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第3回日本グアム親善大会開催に向けて

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[ 月刊ボディビルディング 2014年10月号 ]
掲載日:2017.09.17
今年の日本クラス別選手権で挨拶をするマリアン会長

今年の日本クラス別選手権で挨拶をするマリアン会長

 2012年に日本とグアムとを結ぶ親善交流の懸け橋として始まった日本グアム親善大会も、今年で第3回大会を迎える事となりました。第1回大会では男子ボディビルを通じての競技交流でしたが、翌年には女子ボディビルとボディフィットネスが、そして第3回大会となる今年はIFBB(世界ボディビル・フィットネス連盟)の競技規定に則り、男子ボディビル、男子フィジーク、女子フィジーク、ボディフィットネス、そしてフィットネスビキニの5競技となって開催する事となりました。

 毎年大きく成長する日本グアム親善大会ですが、注目度もそれに比例して高まり、国内外のテレビ、ラジオ、新聞、そして雑誌等のメディアで大きく取り上げられています。また、グアム政府も大きな関心を寄せ、レイ・テノリオ副知事やトミー・モリソン議員などの関係者も大会会場に足を運んでくださっています。

 日本グアム親善大会の出場の為にグアムに来島するJBBF日本選手団と観戦ツアーの一行は、グアム政府観光局のスタッフがミス・グアムを伴って出迎え歓待してくれますので、グアムの地へ足を踏み入れた瞬間から親善大会の雰囲気を感じる事が出来ると思います。 日本グアム親善大会は、GNPF(グアムナショナルフィジーク連盟)のマリアン・モリソン会長の呼び掛けにJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)の玉利斎会長が応える事によって実現した親善交流の競技イベントです。両会長の直接の顔合わせは、昨年モロッコのマラケシュで行われた男子世界ボディビル連主権の会場でしたが、今年再び顔を合わせる機会が訪れました。それは、7月6日に岡山県で開催された日本クラス別ボディビル選手権の会場でした。

 GNPFの会長として組織のとりまとめをしているマリアン会長ですが、以前はボディフィットネス/フィギュアの選手としてグアムチャンピオンにもなった競技選手でした。現役引退からしばらく経っていましたが、日本グアム親善大会での両国の選手たちの活躍に触発されたのでしょうか、今年突然現役復帰を果たし、日本クラス別ボディビル選手権の前週に行われたハワイの大会へ出場した後に来日し、玉利会長と再会を果たしました。再会の場となった日本クラス別ボディビル選手権の開会式ではステージ上から挨拶を行い、日本へ友好のメッセージを伝え、日本グアム親善大会への出場を呼びかけました。そして、表彰式前には現役のボディフィットネス/フィギュア選手であるマリアン会長自らがゲストステージングまで披露し、均整のとれた美しいプロポーションとメリハリのあるしなやかな筋肉のフォルムを披露し、会場を魅了しました。

 JBBFとグアムとの交流はGNPFとの間だけではなく、グアム政府観光局も日本グアム親善大会の後援となって支えてくれています。7月27日に埼玉県で開催されたジャパンオープン選手権ではグアム政府観光局の光森裕二日本代表が大会会場を訪れ、開会式のステージで挨拶をするとともに、大会協賛として各カテゴリーの優勝選手と入賞選手たちへ賞品の用意までしてくださいました。

 このように、日本グアム親善大会を通じて日本とグアム両国間で親善交流が盛んに行われるようになりました。

 日本グアム親善大会へは、エイチ・アイ・エス旅行社から観戦ツアーの用意があります。選手たちの激しい戦い模様を直に観戦し、熱い声援を送りたいファンの皆さんは是非とも参加して頂きたいと思います。

 なお、今年の観戦ツアーには元K1統括プロデューサーとして格闘技ブームを巻き起こした正道会館の角田信朗最高師範も同行されます。角田信朗氏と直接交流するウェルカムパーティーその他のオプションも用意されていますので、このチャンスを逃さず観戦ツアーにご参加頂きたいと思います。


文/吉田真人
日本クラス別大会でのゲストポーズ。 写真/吉田浩貴

日本クラス別大会でのゲストポーズ。 写真/吉田浩貴

Hafa Adai(こんにちは)!

 私たちグアム・ナショナル・フィジーク連盟は、JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)に対してとても感謝をしております。特に、岡山県で行われた日本クラス別ボディビル選手権大会では、JBBFの玉利斎会長にゲスト出演を行う機会を頂き、また、グアムでのフィットネスイベントの宣伝をして頂きました事に感謝しております。

 それは素晴らしい経験でした。また、第1回と第2回の日本グアム親善大会へ出場してくれた選手たちにも会えて大変嬉しく思いました。

 今年の10月25日には、恒例となりました日本グアム親善大会の第3回大会が開催されますが、今年は今までで最も素晴らしい大会となる事でしょう。私は、日本から更に多くのフィットネス愛好家やボディビル選手が出場もしくは観戦へ訪れてくれる事を期待しています。

 競技カテゴリーは、男子ボディビル、男子フィジーク、女子フィジーク、ボディフィットネス、そしてフィットネスビキニとなります。

 ボディビルとフィットネス競技は素晴らしいスポーツです。それらに関連したトレーニングは、教育やスポーツ競技向上、そして傾向なライフスタイルに効果があります。

 私は、ボディビルおよびフィットネスに関わるIFBB(世界ボディビル・フィットネス・連盟)加盟のメンバーであることを誇りに思います。また私達グアムはJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)とのパートナーシップを年々積み重ねて進歩と成長ができるようにスポーツを通して交流と協力関係を継続したいと考えています。

 JBBFとの関係を得るために活動してくれた株式会社BELLz代表取締役の吉田真人氏およびGNPC日本事務局長の笠松博次氏の協力に感謝いたします。

 JBBFから温かいおもてなしを受けて嬉しく思いました。日本のフィットネスコミュニティからいろいろと学ぶ事ができました。再び皆様と活動することを楽しみにしています。

 SiYu'usMa'ase.(大変ありがとうございます)

マリアン・モリソン
グアム・ボディビル・フィットネス協会/IFBB国際審査員
NPCナショナルフィギュアおよびIFBBボディフィットネス選手
記事画像3
[ 月刊ボディビルディング 2014年10月号 ]

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