発達とシェイプ・アップが見事に調和していた。
ミスター東京・北村克己と同様、10月のミス日本での長谷川尚子の活躍が大いに注目されるところである。
2位・島田成子をおびやかし、初出場で3位に入った大島ひろみは、今後の成長株。
ミスター東京。左から2位・高西、1位・北村、3位・オールマン

ミスター東京。左から2位・高西、1位・北村、3位・オールマン

ミス東京。左から2位・島田、1位・長谷川、3位・大島

ミス東京。左から2位・島田、1位・長谷川、3位・大島

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激突！高西ｖｓ北村
ミスター東京1位・北村　克己選手

ミスター東京1位・北村　克己選手

ミスター東京2位・高西　文利選手

ミスター東京2位・高西　文利選手

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ミスター東京3位・オールマン選手

ミスター東京3位・オールマン選手

ミスター東京4位・大河原　久典選手

ミスター東京4位・大河原　久典選手

ミスター東京5位・鶴田　和一

ミスター東京5位・鶴田　和一

ミスター東京6位・竹内　明彦

ミスター東京6位・竹内　明彦

ミス東京1位・長谷川　尚子選手

ミス東京1位・長谷川　尚子選手

ミス東京2位・島田　成子選手

ミス東京2位・島田　成子選手

ミス東京3位・大島　ひろみ

ミス東京3位・大島　ひろみ

ミス東京4位・福田　桜

ミス東京4位・福田　桜

ミス東京5位・斉藤　玉恵

ミス東京5位・斉藤　玉恵

ミス東京6位・仲　佳美

ミス東京6位・仲　佳美

ジュニアの部1位・渡辺　実選手

ジュニアの部1位・渡辺　実選手

シニアの部1位・登坂　勉選手

シニアの部1位・登坂　勉選手

ミスター東京ジュニアの部。左から2位・吉岡、1位・渡辺、3位・野村

ミスター東京ジュニアの部。左から2位・吉岡、1位・渡辺、3位・野村

ミスター東京シニアの部。左から2位・斉藤、1位・登坂、3位・吉田

ミスター東京シニアの部。左から2位・斉藤、1位・登坂、3位・吉田

月刊ボディビルディング1985年10月号

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