Peaプロテインのメリット・デメリット
掲載日:2018.12.13
Peaプロテイン
最近になってsoyではなく、pea(エンドウマメ)のプロテインが市場に出てくるようになりました。
では、peaプロテインのアミノ酸組成はどんな感じでしょうか。ホエイと比べると、このようになっています。
では、peaプロテインのアミノ酸組成はどんな感じでしょうか。ホエイと比べると、このようになっています。
大豆に比べてエンドウマメはアレルゲンとなることも少なく、またイソフラボンが大量に含まれるということもありません。フィチン酸も少ないようです。
またpeaプロテインを製造しているメーカーの出資した研究のため、100%信頼できるというわけでもないのですが、peaプロテインとホエイを比べたところ、効果に差はなかったという報告もあります。
12週間に渡ってpeaあるいはホエイ、プラセボ群に分けて上腕のトレーニングを行ったところ、筋肉量はホエイ群に比べて少しだけpeaprotein群のほうが増えており、筋力の増加は同等だったとのことです。(※46)
またpeaプロテインを製造しているメーカーの出資した研究のため、100%信頼できるというわけでもないのですが、peaプロテインとホエイを比べたところ、効果に差はなかったという報告もあります。
12週間に渡ってpeaあるいはホエイ、プラセボ群に分けて上腕のトレーニングを行ったところ、筋肉量はホエイ群に比べて少しだけpeaprotein群のほうが増えており、筋力の増加は同等だったとのことです。(※46)
なぜこのような結果になったのか
BCAAやシステインなど、筋肉量に影響を与えそうなアミノ酸はホエイのほうが多いのに、なぜこういう結果が出たのでしょうか。
一つの回答として、「アルギニンの多さ」が考えられそうです。
ホエイに含まれるアルギニン自体がもともと少ないのですが、peaproteinに含まれるアルギニンの量は刮目すべきもので、ホエイと比べ100gあたり4.5gも多く入っています。
大豆プロテインもアルギニンが多いのですが、Peaプロテインには大豆の持つ様々な問題点が少なく、タンパク源として優秀だと言えそうです。
ただし問題があります。エンドウマメはホエイ(牛乳)や大豆のように大量に収穫できません。
また現時点におけるPeaプロテインは、非常に味がマズいのです。
筆者も幾つかのメーカーのものを試しましたが、昔ながらのマズいプロテインに慣れている筆者でさえ、これはキツイよなーと感じる味でした。
今後の企業努力に期待しましょう。
※46:Pea proteins oral supplementation promotes muscle thickness gains during resistance training: a double-blind, randomized, Placebo-controlled clinical trial vs. Whey protein Journal of the International Society of Sports Nutrition 2015, 12:3 doi:10.1186/s12970-014-0064-5
一つの回答として、「アルギニンの多さ」が考えられそうです。
ホエイに含まれるアルギニン自体がもともと少ないのですが、peaproteinに含まれるアルギニンの量は刮目すべきもので、ホエイと比べ100gあたり4.5gも多く入っています。
大豆プロテインもアルギニンが多いのですが、Peaプロテインには大豆の持つ様々な問題点が少なく、タンパク源として優秀だと言えそうです。
ただし問題があります。エンドウマメはホエイ(牛乳)や大豆のように大量に収穫できません。
また現時点におけるPeaプロテインは、非常に味がマズいのです。
筆者も幾つかのメーカーのものを試しましたが、昔ながらのマズいプロテインに慣れている筆者でさえ、これはキツイよなーと感じる味でした。
今後の企業努力に期待しましょう。
※46:Pea proteins oral supplementation promotes muscle thickness gains during resistance training: a double-blind, randomized, Placebo-controlled clinical trial vs. Whey protein Journal of the International Society of Sports Nutrition 2015, 12:3 doi:10.1186/s12970-014-0064-5
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