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2013年 日本・グアム親善大会開催に向けて

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[ 月刊ボディビルディング 2013年10月号 ]
掲載日:2017.08.15
 2013年度第2回日本・グアム親善大会がグアム政府ならびに関係各位のご協力によって盛大に開催される運びになったことを心よりお喜び申し上げます。日本とグアムは一衣帯水の交流の中で相互に文化を高め合って来た歴史があります。特にスポーツに於いては恵まれた四季を問わず温暖な気候を有するグアムの自然環境だけに、多くの日本のトップアスリート達が盛んに利用している実績がそれを証明しております。

 この度の大会で日本の若きさむらいビルダー達と大和なでしこ女子ビルダー達がフェアーでマナーの良いボディビル競技を示してくれて、両国の友好が一段と深まることを願う次第です。

公益社団法人 日本ボディビル・フィットネス連盟
会長  玉利 斎
左よりGNPC日本事務局長・笠松氏、J BBF玉利会長、BELLZ 代表・吉田氏

左よりGNPC日本事務局長・笠松氏、J BBF玉利会長、BELLZ 代表・吉田氏

 海外大会への挑戦。それは、競技を始めた選手の誰もが憧れる目標の一つではないでしょうか。そうした選手たちの夢を実現する舞台が南国の楽園グアムにあります。それが、日本・グアム親善大会です。

 昨年から始まった日本・グアム親善大会は、グアム政府観光局が後援する国際親善交流イベントとして注目を集め、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、ウェブなど、国内外の多くのメディアが取り上げ話題となりました。昨年は男子ボディビルのみの競技交流でしたが、女子カテゴリーの開催を望む声が多く寄せられた事から、今年の日本・グアム親善大会では、女子ボディビルと女子ボディフィットネスを追加して開催する事となりました。

 GNPC(グアムボディビル協会)が主催する日本・グアム親善大会へは、協賛するJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)がJBBF選手団として、ナショナルチームを派遣する形で競技が行われます。通常の海外大会では、JBBFが派遣選手の選考を行い、選考された選手のみが出場する事になりますが、この日本・グアム親善大会では、自費出場選手という枠が設けられており、JBBF登録選手であれば、レベル、年齢を問わず、誰でも出場する事ができるのです。この自費出場選手枠は、多くの選手に国際親善交流の担い手になってもらうとともに、海外大会を経験する事で様々なものを感じとり、レベル向上につなげてもらうという一つの取り組みでもあります。是非とも多くの選手のみなさんにこの機会を利用して活躍の幅を広げていってもらいたいと思います。

 10月26日に開催される日本・グアム親善大会への自費出場選手の申し込み状況ですが、7月末現在で既に数名の選手から申し込みがあります。ボディフィットネスへは、野田真奈選手(13年ジャパンオープンフィットネス優勝)、山本加容子選手(12年東京ボディフィットネス優勝)、の2選手が出場を表明しています。今年が初開催となるボディフィットネスに新たな歴史の一歩を踏み出す選手たちです。そして男子ボディビルへは、昨年の第1回大会に出場し、素晴らしいステージパフォーマンスでグアムの観客を魅了し、大会関係者からも賞賛された太田祐宇樹選手と、まだ大きな大会実績はないものの、海外大会への挑戦を飛躍のきっかけへしようと勇気ある決断をした宮田智矢選手の2人の選手です。

 出場を表明した4人の選手たちにエールを贈るとともに、日本・グアム親善大会での活躍に期待したいと思います。

 尚、日本グアム親善大会の自費参加選手の募集は9月20日までの締切りになります。是非、JBBF日本選手団の一員として国際大会の舞台に立ちグアムとの友好の輪を大いに盛り上げて頂きたいと思います。
マスターズに出場した廣田選手(右)

マスターズに出場した廣田選手(右)

バンタム級 に出場した太田選手(中央)と田代選手(右)

バンタム級 に出場した太田選手(中央)と田代選手(右)

ボディビル・フィットネス界の発展の願い

 競技の未来は、選手の抱く夢の大きさで量る事ができると思います。そして、夢への道筋を示す組織の在り方が、その先の業界全体の発展を決める事になるのではないでしょうか。競技を目指す選手たちは、向上を求めて日々努力しています。地方大会、ブロック大会、全国大会へと活躍するステージを上げて行き、さらにその先には、海外大会への挑戦があります。しかし、海外大会への出場権を得るためのハードルは高く、実際に海外大会を経験する事ができる選手はほんの僅かというのが実情です。そうした中、少しでも多くの選手が海外大会を経験する事ができるようにと企画させて頂いたのが、日本・グアム親善大会であり、自費出場選手枠の提案でした。

 第2回大会となる今年の日本・グアム親善大会は、女子選手の競技カテゴリーを追加し、昨年以上に大きな大会となっています。少しでも多くの選手のみなさんに海外大会を体験して頂き、その経験を糧として自身の成長、そしてボディビル・フィットネス界全体のレベル向上と発展に繋げていってもらいたいと思います。日本・グアム親善大会開催にあたり、主催されるGNPC(グアムボディビル協会)のマリアン・パンゲリーナン会長始め協会関係者の皆様、GNPC日本事務局長としてグアムと日本の橋渡しをしてくださったレオパレス21の笠松博次氏、後援を頂いたグアム政府観光局、そして、競技への協賛により国際親善交流イベントを実現へと導いてくださったJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)の玉利会長を始めとする連盟関係者の皆様に、この場をお借りしてあらためて御礼申し上げます。

株式会社BELLZ
代表取締役 吉 田 真 人
2012 年大会で総合優勝した相川選手(左より2人目)

2012 年大会で総合優勝した相川選手(左より2人目)

[ 月刊ボディビルディング 2013年10月号 ]

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