ビタミンB2(リボフラビン)の効果
掲載日:2019.10.03
B2は体内ではフラビンモノヌクレオチド(FMN)あるいはフラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)に変換されます。
脂肪がエネルギーになるときは、β酸化という経路を使います。これは脂肪酸から炭素が2つずつ外れていき、それぞれがアセチルCoAになるという反応です。
例えばステアリン酸の場合、炭素が18個ありますので、9個のアセチルCoAができるわけです。
そしてβ酸化の最初の段階において、FADによる「脱水素反応」が起こります。そのため、ビタミンB2は脂肪のエネルギー化において必要だと言われるのです。
また電子伝達系において電子を受け渡すときに、CoQ10と並んで活躍するのがFADです。
高脂血症の患者290名を対象にB2を一日120mg投与したところ、総コレステロールとLDL、中性脂肪が低下しています。(※12)
なおFADはグルタチオンリダクターゼのリサイクルに関わるため、B2は抗酸化能力を高めるためにも欠かせません。
また脂肪の代謝ということで、脂性によるニキビにも良いと言われています。
※12: 診療 と 新薬。 1994, 31( 10): 1662-90
脂肪がエネルギーになるときは、β酸化という経路を使います。これは脂肪酸から炭素が2つずつ外れていき、それぞれがアセチルCoAになるという反応です。
例えばステアリン酸の場合、炭素が18個ありますので、9個のアセチルCoAができるわけです。
そしてβ酸化の最初の段階において、FADによる「脱水素反応」が起こります。そのため、ビタミンB2は脂肪のエネルギー化において必要だと言われるのです。
また電子伝達系において電子を受け渡すときに、CoQ10と並んで活躍するのがFADです。
高脂血症の患者290名を対象にB2を一日120mg投与したところ、総コレステロールとLDL、中性脂肪が低下しています。(※12)
なおFADはグルタチオンリダクターゼのリサイクルに関わるため、B2は抗酸化能力を高めるためにも欠かせません。
また脂肪の代謝ということで、脂性によるニキビにも良いと言われています。
※12: 診療 と 新薬。 1994, 31( 10): 1662-90
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