やってみようログリフト【ログ講習会参加レポート】
ログ前のアップ&ストレッチ
レスラープッシュアップのような体勢になり、肩回りや体幹部のアップを目的として床に向かってオーバーヘッドプレスを行う。
胸椎のストレッチ。四つ足になりできるだけ肘を天井に向ける。ログは胸椎の伸展や可動性が重要な要因になる。
いざ実践 ~リフトまで~
今回使用する二種類のログ。バーベルの58㎏とは全く違う重さに感じる
33㎏。フォームを練習するのに重宝する。
まずはデッドリフト。
次にログを大腿部に乗せてしゃがむ。このとき脇を開くようにして腹部や胸部にしっかりと引きつけて安定させる。後に続くリフトに備えてグリップは自分に向けず斜め前に傾けておく。バーベルにはない動作で不思議な感覚だがここまでは難しくない。
ログを体に引きつけたまま立ち上がる。まずはログの扱いに慣れるためここだけを繰り返し練習する。
デッドから大腿に抱えて、
引きつけたまま立つ。
競技的にはベルトや腹部に乗せる技術もあるそうだが、まずは基本から。
リフト~キャッチまで
この状態から、
立ち上がった勢いを使ってログを胸を転がして肩回りで保持する。ここがかなり難しい。
キャッチポジション。
プレス
腰はまっすぐに保ち、胸部を反らせて保持する。腰椎ではなく胸椎の伸展が重要。
そこから脚の力を使って垂直にプレス。重くてデカいためバーべルよりも重心の保持が格段に難しい。
腕はあくまで補助的に支えるだけで、重さの大部分は肩や胸に乗せるのが望ましい。
ログが重心よりも前に来てしまっている状態。ログは垂直に上げねばならない。胸椎に加えて肩甲骨周りの可動性も必要になる。
重心に一本線が通り垂直に挙上できている良い例。
競技的な技術としてログを上げるだけではなくウェイトリフティングのように跳ね上げると同時に自身が潜り込んでキャッチするやり方もあるが、まずは基本的なリフト+プレス技術の習得をすることが重要。
取材・文 せきぐち
【SBD APPAREL JAPAN Presents ジャパンストロンゲストマン2023】
・主催 Japan Strongest Unity
・日時 12/3(日) 10:30〜16:00
・会場 男衾ボディビルジム
〒369-1216 埼玉県大里郡寄居町富田1453-1
・実施種目
①アクセル/ログ プレスラダー time/60sec
②バッグスロー time/45sec/4m
③スクワット reps/60sec
④ファーマーズ/タイヤフリップ メドレー time/75sec/30m + 5rep
⑤アトラスストーン ラダー time /60sec/1.3m
・当日タイムスケジュール ※目安です
8:30~9:30 選手受付 検量/event1順番 (9:20〜9:30ルールミーティング)
9:30~10:30 選手ウォームアップ/観客入場
10:30~ 開会式/配信スタート
10:40~11:10 Event1
11:40~12:00 Event2
12:30~13:00 Event3
13:30~14:15 Event4
14:45~15:00 Event5
15:00〜15:15 集計
15:30~15:45 閉会式/結果発表/写真撮影