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ファイン・ラボサプリメント『FQSC』マークについて

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掲載日:2016.10.13
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フィジークオンラインをご覧の皆様、三橋忠です。(加圧トレーニングスタジオHAPPINESS&ハピネス整骨院院長、ファイン・ラボフィットパーソナルトレーナー)

この度ファイン・ラボは、より安心安全なサプリメントを求めるアスリートの期待に答えるため、毎回の生産時に、衛生面や品質面に加え、指定ドーピング禁止物質の検査を実施し、その全ての検査にクリアした安全な商品の証として、『FQSC』(FINE LAB QUALITY & SAFETY CONTROL)のマークを商品に付けることに致しました。

「FQSC」マークについて

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近年、これまで疑うことなく当たり前に安全であると思われて利用していた食材、食品、スポーツサプリメント、健康食品、ドリンクなどについて、異物の混入や原料自体に表記外の危険物質の検出など、思いもよらない問題や健康被害などが発生しています。
これらの問題は深刻です。試合やコンテストの際にドーピング検査を受けるアスリートの場合には特に慎重にならなければいけません。

常識的に安全と思われているサプリメントや健康食品を利用していても、使用原料表記に記載の無い『指定ドーピング禁止薬物』が含まれていた場合には、ドーピング検査により禁止薬物が検出され、ドーピング違反として、失格や出場停止処分、社会的制裁、罰金等々の重い責任を取らなければならなくなってしまいます。

近年、ドーピングに対する措置はこれまで以上に厳しくなっています。故意にドーピングをしたわけではでなくとも、陽性反応が出てしまえばそこで終わりになってしまいます。
ファイン・ラボでは、より安心なサプリメントを求めるアスリートの期待に応えるため、「毎回の生産時に行う検査システム」を、①自社(ファイン・ラボ)、②原料メーカー、③製造工場、④検査機関の4社間で構築、しっかりとした管理体制のもとすべてのサプリメントを製造しています。

※保存検査(加速検査)
最終の商品形態を劣悪な保存状況にして行う、時間を加速させての品質変化の検査(消味期限を決める為に必要な検査)です。
毎回の生産時に製造した商品の原料から検査検体AとBを用意して、「検査検体A」で生産時の各項目の検査を行います。「検査検体B」は商品の消味期限まで保管し、万が一の場合に再検査を行うことで、原因の特定とその後の製造工程の見直しを迅速に行えるようにしています。
つまり『FQSC』マークは厳しい商品検査を受けた証なのです。

『FQSC』マークの安全性

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①徹底した管理体制
ファイン・ラボでは、今後のスポーツシーンの発展とアスリートが安心して使用できるように、以下のような、「毎回の生産時に行う検査システム」を、自社・原料メーカー・工場・検査機関の4社間での管理体制のもと、実施しております

②数々の検査による安全性の確保
指定ドーピング禁止物質の検査だけでなく、いくつもの検査を組み合わせることで、衛生面、品質面も毎回の生産時に細かく検査。アスリートの皆様の安全と安心のために、できる限りの努力をしています。

実施検査一覧

Ⅰ品質検査
Ⅱ衛生検査
Ⅲ保存検査(加速試験)
Ⅳ指定ドーピング禁止物質検査

上記検査により、対象の商品をチェック。
指定ドーピング禁止物質が含まれていない証としてFINE LAB QUALITY & SAFETY CONTROL『FQSC』マークを商品につけています。

『FQSC』マークが貼付された商品の信頼性

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①原料の選定・入荷
当社社員が現地の製造工程や生産ラインの監査と品質保証体制をチェック。さらに使用する原料の大元の生育、栽培過程も直接視察。

その後、厳しい基準での審査を行った上で、商品の用途・要項について基準をクリアしたものだけを、ファイン・ラボサプリメントとして扱っています。

②原料の検査体制
製品の品質を安定させることで、安心・安全な商品をお届けすることが可能になります。ファイン・ラボでは、原料メーカーから使用する原料のロット毎に検査証明書と日本の食品衛生法および関連法規に合致している旨の証明書を入手して、製品の品質を確認しています。また、成分の純度や構成内容を調査した「品質検査」の他、細菌などを調査した「衛生検査」の結果が記載された検査証明書を、原料と一緒に保管することで、安定した品質管理に努めています。

これらの検査体制は、高品質で安全な商品を安定してお届けするために欠かせない、大切なシステムです。

③原料の安定と確保
原料の品質については高いレベルを維持することと同時に、高い品質の原料を“安定”して確保することも重要です。ファイン・ラボでは取引する原料メーカーと入念な協議を重ね、安心・安全かつ高品質の原料の供給が常に受けられよう、確固とした協力体制を結んでいます。

④指定認可工場について
ファイン・ラボでは、自社工場だけではなく各製品の製造を専門とする指定認可工場への委託も併用してサプリメントの製造を行っています。

委託先については、すべてISO(International Organization for Standardization:国際標準化機構*1)やGMP(Good Manufacturing Practice:適正製造基準*2)の認証を取得した、品質管理・衛生管理に優れた工場を厳選して認可。すべての商品を信頼の置ける工場のみで製造しています。

また、製造ロット毎にサンプルの保管・分析を行うことで、これらの工場の品質管理をチェックしています。

⑤指定ドーピング禁止物質検査について
対象の商品に対して世界アンチ・ドーピング機構(WADA)の検査項目を基に毎回の生産時に第三者機関で検体の検査を行っています

⑥FQSCマークが貼付された商品
ファイン・ラボでは上記の生産体制を「FINE LAB QUALITY & SAFETY CONTROL システム」として4社間で管理し、商品の安全や品質の管理に努めています。厳しい審査に合格した工場で厳選された材料を用いて作られた商品に対して、さらに複数の検査を行って商品の安全性を確認。

商品出荷時の段階ですべての安全性が確認された証としてFINE LAB QUALITY & SAFETY CONTROL 『FQSC』マークを封印し、皆様の元へ発送しています。

指定ドーピング禁止物質検査

①指定ドーピング禁止物質の現状について
近年、食品や食材をはじめとして、スポーツサプリメントや健康食品、ドリンク等々様々な製品についても、異物混入や表記外の危険物質の検出が報告され、思いもよらない問題や健康被害なども発生しています。これらの問題は深刻で、アスリートの場合には摂取する食品・サプリメントについて特に慎重に選ばなければならない時代になってきています。

今まで安心して利用していたサプリメントや健康食品にも、原料表記に記載の無い、思いもよらない『指定ドーピング禁止物質』が含まれている可能性もないとは言い切れません。もし、ドーピング検査により禁止物質が検出された場合には、自身に意図はなくともドーピング違反になり、重い責任を取ることになります。

「指定ドーピング禁止物質が表記されておらず、知らなかった」「メーカーが大丈夫だと言っている」「今まで使い続けていたものなので問題ない」などの弁解は通りません。どのような理由があろうと、一度禁止薬物が検出された場合にはドーピング違反となってしまうのが現実です。特に、食品やサプリメントを販売するメーカーが責任を持って検査を行っていない場合には、禁止薬物が検出される可能性も高くなるため注意が必要です。

では、そうした問題に対して、今後どのようにサプリメントを選べば良いのでしょうか?最も大切なことは、食材や食品、サプリメント、ドリンクなど口に入れるすべてのものに対して、指定ドーピング禁止物質の検査が行われているか確認することです。

しかし、多くのメーカーでは原料の品質検査や衛生検査を通じて健康面での安全性を検査しているものの、肝心の指定ドーピング禁止物質の検査は実施されていないのが現状です。また、指定ドーピング禁止物質の検査を実施してるメーカーの商品であっても、原料自体に微量の禁止物質が含まれており、長年の生産により製造設備に蓄積した成分が検出されてしまうといったケースもあるため、抜き打ちでの検査ではなく毎回の生産時に検査を実施するのが理想です。

しかし、残念なことに、そこまでの基準で取り組んでるメーカーはほとんどありません。確かな安全性を求めるのなら、毎回の生産時に検査が行われてるのか、不定期の抜き打ち検査だけなのか、原料変更時の検査は行っているのか、細かく確認をしておいた方が良いでしょう。

②ファインラボの指定ドーピング禁止物質検査方法
工場で製造された商品から検査検体Aと検査検体Bを採取、検査検体Aについて第三者機関にて指定ドーピング禁止物質の検査を行い、問題がないことを確認しています。また検査検体Bは賞味期限期間まで保管し、万が一の時に再検査を行うことで、原因の特定とその後の製造工程の見直しを迅速に行えるようにしています。

③指定ドーピング禁止物質の更新
指定ドーピング禁止物質の成分は最低でも年に1回更新されています。禁止物質の更新に合わせて毎回の生産時に検査を行っていない場合、禁止物質が常に更新されている現状では必ずしも安全とは言えません。

ファイン・ラボでは、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)が発表している最新の情報をもとに、毎回の生産時に検査を行っています。

ファインラボの想い

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ファイン・ラボは13年以上(2016年現在)サプリメントの企画、製造、販売を行ってきたサプリメントメーカ-です。現在では、その品質の高さと安全へのこだわりが、プロ・アマ・オリンピックを問わずハイパフォーマンスを求めるあらゆるアスリートに認められ、数多くの選手達に愛用されています。創業以来、一度も指定ドーピング禁止物質の検出や、衛生面、品質面での問題はありません。

数多くのアスリートの信頼に応えるため、「使用する信頼のおける最大手の原料のメーカーの品質グレードの高い水準の原料のみに限定」「全使用原料の規格書管理」「品質検査・衛生検査・保存検査(加速試験)の的確な実施」など、メーカーとして考えられるすべての事に拘り抜き、それを基本として実践してきました。

しかしながら、食品やサプリメントに関する様々な事件や予期せぬ問題が報告されている現在、アスリートを支えるメーカーとして、品質や安全性に対してこれまでの取り組みだけでは不十分であると考えています。

ファイン・ラボのポリシーは、「食品よりもサプリメントは安全性を極めなければならない、妥協してはいけない」ということ。
食品は日に日に変わるのが普通ですが、サプリメントは勝手が違います。健康志向の高い方や、アスリート、トレーニーにとってサプリメントは毎日継続して恒久的に摂取し続けるもの。

特にシリアスアスリートにとっては自身の人生を掛けた挑戦に関わる重要なものでもあるため、食品とは比べものにならない高い品質と安全性を極めなくてはならないと考えています。
近年、ユーザーが事前に把握できないドーピング禁止物質が含まれてるサプリメントが市場に流通したために、思いもよらない落とし穴に落ちてしまった事例も報告されています。

ファイン・ラボではこうした問題を受けて、安心して使用していたはずのサプリメントが選手生命を危機に追いやってしまう可能性を限りなくゼロするために、考えられる出来る限りの努力をして安心度を高める為に、「FINE LAB QUALITY & SAFETY CONTROLシステム」を構築いたしました。

多くの方が安心して、最高品質のものを、いつまでも利用できるよう~心から願いを込めて!!
  • 三橋 忠
    加圧トレーニングスタジオHAPPINESS&ハピネス整骨院 代表
    ファイン・ラボフィット パーソナルトレーナー
    大手スポーツクラブのチーフトレーナー・責任者を経験した後、パーソナルトレーニングスタジオ店長として4年間勤務し、整形外科・接骨院でもキャリアを積み、2011年に加圧トレーニングスタジオHAPPINESS&ハピネス整骨院を開業。パーソナルトレーニングで年間3500 セッションの指導を行う。

    <資格>
    ・厚生労働大臣認定柔道整復師
    ・加圧スペシャルインストラクター
    ・米国認定ストレングス&コンディショントレーナー(NESTA-PFT)
    ・キネシオテーピングトレーナー

    <競技実績>
    2008年ボディビルMr茨城 準優勝
    2008年ボディビルMr茨城70kg以下級 準優勝
    2009年ボディビルMr茨城70kg以下級 優勝