「正しいスクワット」って何?
掲載日:2018.09.26
皆様、初めまして。
この度、PHYSIQUE ONLINEにてコラムを執筆させて頂くことになりました、西岡卓哉(にしおかたくや)と申します。
私は現在、早稲田大学スポーツ科学研究科の修士課程で、トレーニング科学の研究を行っています。また、同大学の女子サッカーチームでフィジカルコーチとしても活動しております。過去には同大学の男子ソフトボールチームで4年間学生トレーナーを務めていました。
トレーナーとしての経験はまだ浅く、未熟な面も多々ありますが、研究に携わる身として、スポーツ現場に関わる指導者として、私が普段の活動のなかで感じたことなどを皆様に発信していければと思います。今後とも宜しくお願い致します。
初めてのコラム執筆ということでかなり緊張しますが、どうかお付き合いください(笑
この度、PHYSIQUE ONLINEにてコラムを執筆させて頂くことになりました、西岡卓哉(にしおかたくや)と申します。
私は現在、早稲田大学スポーツ科学研究科の修士課程で、トレーニング科学の研究を行っています。また、同大学の女子サッカーチームでフィジカルコーチとしても活動しております。過去には同大学の男子ソフトボールチームで4年間学生トレーナーを務めていました。
トレーナーとしての経験はまだ浅く、未熟な面も多々ありますが、研究に携わる身として、スポーツ現場に関わる指導者として、私が普段の活動のなかで感じたことなどを皆様に発信していければと思います。今後とも宜しくお願い致します。
初めてのコラム執筆ということでかなり緊張しますが、どうかお付き合いください(笑
「正しいスクワット」とは
さて、今回は代表的なトレーニング種目の一つである「スクワット」を題材にしてお話をさせて頂きたいと思います。
皆さんは「正しいスクワットってどんなスクワット?」という質問に対して、どのような考えをお持ちでしょうか?
膝がつま先より前に出ていない、膝がつま先と同じ方向に曲がっている、背中と下腿が平行、などなど。
様々な意見があるかと思います。
では、この質問に対する正しい答えは何でしょうか?
正直、私もよくわかりません。(笑
自分で質問しておいてこう言うのも変な話ですが、そもそも万人に通ずる「正しいスクワット」なんてあるのでしょうか?
皆さんは「正しいスクワットってどんなスクワット?」という質問に対して、どのような考えをお持ちでしょうか?
膝がつま先より前に出ていない、膝がつま先と同じ方向に曲がっている、背中と下腿が平行、などなど。
様々な意見があるかと思います。
では、この質問に対する正しい答えは何でしょうか?
正直、私もよくわかりません。(笑
自分で質問しておいてこう言うのも変な話ですが、そもそも万人に通ずる「正しいスクワット」なんてあるのでしょうか?
「正しいスクワット」なんて無い?!
まず「スクワット」と一言に言っても、色々なスクワットがありますよね?
しゃがむ深さだけでも、クォーター、ハーフ、パラレル、フルの4種類あり、スタンスの広さ、バーの担ぐ位置なども考えると、そのバリエーションは多岐にわたります。
また、それぞれのスクワットに違ったメリット・デメリットがあり、一概に「これが正しい」と言い切ることはできないと思います。(各スクワットの特徴についてのお話は後々していければと思っていますので、今回は割愛させて頂きます。)
さらに、スクワットを行う人がどんな人かによっても「正しいスクワット」は大きく変わってきます。パワーリフターとボディービルダーが全く同じスクワットを行って、どちらもベストな結果を残せるでしょうか。
それぞれに「正しい」やり方があるはずですよね?
しゃがむ深さだけでも、クォーター、ハーフ、パラレル、フルの4種類あり、スタンスの広さ、バーの担ぐ位置なども考えると、そのバリエーションは多岐にわたります。
また、それぞれのスクワットに違ったメリット・デメリットがあり、一概に「これが正しい」と言い切ることはできないと思います。(各スクワットの特徴についてのお話は後々していければと思っていますので、今回は割愛させて頂きます。)
さらに、スクワットを行う人がどんな人かによっても「正しいスクワット」は大きく変わってきます。パワーリフターとボディービルダーが全く同じスクワットを行って、どちらもベストな結果を残せるでしょうか。
それぞれに「正しい」やり方があるはずですよね?
じゃあ何が「正しい」?
では、何をもって「正しい」とするべきでしょうか?
それは「目的に適したやり方かどうか」ということだと思います。
スクワットに限らず、そのトレーニングには少なくとも何かの「目的」があるはずです。
・健康のため
・筋肉を肥大させるため
・筋力を高めるため
・試合で勝つため など
何を「目的」にするかは人それぞれだと思いますが、その「目的」に合っていなかったら、どんなに素晴らしいやり方だったとしても「正しい」やり方とは言えないのではないでしょうか。
それは「目的に適したやり方かどうか」ということだと思います。
スクワットに限らず、そのトレーニングには少なくとも何かの「目的」があるはずです。
・健康のため
・筋肉を肥大させるため
・筋力を高めるため
・試合で勝つため など
何を「目的」にするかは人それぞれだと思いますが、その「目的」に合っていなかったら、どんなに素晴らしいやり方だったとしても「正しい」やり方とは言えないのではないでしょうか。
まとめ
どんなトレーニングも「目的」に対する「手段」だということを意識すると、どういうやり方を選べば良いか、考えやすくなるのではないかと思います。
「そんなの当たり前だろ」と言われてしまいそうなことを偉そうにつらつらとお話してしまいましたが、こういう当たり前のことを意識するのは本当に難しいですね(^^;
次回もよろしくお願いします!
「そんなの当たり前だろ」と言われてしまいそうなことを偉そうにつらつらとお話してしまいましたが、こういう当たり前のことを意識するのは本当に難しいですね(^^;
次回もよろしくお願いします!
【経歴】
・早稲田大学スポーツ科学研究科 修士課程在籍
・早稲田大学ア式蹴球部女子部 フィジカルコーチ
・元早稲田大学男子ソフトボール部 学生トレーナー
【資格】
NSCA-CPT、CSCS、JSPO-AT