トップ・ビルダーのポージングルーティーン《2》
[ 月刊ボディビルディング 1973年3月号 ]
掲載日:2017.10.05
前月号で杉田、石神、金沢、須藤の’72ミスター日本上位4選手のポージングを紹介したが、今回もミスター日本入賞者5名のポージングを紹介しよう。
◎ 宇戸信—
自分のもっとも得意とするモスト・マスキュラー・ポーズから始まり、最後もマスキュラー・ポーズで締めくくっている。前半のサイド・ポーズと後半のサイド・ポーズのちがいに注意。
◎ 水上 彪
学生時代からポージングには定評があったが、現在関東のビルダーの中では抜群にうまい。指先の微妙な変化により、力強さ、優美さなどを巧みに表現している。
◎ 糸崎大三
体はそれほど大きい方ではないが、雄大なポーズが彼の特色だ。一つ一つのポーズよりも、ポージングの流れを重視しているビルダーである。
◎ 小沢幸夫
美しさよりも迫力で勝負するポージングである。’69ミスター・アジア・ミーディアム優勝だけあって、得意ポーズがきまったときの迫力はものすごい。
◎ 坪井善司
努力と”運”でまたたく間にミスター東京のタイトルを獲得、ミスター日本でも入賞を果たしたが、まだ自分の体を十分生かしきったポージングとはいえない。不得意ポーズの克服が課題だ。
[ 月刊ボディビルディング 1973年3月号 ]
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