フィジーク・オンライン

海外と日本製のサプリの違い

この記事をシェアする

0
掲載日:2021.01.24

海外と日本のサプリメントはどっちが良いの?

なんだこりゃあーーって思うほど大きなカプセルが海外商品。

そして、なにーーーーって思うほどの種類のサプリメント。


それに比べて飲みやすく繊細に考えられているのが日本製。

何でも日本の物の方が繊細で体に良いに決まってる。

というジャパニーズな先入観。

でも本当はせっかく飲むサプリメントの内容はどうなんだろうか?


ネット販売の99パーセントは良くないとも聞くしなあーー

でも、この前ネット検索してたら、海外の方が体に関する予防ははるかに進んでいるらしい。などなど

いろんな情報が氾濫しています。

そもそも日本の保険医療制度は、大変良い保険なのでみんなが入って利用しています。(なので破綻しています)

一方でなんでも悪くなったら保険で治したらいい。という体に対する安直な気持ちがあるのも否めません。

海外の方達は、自分も体は自分で守る、予防する、をしっかりしてゆかねばなりません。ですから、こんな風に言われたりします。日本人は病気を発見する健診にお金をかける。

しかし海外の方達は、病気にならないように予防にお金をかけます。

そして、サプリメントのカテゴリーの違いもあります。

日本では「食品のカテゴリー」、アメリカでは「医薬品」と食品の間です。

そのため、アメリカでは「適正製造規範」という原料、製造 出荷に至るまでの厳しい規制をクリアしたものがお店に並んでいます。

しかし日本ではこの規制が義務化されていない事、そしてサプリメントというものはどんなものなのかということが、ほとんど明確に定義がないに等しいのです。

ですので、悪なイメージのあるアメリカのものの方が実際のところ、「高品質」の評価が高いのです。

ただ高品質でも含有量の多いことや種類の多いことなどから
飲み合わせに注意が必要と思われます。

日本では食事からの不足分を補う食品のイメージのサプリですが、健康的で元気な生活が送れる量を摂取量とするアメリカの差があるので主治医とよく相談するのが良いと思います。

どんなサプリメントがお勧めなのか?

おすすめは「ドクターズサプリ」と言われるドクターのところで売られているものです。

大抵はそこのドクターが愛用しているものが多いです。
日本のメーカーですと、ヘルシーパスなどがそうです。そのほか自然なものに注意しているメーカーは、ニューサイエンスなどと思います。

しかし今の海外、特にアメリカのサプリは大きなカプセルでなく、液体になって来ています。

人の細胞には細胞膜と呼ばれる膜がありそれを構成しているのが「リポゾーム」と言われる組織です。

アメリカの最新サプリは、このリポゾームのサイズまでにしたものを、舌下に入れて粘膜吸収させます。そして「リポゾーム化した」もののサイズが小さく揃っているほど透明の液体です。


最強の抗酸化物質と呼ばれているグルタチオンなどは、点滴するより舌下からの方が良いとの報告もあるそうです。

どちらにしてもサプリメントを買う際には、必ず成分組成をしっかり見て買うことが大切です。決して名前の売れている会社のものが良品と決まっているわけではありません。

なぜなら、アメリカでは全成分表示が基本で入っているもの成分数も全て記載せねばいけませんが、日本では全成分表記の義務はありません。

私の私見としては食べ物を認知・咀嚼・嚥下する過程を考えてもエンプティーカロリーと言われる食べ物を避けミネラルの豊富な食生活の上で高品質なサプリメントを摂取することをお勧めいたします。
  • 磯村 礼子(いそむら あやこ)
    略歴
    1986年 東北歯科大学卒業
    1986年 滋賀医科大学 口腔外科 勤務
    1987年 磯村歯科医院 勤務
    1992年 先代より院長職を引き継ぐ

    来院してくださった皆様とそのご家族に信頼される歯科医療を提供し続ける事に日々決意を新たに行動を起こしています。