NPCコンテスト出場!NPCJニューヨークツアー直前インタビュー
掲載日:2017.08.17
http://victormartinezlegends.com/
2017年8月26日、アメリカ・ニューヨークにあるホストス・コミュニティ・カレッジにて『VICTOR MARTINEZ'S LEGENDS CHAMPIONSHIPS』が開催される。
ビクター・マルティネスはドミニカ共和国出身のIFBBプロボディビルダー。2001年よりプロとして活動し、2007年にはアーノルド・クラシックで優勝、ミスター・オリンピアで2位という実績を誇る。
そのビクター・マルティネスが主催する『VICTOR MARTINEZ'S LEGENDS CHAMPIONSHIPS』が開催されるのは今年で2回目。歴史こそまだ浅いコンテストではあるが、アメリカ国籍を持つ選手にとっては上位に入賞することで5つのNPCナショナルコンテストへの出場権(クオリファイ)を得ることができるコンテストのひとつであるため、プロを目指す多くの強豪選手の参加が見込まれる。
そして今回、NPCJより7名の選手が『VICTOR MARTINEZ'S LEGENDS CHAMPIONSHIPS』へ出場することとなった。
NPCJによる選手の派遣は今年で3回目。NPCJ理事、ミッドブレス初台のヘッドパーソナルトレーナーでもある堺部元行氏と現地プロモーターによる交渉、アドバイザーである山岸秀匡IFBBプロの協力の下、NPCJは発足当初よりアメリカ国籍を持たない選手によるNPCへの挑戦をサポートし続けている。
ジムやフィットネスクラブへ通う日本人の割合は4%程度と言われている。一方アメリカは20%とも言われるフィットネス大国、いわば本場だ。そのアメリカでのコンテストに挑む選手の胸中、そしてNPCJが海外への挑戦をサポートするその理由とは。
我々は、今回派遣される選手のうち5名と、NPCJ会長・庄司貴之氏から話を聞くことが出来た。
ビクター・マルティネスはドミニカ共和国出身のIFBBプロボディビルダー。2001年よりプロとして活動し、2007年にはアーノルド・クラシックで優勝、ミスター・オリンピアで2位という実績を誇る。
そのビクター・マルティネスが主催する『VICTOR MARTINEZ'S LEGENDS CHAMPIONSHIPS』が開催されるのは今年で2回目。歴史こそまだ浅いコンテストではあるが、アメリカ国籍を持つ選手にとっては上位に入賞することで5つのNPCナショナルコンテストへの出場権(クオリファイ)を得ることができるコンテストのひとつであるため、プロを目指す多くの強豪選手の参加が見込まれる。
そして今回、NPCJより7名の選手が『VICTOR MARTINEZ'S LEGENDS CHAMPIONSHIPS』へ出場することとなった。
NPCJによる選手の派遣は今年で3回目。NPCJ理事、ミッドブレス初台のヘッドパーソナルトレーナーでもある堺部元行氏と現地プロモーターによる交渉、アドバイザーである山岸秀匡IFBBプロの協力の下、NPCJは発足当初よりアメリカ国籍を持たない選手によるNPCへの挑戦をサポートし続けている。
ジムやフィットネスクラブへ通う日本人の割合は4%程度と言われている。一方アメリカは20%とも言われるフィットネス大国、いわば本場だ。そのアメリカでのコンテストに挑む選手の胸中、そしてNPCJが海外への挑戦をサポートするその理由とは。
我々は、今回派遣される選手のうち5名と、NPCJ会長・庄司貴之氏から話を聞くことが出来た。
ツアー参加のきっかけ、意気込み
平岩 道弘 選手
――― お忙しい中お集まり頂きありがとうございます。早速ですが、今回のアメリカツアーに参加することにされたきっかけや意気込みをお聞かせください。
平岩 道弘選手「今年は横田基地で開催されるセントラル・ジャパンに出ようと思っていたんですが、中止になってしまいました。そこで、(堺部さんが)今年からはビクター・マルティネス・レジェンド・チャンピオンシップスに出場すると聞いたので、僕も出られるか聞いてみたら『とりあえず行って楽しめばいいじゃん』って。アメリカのコンテストにはずっと興味があったので、出場することにしました。
どのカテゴリーにエントリーするか相談したら、出られるカテゴリーは全部エントリーしてみるよう勧められました。3つも出たら辛いかなと思ったんですが、フリーポーズは1回だと聞いてそれなら大丈夫だな、と。ボディビル、ボディビル・ノービス、そして堺部さんから『一緒に出よう』と誘われたマスターズの3つに出場することにしました。
僕が出ることによって来年以降、後に続いて挑戦する人が沢山でてくるかもしれないので、そういう道を開くような思いで出たらいいのかなって今回出ることにしました。」
平岩 道弘選手「今年は横田基地で開催されるセントラル・ジャパンに出ようと思っていたんですが、中止になってしまいました。そこで、(堺部さんが)今年からはビクター・マルティネス・レジェンド・チャンピオンシップスに出場すると聞いたので、僕も出られるか聞いてみたら『とりあえず行って楽しめばいいじゃん』って。アメリカのコンテストにはずっと興味があったので、出場することにしました。
どのカテゴリーにエントリーするか相談したら、出られるカテゴリーは全部エントリーしてみるよう勧められました。3つも出たら辛いかなと思ったんですが、フリーポーズは1回だと聞いてそれなら大丈夫だな、と。ボディビル、ボディビル・ノービス、そして堺部さんから『一緒に出よう』と誘われたマスターズの3つに出場することにしました。
僕が出ることによって来年以降、後に続いて挑戦する人が沢山でてくるかもしれないので、そういう道を開くような思いで出たらいいのかなって今回出ることにしました。」
新村 馨 選手
新村 馨選手「自分はトレーニング歴は長いんですけど、競技歴に関してはまだ2年です。NPCJのステージに立とうと思って去年から毎週堺部さんに指導を受けているのですが、そこでいつも『アメリカは楽しいよ』って言われてて。『じゃあ僕も行きます』ってことになって、決めたのがきっかけです。
意気込みとしては…出るとなったらやっぱり、しっかり鍛えこんでやれるだけのことはやって、ステージに立つこと。やっぱりアメリカのステージは憧れの場所なので、そのレベルや空気を味わって、またNPCJのステージに立つときにそこで友達になれた選手と情報を共有したりすることで、NPCJ自体がさらに盛り上がっていけば面白いと思います。」
意気込みとしては…出るとなったらやっぱり、しっかり鍛えこんでやれるだけのことはやって、ステージに立つこと。やっぱりアメリカのステージは憧れの場所なので、そのレベルや空気を味わって、またNPCJのステージに立つときにそこで友達になれた選手と情報を共有したりすることで、NPCJ自体がさらに盛り上がっていけば面白いと思います。」
永坂 俊基 選手
永坂 俊基選手「2016年、NPCJのツアーポイントランキングで1位を取らせて頂きました。ポイントランキングを意識し始めたのは大会出場3回目ぐらいの頃だと思います。50代以上のカテゴリもあって、NPCJが僕にとっては挑戦しやすかった。
年齢的な理由でライバルが少なかったこともあり、こういうありがたい機会を頂くことができました。ですが、『おじさん』たちにもいろいろと挑戦してほしいという気持ちがありますから、同年代の方の励みとなるよう、ニューヨークで何か爪痕を残してきたいと思います」
年齢的な理由でライバルが少なかったこともあり、こういうありがたい機会を頂くことができました。ですが、『おじさん』たちにもいろいろと挑戦してほしいという気持ちがありますから、同年代の方の励みとなるよう、ニューヨークで何か爪痕を残してきたいと思います」
廣川 翔一 選手
廣川 翔一選手「僕は、今着てるロイヤルアスリートのスポンサードを頂いて全面サポートのもとで、今回ニューヨークのコンテストに出させていただくことになりました。意気込みは、NPCJオフィシャルのアパレルブランドのサポートを受けて行かせていただくので、必ず優勝しなければという思いです。
周りは外国人ばかりですが、やるからには仕上がりを意識して、優勝してきたいと思います」
――― 長時間の移動がありますが、むくみや想定外の事態への対策は何か打っておられますか?もしくは、どなたかにアドバイスを受けたりは?
廣川選手「自分の組んだミールプランを、堺部さんに相談し調整を進めて行く予定です」
周りは外国人ばかりですが、やるからには仕上がりを意識して、優勝してきたいと思います」
――― 長時間の移動がありますが、むくみや想定外の事態への対策は何か打っておられますか?もしくは、どなたかにアドバイスを受けたりは?
廣川選手「自分の組んだミールプランを、堺部さんに相談し調整を進めて行く予定です」
カーマイケル・リー 選手
カーマイケル・リー選手「NPCJが発足した当初から出場して、良い経験を沢山してきました。堺部さんとは『いつか一緒にアメリカの大会に出よう』と話していましたが、実は今年の予定ではありませんでした。
今回は初めてクラシックフィジークにチャレンジします。クラシックフィジークとボディビルの両方に出ますが、メインはクラシックフィジークです。日本で大会に出るときはボディビルですが、向こうでは私の身体はクラシックフィジークが妥当だと思います。
このチャンスに、NPCJチームと一緒に楽しみながらチャレンジしたい。将来的にはプロになりたいと思っています。」
今回は初めてクラシックフィジークにチャレンジします。クラシックフィジークとボディビルの両方に出ますが、メインはクラシックフィジークです。日本で大会に出るときはボディビルですが、向こうでは私の身体はクラシックフィジークが妥当だと思います。
このチャンスに、NPCJチームと一緒に楽しみながらチャレンジしたい。将来的にはプロになりたいと思っています。」
NPCのイメージ、自身のストロングポイント
――― アメリカのコンテスト、NPCのコンテストに対するイメージや、ご自身の強みなどがあればお聞かせください
平岩選手「選手のレベルが幅広いので、出てみないとわからないかな。大きさではかなわなくても、自分が体脂肪率3%以下の身体で出たらどんなふうに見られるのかと思うと、それがすごく楽しみ。」
新村選手「当然、向こうの選手もトレーニングはかなりやっているとは思いますが、自分の場合でいえば朝はクロスフィット、夜はウェイトトレーニングというように、細かい部分の筋肉も見る人が見ればきちんと鍛え込んでいるのがわかるような隙のないトレーニングをしています。クラシックフィジークはポージングが色々あるので、しっかり絞り込んで、それを見せられたらいいかなと。
ただ単にステージでパッと見たときのイメージだけじゃなくてアメリカ人と日本人の気質の違いで勝負に出てみたいな、というところです。」
永坂選手「NPCJの沖縄での大会に2回ほど出させていただいて、それはやっぱり外国人選手が多いからなんですよ。身体の大きな選手もいるんで…まぁでも未知ですね。行ってみないとわからないですけど。やることは国内でのコンテストと変わらないと思う。とりあえずやれることを一生懸命やって、おじさんの爪痕を残す。これが基本です。」
カーマイケル選手「私はオーストラリア人ですが、アメリカ、イギリス、カナダなど、いろんな国に住んだことがあります。カナダとイギリスでIFBBのアマチュアコンテストのクラシック・ボディビルに出ました。当時クラシック・ボディビルというクラスはこっち(日本)とアメリカにもありませんがオーストラリアにもあって、私は日本に来る前は普通のボディビルとそちらによく出ていました。
アメリカに住んでいた頃はボディビルに出たいとは思いませんでした。ボディビルには身体の大きな選手が沢山いて、何回も大会を見に行きました。USAナショナルの大会はレベルが高いですが、私たちが出る大会はさっき話に出たようにいろんなレベルの選手がいるので、出てみないとわかりません。
イメージとしては、向こうではボディビルは『普通の事』、そんなに珍しいことではありません。フットボール選手など、筋トレをして身体が大きい人は多いから私たちはたぶん目立たないでしょう。今でこそ流行り始めているとはいえ、ボディビルが変わった趣味だと思われている日本とはイメージが違うと思います」
廣川選手「こないだのNPCJ World Legends Classicのときは、山岸さんとアイリスがジャッジした中での結果でした。そのときのようにちゃんと仕上げるのは前提なのですが、ワールドレジェンドでのジャッジの評価と、アメリカへ行ったときにどう評価されるのか。その違いが気になるというか、ワクワクドキドキしています。」
――― どう評価されるかわからないのが逆に楽しみということでしょうか?
廣川選手「そうです。どう評価されるかっていうのが。ちゃんと絞って仕上げる前提ですが、自分自身のアピールできるポイントはミッドセクションだと思ってるので、そこをどう見てもらえるかが気になるところです」
平岩選手「選手のレベルが幅広いので、出てみないとわからないかな。大きさではかなわなくても、自分が体脂肪率3%以下の身体で出たらどんなふうに見られるのかと思うと、それがすごく楽しみ。」
新村選手「当然、向こうの選手もトレーニングはかなりやっているとは思いますが、自分の場合でいえば朝はクロスフィット、夜はウェイトトレーニングというように、細かい部分の筋肉も見る人が見ればきちんと鍛え込んでいるのがわかるような隙のないトレーニングをしています。クラシックフィジークはポージングが色々あるので、しっかり絞り込んで、それを見せられたらいいかなと。
ただ単にステージでパッと見たときのイメージだけじゃなくてアメリカ人と日本人の気質の違いで勝負に出てみたいな、というところです。」
永坂選手「NPCJの沖縄での大会に2回ほど出させていただいて、それはやっぱり外国人選手が多いからなんですよ。身体の大きな選手もいるんで…まぁでも未知ですね。行ってみないとわからないですけど。やることは国内でのコンテストと変わらないと思う。とりあえずやれることを一生懸命やって、おじさんの爪痕を残す。これが基本です。」
カーマイケル選手「私はオーストラリア人ですが、アメリカ、イギリス、カナダなど、いろんな国に住んだことがあります。カナダとイギリスでIFBBのアマチュアコンテストのクラシック・ボディビルに出ました。当時クラシック・ボディビルというクラスはこっち(日本)とアメリカにもありませんがオーストラリアにもあって、私は日本に来る前は普通のボディビルとそちらによく出ていました。
アメリカに住んでいた頃はボディビルに出たいとは思いませんでした。ボディビルには身体の大きな選手が沢山いて、何回も大会を見に行きました。USAナショナルの大会はレベルが高いですが、私たちが出る大会はさっき話に出たようにいろんなレベルの選手がいるので、出てみないとわかりません。
イメージとしては、向こうではボディビルは『普通の事』、そんなに珍しいことではありません。フットボール選手など、筋トレをして身体が大きい人は多いから私たちはたぶん目立たないでしょう。今でこそ流行り始めているとはいえ、ボディビルが変わった趣味だと思われている日本とはイメージが違うと思います」
廣川選手「こないだのNPCJ World Legends Classicのときは、山岸さんとアイリスがジャッジした中での結果でした。そのときのようにちゃんと仕上げるのは前提なのですが、ワールドレジェンドでのジャッジの評価と、アメリカへ行ったときにどう評価されるのか。その違いが気になるというか、ワクワクドキドキしています。」
――― どう評価されるかわからないのが逆に楽しみということでしょうか?
廣川選手「そうです。どう評価されるかっていうのが。ちゃんと絞って仕上げる前提ですが、自分自身のアピールできるポイントはミッドセクションだと思ってるので、そこをどう見てもらえるかが気になるところです」
NPCJがツアーを続ける理由、そして意義
NPCJ会長 庄司 貴之 氏
庄司会長「NPCJがアメリカツアーを開催するのは今年で3回目。2年前にロサンゼルスからスタートして、そのあとがニューヨーク。そして今年もニューヨークという形になります。なぜアメリカツアーを開催するか。その意義について…まずNPCJではツアーポイントというものをフィジークの選手に課しています。
私が毎回思うのは、日本の選手はステージでのポージングがものすごく下手だということ。私は選手ではありませんが、アメリカを中心にコンテストを観戦し、コンテストのジャッジとミーティングを重ねている中で思うことは、『なんでステージ上の所作がこうなっちゃうの?』という場面がまだ日本にはあると思っています。
ステージにあがる回数をこなす選手のほうが、ポージングもそうですし所作や見せ方もどんどんうまくなっていきます。そういう意味でツアーポイントというのは単なるポイントではなくて、自分を磨こうとしている努力の集まっているものなのかな、と。
そんな中、永坂さんは昨年非常に多くの大会にご参加頂きました。仕事が忙しい中でも参加するという事は、向上心やそういう部分でのチャレンジ精神が出てきているのかな、と。永坂さんのマスターズという年齢が不服であれば若い子を連れて行くというのが選択肢としてあるのかもしれないけれど、あえて『おじさん』がアメリカにチャレンジしていくっていうのも、NPCJとしてはアリなのかなと思っています。
そして廣川くんに関してはNPCJとしてではなく、NPCJをマネジメントしている会社の事業ドメインのロイヤルアスリートオーソリティで今回サポートすることを決めました。『アメリカで必ず勝ちなさい』というのは本当の話で、優勝したらツアー費用を全額負担する、優勝しなかったら請求するからね、という話をしています。
ただ、廣川選手を選んだ理由というのは、アメリカで活躍できるであろう選手ということで私共の団体・会社も含めて決めて、そしてお声がけをさせて頂きました。この先、若い子たちが色々な事情でフィットネスから離れてしまうことが考えられますが、それでもチャレンジができるということを証明してほしい。いろんなことがあってもすぐ辞めてしまうのではなくて、チャレンジを続けているという点を買って、そして廣川選手には『優勝しかないですよ』と伝えています。
そういう風にプレッシャーをかけていかないと多分若い子はどうしても甘えちゃうので、そういうのは課していきたいと思っています。そのようにして、日本国内ではなくフィットネス先進国と言われるアメリカのコンテストで活躍する選手を育成するのがNPCJの意義なのかなと思います。
私が毎回思うのは、日本の選手はステージでのポージングがものすごく下手だということ。私は選手ではありませんが、アメリカを中心にコンテストを観戦し、コンテストのジャッジとミーティングを重ねている中で思うことは、『なんでステージ上の所作がこうなっちゃうの?』という場面がまだ日本にはあると思っています。
ステージにあがる回数をこなす選手のほうが、ポージングもそうですし所作や見せ方もどんどんうまくなっていきます。そういう意味でツアーポイントというのは単なるポイントではなくて、自分を磨こうとしている努力の集まっているものなのかな、と。
そんな中、永坂さんは昨年非常に多くの大会にご参加頂きました。仕事が忙しい中でも参加するという事は、向上心やそういう部分でのチャレンジ精神が出てきているのかな、と。永坂さんのマスターズという年齢が不服であれば若い子を連れて行くというのが選択肢としてあるのかもしれないけれど、あえて『おじさん』がアメリカにチャレンジしていくっていうのも、NPCJとしてはアリなのかなと思っています。
そして廣川くんに関してはNPCJとしてではなく、NPCJをマネジメントしている会社の事業ドメインのロイヤルアスリートオーソリティで今回サポートすることを決めました。『アメリカで必ず勝ちなさい』というのは本当の話で、優勝したらツアー費用を全額負担する、優勝しなかったら請求するからね、という話をしています。
ただ、廣川選手を選んだ理由というのは、アメリカで活躍できるであろう選手ということで私共の団体・会社も含めて決めて、そしてお声がけをさせて頂きました。この先、若い子たちが色々な事情でフィットネスから離れてしまうことが考えられますが、それでもチャレンジができるということを証明してほしい。いろんなことがあってもすぐ辞めてしまうのではなくて、チャレンジを続けているという点を買って、そして廣川選手には『優勝しかないですよ』と伝えています。
そういう風にプレッシャーをかけていかないと多分若い子はどうしても甘えちゃうので、そういうのは課していきたいと思っています。そのようにして、日本国内ではなくフィットネス先進国と言われるアメリカのコンテストで活躍する選手を育成するのがNPCJの意義なのかなと思います。
NPCJのツアーは、コンテストだけ行って他に何もしないで、ホテルの中にギチギチに缶詰めになって帰ってくるというものではありません。コンテストまではシリアスなツアーをやりますが、特に選手にとってはコンテストが終わった時点が一番楽しいときなので、そこから美味しいものを食べたり、コンテスト翌日の朝にはスターフィットネスというアメリカで有名なフィットネスクラブでのトレーニングがついています。とにかく高脂質なものをいっぱい食べるので、僕は胃腸薬を持ってきてくださいと言われています(笑)
NPCJのサポートは選手とみんなで行きますが、最短ルートでもアメリカ・ニューヨークとなれば片道12時間ぐらい、帰りは14時間ぐらいかかります。ニューヨークについた後からホテルまでは1時間ぐらいの車移動もあるのですが、そこまでの手配は全部終わっています。ホテルのチェックインもできるだけ僕らがサポートしします。
今回は24日に着くので、コンテストまで二日あります。コンテストの準備を万端にするための日本食を買えるところはリサーチ済みなので、ホテルに到着したら選手は二日間のうちに浮腫みを取って、最高の環境で臨むことができる。石崎も事務局長でありながらもバックステージのサポートからチェックインも含めて、全面的にサポートします。カラーリングもどうしてもひとりではできないけれども、このみんなでやれればいいのかなと思っています。
私共のアドバイザーである山岸秀匡IFBBプロも普段はラスベガスにいるんですけど、今回はこのためにニューヨークに来ていただいて、前日のひとりひとりのボディチェックからその後コンテストまでの24時間の間もできる限り最高のサポートをして頂くことになっています。僕らだけではなく山岸プロも参加して、全面的にサポートをします。
こういうふうにできるのはNPCJの組織力、山岸プロによるアメリカでのサポート、選手のチャレンジ精神があるということ。これがNPCJツアーのおもしろいところなのかなと思っています。
あと最後に、今回はNPCのビクター・マルティネスとの打ち合わせも予定しています。選手間の交流もできたらいいなと思っているので、今度向こうの選手を日本に招待しようと考えています」
NPCJのサポートは選手とみんなで行きますが、最短ルートでもアメリカ・ニューヨークとなれば片道12時間ぐらい、帰りは14時間ぐらいかかります。ニューヨークについた後からホテルまでは1時間ぐらいの車移動もあるのですが、そこまでの手配は全部終わっています。ホテルのチェックインもできるだけ僕らがサポートしします。
今回は24日に着くので、コンテストまで二日あります。コンテストの準備を万端にするための日本食を買えるところはリサーチ済みなので、ホテルに到着したら選手は二日間のうちに浮腫みを取って、最高の環境で臨むことができる。石崎も事務局長でありながらもバックステージのサポートからチェックインも含めて、全面的にサポートします。カラーリングもどうしてもひとりではできないけれども、このみんなでやれればいいのかなと思っています。
私共のアドバイザーである山岸秀匡IFBBプロも普段はラスベガスにいるんですけど、今回はこのためにニューヨークに来ていただいて、前日のひとりひとりのボディチェックからその後コンテストまでの24時間の間もできる限り最高のサポートをして頂くことになっています。僕らだけではなく山岸プロも参加して、全面的にサポートをします。
こういうふうにできるのはNPCJの組織力、山岸プロによるアメリカでのサポート、選手のチャレンジ精神があるということ。これがNPCJツアーのおもしろいところなのかなと思っています。
あと最後に、今回はNPCのビクター・マルティネスとの打ち合わせも予定しています。選手間の交流もできたらいいなと思っているので、今度向こうの選手を日本に招待しようと考えています」
最後に
NPCのコンテストは、アメリカ国籍を持っていない選手が気軽に出られるものではない。事務局長の石崎氏によれば、ツアーにあたっては事前にしっかりと交渉を行い、日本人選手が出場できる状況を作り上げているという。それはNPCJに「世界に挑戦できる選手を増やすこと」というコンセプトがあればこそだ。
チームNPCJが一丸となり、栄冠を勝ち取ってくることを期待するばかりだ。
チームNPCJが一丸となり、栄冠を勝ち取ってくることを期待するばかりだ。
協力/一般社団法人NPCJ, ミッドブレス初台
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